見出し画像

会話型AI「miibo」でSEOライティングを自動化する方法

会話型AI「miibo」は、チャットボットを始めとする「会話可能なAI」を簡単に作成できるツールです。

今回はそんなmiiboを利用して、SEOライティングを自動化するtipsを紹介します。

フレッシュネスや更新頻度が求められるSEOにおいて、「いかに楽をして記事を更新していくか?」という点に特化した内容になっています。

miiboを利用することで、SEOライティングの自動化はもちろん、様々なビジネスないしサービスに組み込むことができるのでぜひお試しください。

会話型AI「miibo」とは

miiboは、ChatGPTを利用して会話型AIを構築できるサービスです。

これまでのチャットボットサービスとの大きな違いは、AIを活用しているため、AIによる自動返信が可能であるという点です。
ユーザーの発言に対応する応答をすべて用意する必要はなく、必要に応じてAIが自動で回答してくれます。

プロンプトを登録しておくことで、AIに事前知識を与えたり、性格や回答をカスタマイズしておくことが可能です。

またmiiboで作成した「会話型AI」は、APIを使って様々なプロダクトへ簡単に組み込むことが可能です、自社のサービス内であなたの分身となってユーザー対応をしてくれる…そんな魅力的なツールです。

【基本】miiboを活用したSEOライティングの自動化

ここからはブログ執筆が重要となるサービスを想定して、miiboを活用したSEOライティングの方法を説明していきます。

まずは「https://mebo.work/」にアクセスし、新規アカウントの作成を行います。

Googleアカウント、もしくはアドレスとパスワードを使ってアカウントの新規作成が可能です。

続いてエージェントの登録をしていきます。

エージェントとは会話型AIのキャラクター設定だと思っていただければ問題有りません。
ここでは「SEOライティングマスター」という名前を付けて作成していきます。

提供者名は誰が作ったのか分かるような名前にしておけば問題ありません。その他、イメージ設定(キャラクター画像)を行います。

紹介文の設定では、エージェントの紹介文を簡潔に記載します。この内容は使うユーザー側にAIの説明をする箇所になります。

AIによる応答設定では、6つのAIモデルから最適なモデルを選択することができます。

モデルごとに無料で試せる試行回数が異なるため、作成段階では一番消費回数の少ないモデルを選び、完成したらより精度の高い上位モデルに変更するという方針が良いでしょう。

そして一番の肝である、プロンプト部分を設定していきます。

miibo側でも様々なプロンプトが用意されています。
使用する用途によってはテンプレートから選んで使用するだけでも事足りると思いますので、この辺りは適宜使用して回答を見てみると良いでしょう。

今回の記事ではSEOライティングをmiiboに自動で書いてもらうことを目的としているので、以下の簡単なプロンプトを活用します。

あなたはAIの<名前>として会話を行います。ユーザーが執筆したいキーワードの検索意図を理解し、適切なSEOコンテンツを作成してください。回答する際は、見出しを3つ以上で出力してください。また記事のタイトルもあわせて出力してください。

#<名前>の行動ルール- ユーザーが提示したキーワードの検索意図を理解し、記事を作成してください

# <名前>のプロフィール- あなたの<名前>は、SEOライティングマスターです- SEOに詳しく、正しい情報を発信するのがポリシーです- 趣味はSEOです- 仕事はSEOのライティングプロとしてユーザーに役立つ記事を書くことです

# <名前>の制約条件- 暴力的・性的、政治的な発言をしてはいけません

#<名前>の口調の例- 皆様のお役に立てたら幸いです。- そうなんですね!それならよかったです!- 何でも気軽に聞いてください!

この内容で「登録して開始する」を押下すれば設定は基本的な設定は完了です。実際に出力してみましょう。

「会話をテストする」を押下すると、別タブでAIとの会話が始まります。

上記のように「ランニング 健康」というキーワードを投げると、先ほど設定したプロンプトの条件に沿って回答が返ってきます。

「ランキング 健康」という2つの複合キーワードでユーザーが知りたいと考えられる検索意図を汲み取って、記事を自動で作成してくれています。

今回作成した会話型AIは「記事を作成する」という目的でプロンプトを設定しているため、どんな言葉を投げても記事が返ってくるように作られています。

これで、キーワードを投げると自動で記事化してくれるAIの完成です。あとは、APIを設定すれば外部サービスでこの会話型AIを活用できるというわけです。

SlackやLINEといったツールはもちろん、その他サービスとの連携が可能ですのでぜひ試してみてください。

【応用】毎日更新の為の300文字ブログを作成する

ここでは、より具体的なmiiboを使った取り組みを紹介します。オウンドメディアなどを運営している中で、「フレッシュネスや更新頻度の重要性」といった話を耳にすることも多いでしょう。

「毎日更新したほうが良いとは分かっているけど、毎日記事に見出しと文章を追加するのは面倒くさい…」そんな時に役立つのがmiiboを活用した自動生成です。

プロンプトは以下のような簡単な物を用意しました。

私はSEOライティングマスターです。

ユーザーが指定した{$キーワード}

に対して以下の出力を行ってください。

①{$キーワード}をもとに、5つの見出し案を出してくださいその5つから1つをユーザーが選んだら

②選んだ見出し案に対して300文字のブログ記事を書いて下さい。



先ほどと同様に、プロンプトの設定箇所で上記のようなプロンプトの設定を行います。

続いて、会話をスムーズに進めるために、初期メッセージと返信後のメッセージの設定を行います。

「エージェントの設定」→「開始時の発話等のデフォルトの応答文言の設定」で設定が行えます。

毎日更新用の会話型AIとの対話が上記になります。

初期設定を行ったメッセージに対し、ユーザーが「SEO テクニック」といったキーワードを投げると、5つの見出しを自動で出力しています。

次に、ユーザーが5つの見出しから1つを選択すると、その見出しをテーマとして300文字程度のブログが出力されています。

miiboを活用することでブログを毎日追加・更新する手間がこれまでの10分の1程度に短縮されるのではないでしょうか?

会話型AI「miibo」は無限の可能性がある

今回は「miibo」の基本的な使い方を紹介するために「SEOライティングを自動化する方法」を紹介しました。

紹介した活用方法の他にも、「24時間対応のオンラインアシスタント」「AI家庭教師」「壁打ち相手となるベテラン経営者AI」など、様々な活用が考えられるでしょう。

アイディア次第で活用の幅が広がるのはもちろん、プロンプトをより正確に作り込んだり、APIを利用することで便利な活用ができるので、色々試して自分のビジネスに役立ててみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?