2024.3.17〜4.26 Novel Core HERO TOUR所感「一対一の勝負の中で共に成長する」
※あくまで個人の感想ですので他の人の感じ方を否定するものではありません
※ライブそのものに関係ない内容を多く含みます。レポだけ見たい人は目次から飛んでください
0.全国ツアー発表
タイトすぎやしませんか
武道館公演を直前に控えた2023年の12月24日、クリスマスプレゼントと言わんばかりのタイミングで全国ツアーが発表されました。
いつもイベントの告知がギリギリで、シフトがある人や子供を預けたりする算段をつけないといけない人からは「もっと早く教えて欲しい」という悲鳴が上がっていたこともあり、今回は早めの発表。日程空けておいてね とさらっと告知されましたが、よくよく見ると…
「日程、おかしくね???」
3月の新潟、仙台や、4月5.6日の岡山、広島はまあまだわかります。そのあと大阪の翌日が福岡、その翌週に名古屋、その翌週に羽田とオーラスの北海道 と、タイトな日程の中にバラバラに地域が散りばめられているのは罠にしか見えない。これはチームCoreは大変だろうなぁと、まだこの時は自分ごとではありませんでした。
行けるか行けないかじゃない、行くんだ
広島在住の私は、「物理的に行けそう な場所はどこか」を検討し始めたのですが、行こうと思えば国内なのでもちろんどこでも行けますよね。あとは平日や、日曜であってもその日のうちに帰れない場所にどこまで行こうと決断するのか。同じ月に集中しているので仕事の調整も経費もかなりキツイ。
普通に考えたら岡山、広島と、まあ遠征したとして大阪、福岡くらいかなというプランが常識的かと思います。実際友人からも、「全国ツアーってものは自分の近くに来てくれるから行くのであって、追いかけて参加するものではない」と正論をぶつけていただきました。おっしゃるとおり。
しかし私はAGFツアーで広島落選だったトラウマから、箱の小さい岡山、広島は地元民であっても落選するかもしれないと恐れていました。そう考えるとなるべく多くの会場に応募しておいて、当選した会場に行くことにした方が確実ではないか、とにかく絞って全落ちすることだけは避けたい。そんな一心で、新潟を除く全会場に応募することを決めました。今思えばその時から私のNovel Core HERO TOUR(別名 全国散財ツアー)の序章は始まっていたのです。
立ちはだかるスタンディングの壁
いざCOREHOUSE(Novel Coreのファンクラブ)先行の受付が始まりましたが、Novel Core本人から応募が予想より少ない!という発信が。どうやら座席指定の二階席に応募が集中し、スタンディングがふるわない様子。後に、人気知名度共に文句なしの岡崎体育さんも同様の集客状況に悩まれていましたが、スタンディング未経験や、体力的にキツイという人がそれだけ多いのでしょう。
私はフェスや対バンでスタンディングはそこそこ経験していたので「え?!そうなんだ?!?!めっちゃ楽しいのに!!」という驚きしかなかったのですが、周囲の友人も「なんだか怖い」「会場前に整列するのが面倒」「荷物とかどうすればいいかわからない」など、不安の声を漏らしていました。
事情があってスタンディングが難しい人は仕方ないですが、知らなくて不安な人には心理的ハードルを取り除いてあげたい。そんな思いから下記のnoteを投稿しました。
ライブハウスのスタンディングは、アーティストや会場、参加する人によって考え方が様々ですし、これと言った正解があるわけではないので、正直書くのをためらっていました。しかしCOREHOUSEの抽選申し込み締め切りが迫っている中、つべこべ言ってられません。どれだけ効果があったかわかりませんが、2024年4月末現在で2,700件以上のビューと、100件近くのスキが貰えているので、わずかでも迷っている人の背中を押せたのなら嬉しいなと思います。まああくまで自己満足なんですけどね。
とうとう最後の1ピースに手を出す
そしてもう一つ、気になっているのは唯一応募から外した新潟です。家から会場まで片道7時間、その日のうちにはもちろん帰れないことに加えて
、ライブ翌日の月曜は普通に仕事があります。仙台もほぼ同条件なのですが、空路があるためまだ月曜午前中をつぶせばなんとかなる…しかし新潟は月曜日が丸一日潰れる…でも初日は何がなんでも盛り上げたい…
他の会場も全て当選していましたので、新潟は何度も迷いながらもギリギリ踏みとどまって外していたのですが、年度末に向けた仕事のあれこれで偉い人からの理不尽な指示や他部署からの横槍に完全にプッツンきてしまって、「ここまできたら全部行ってしまおう」と決意し、ちょうど同行者を探していた友人に譲ってもらうことにしました。全部行くと決めてしまった後は心晴れやかです。後で地獄のスケジュールが待っていても関係ありません。後でびっくりするほどの支払いに苦しむ未来が見えていても苦にはなりません。
調子に乗って生ハム構文(古いネタなので知らない人はググってください)までやってみてしまいました。
何言ってるかわからないと思いますが、私もわかりませんwww
そして集客の出足の遅さからコア自身が不安を感じているのではないか、少なくとも広島から全通(全会場通して参加すること)という頭のおかしい奴がいることを知って少しでもツアー前の勇気に繋げてほしい!と思い、コアがパーソナリティをつとめる。ラジオ「独創フライデー」に投稿したところ、「Novel Coreのライブで全通する人がいるなんて…!なんか俺、頑張るわ」とNovel Coreがコメントしていて、少しは勇気づけられたかな?と思っております。
(全通している人は私が知っているだけでも他にも何人かいるので、私だけなんて思ってないです。その人たちの分も含めて、知ってもらえて良かったなと。)
なお、どうでもいい情報ですが、私は圧倒的文字言語の人間で音声から情報を取るのが苦手なため、独フラに限らずラジオはそんなに積極的に活用するメディアではないのですが、この時ばかりは「採用されなくても内容的に本人に共有されたらいいな」の一心で人生二度目のラジオへのメールをしました。(なお一度目は独フラ1stシーズンの初回放送時。ボツ。)
初めての宿題
いつもライブは好きなように楽しんでね!のスタンスのNovel Coreから、今回は課題曲と、チャント見本が発表されました。
No Way Backとカミサマキドリのチャント(スポーツ観戦やライブなどで観客が声を揃えて言う掛け声や歌のこと)が公開され、Novel CoreとTHE WILL RABBITS(DJ、ギター、ドラム、キーボードで構成されるハウスバンド、以下ウィルラビ)のメンバーがノリっノリで後拍(Novel Coreが上記で書いている、2拍4拍にアクセントをつける乗り方)でヴォイ!ヴォイ!!やってる動画を見て、いやでもテンションと期待値が上がります。
特にカミサマキドリの合いの手(あらー可哀想にー みたいなとこ)は4箇所全部歌詞が違うので、通勤時に繰り返し聴いて身体に叩き込みました。
そして、、、課題曲はもう一曲。Hey.Rainyです。
「全部歌っていてほしいくらい」の意味を知るのは初日新潟でした。この時は自由に揺れてほしいと言う言葉だけ信じて、それなら任せろとたかを括っていたのでした。
1.新潟(3.17)
米と水がうまい!
新潟は、日本酒目当てで二度ほど広島から旅行したことがありましたので、初めての土地ではありませんでした。ぽん酒館に寄って日本酒の利き酒をしたり、1合分のお米を握ったばくだんおにぎりを食べたりして早速新潟らしさを堪能します。米と水が最高に美味いですよねぇ新潟は。お魚や調味料も、普段生活している土地とは違う味わいで、直前まで仕事でキリキリしていた気持ちが別世界に来たことで和らぎます。これだけでも来て良かったなぁ。連れてきてくれてありがとうコア。
ライブ後は高速バスで東京まで移動する予定だったので、へぎそばや柿の種、笹餅などのお土産を買い込んで家に送ってしまいました。さあ心置きなくライブです!!
安定の天気大荒れ
雨男、嵐を呼ぶ男との呼び声が高いNovel Coreの初日も安定の荒天でした。雨予報は出ていたのですが降水確率はそこまで高くなかったのに、グッズ購入する午後から強風と大雨。
去年のEXシアター六本木の時の荒天を思い出していたら、本人からこんな投稿が。
草超えて雨。じゃないのよ!www
Hey.Rainyは私の中で完全に雨乞いの歌として位置付けられました。グッズにするならぜひ、風で折れないような丈夫な傘にしてほしいものです。
風のせいで体感温度が低く、グッズの手袋をしてタオルをマフラーがわりに巻いて、みんなで震えながら開場を待ちました。
初日からこんなに?!な盛り上がり
いざ新潟LOTSに入場してみると、後方にはゆとりがあるものの前方から中央にかけてはかなりの人口密度。初日への期待の高さがうかがえます。
もちろん全員HEROツアー初参加、どんなセトリになるかな?距離近くてヤバいね などと喋りながら開演を待ちました。
時間になりウィルラビが登場すると、うぉー!!!ふぅー!!!とちょっとびっくりするような大歓声。さすが新潟まで駆けつけるだけあって、OUTERの熱は十分です。…I AM THEから始まってNo Way Backでは宿題を真面目にやってきたOUTERたちによる大合唱、そのままWAGAMAMA MONDAIJIと、スタートからトップスピードです。
この日、Novel Coreは初めて全国を回ったAGFツアーの札幌初日と全く同じコーデだったそうなのですが、暑すぎて2.3曲終わった段階で「もういいや」と早速ジャケットを脱いでTシャツ一枚になっていました。
会場はもちろん空調がきいていたのですが、熱気がすごすぎて湯気が出そうな暑さ。汗がダラダラと流れて、中盤あたりではすでにウォータープルーフマスカラをのぞいてメイクは全落ち、髪もびしょびしょでお風呂上がりみたいな状態に。コアも相当暑かったみたいです。
カミサマキドリが化けた!
武道館ではいきなりの新曲初披露だったカミサマキドリ。ヤマタクさんの美しいヘドバンが目に焼きついているだけで、正直何が起こっているかわかっていなかっていないまま終わってしまいましたが、今回は事前に聴き込んでチャント動画で予習してきたため、全員イントロからブチ上がりです。
ヴォイ!ヴォイ!と叫びながら後拍で拳を突き上げるその様は、いまだ女性比率が高めのファン層を全く感じさせない迫力。合間のレスポンスも完璧です。
た、た、楽しい〜!!!
コアもウィルラビも「あ、初日からこんなになるの?!」みたいに、驚いているようでした。
音源を聴いているだけではわからない、ライブに「参加」して初めてわかる高揚感。
カミサマキドリはライブで化ける曲だなと、めちゃくちゃどハマりしてしまいました。
まさかの落とし穴、Hey.Rainy
セトリが進んでいき、Hey.Rainyへ。
DJ用のパッドコントローラー(って言っていいのかな。タッチする箇所によってさまざまな効果音がでる機器)でイントロの音をコア自身が新しいおもちゃを触る子どものような顔で演奏します。人差し指でたどたどしく触ってるのがなんとも言えないwwwほんと楽しんでるんだなというのが伝わってきます。
体を揺らしてなんとなくサビを口ずさめばいいかなと思ったら、結構序盤「君が降らす雨の意味が〜」のところからマイクを向けられ、私を含めOUTERが「?!?!?!」となりました。全部歌って欲しいくらい ではなく、全部歌えるくらいになってきてね だったのか!!!
サビの部分も「Rainy days, tears in rain」のところだけかと思いきや全てマイクを向けられ、ほぼ全員があたふた…まるで予習していない日に限って不得意科目の授業(ヤマカンも通じない)で当てられてしまった高校生みたいな気持ちにwwww
次こそは完璧に歌詞を覚えて臨もうと心に誓ったのでした。
なお、この日はシャワーを浴びてから夜行バスで東京まで移動し、翌朝東京から広島に移動するという強行軍。月曜日の仕事は辛かった…
2.仙台(3.24)
奇跡の整番4番!!
Novel CoreのHEROツアーは2日前に整理番号がわかるのですが、なんと仙台は4番!!緊張しすぎてどうしたらいいかわからず、数日前からソワソワして睡眠不足気味に。今すぐ痩せてキレイになりたいとか色々考えましたが後悔先に立たず。ありのままの自分で臨むことになりました。
仙台は広島から飛行機の直行便があるのでお昼前には到着し、牛タンや日本酒を嗜みながら本番に向かいます。
神的な撮れ高
場所が良かったこともあり、宝物になるような神カットをたくさんスマホに収めることができました。
またしてもHey.Rainyの罠にハマる
新潟会場で惨敗したHey.Rainy。噂を聞きつけて参加するOUTERたちはかなり歌詞を覚えこんで来ていたと思います。
私も繰り返し歌いながら歌詞をじっくり染み込ませたことで、この歌の切なさが頭の中で映像として浮かんでくるようになりました。
いざHey.Rainyが始まると、予習の甲斐があって前半はなかなかいい感じでした。(ただ思いの外音程が低めなので1オクターブ上げるかどうか迷う部分はありましたが)
しかし罠はここから。手応えを感じたコアが「俺の真似してみて?」と、「Rainy days, tears in rain」の部分だけコールアンドレスポンスを始めたんです!それだけでなく途中で高めに転調されてしまい、1オクターブ上で歌っていた私は瀕死の雄叫びを発する羽目に。あとから動画を見返しても、動物の鳴き声みたいな音が入っていて絶望しました。
動画をポストするのを躊躇いましたが、俺の屍を越えてゆけ精神でアップしました。いやああれは我ながら酷い…
撮影OKの弊害?少しご不満気味
今回のツアーは全編撮影OKとなっていたため、かなりの人がずっとスマホを掲げている状態でした。かくいう私もずっとではありませんが、かなりの時間スマホを手にしていることが多かっだと思います(なので仙台会場がもっとも素材多めです)。
Novel Coreとウィルラビのパフォーマンス、演奏、熱量は申し分なく最高だったのですが、彼らが私たち観客から受け取れる熱量は、スマホを挟んだことによって少し物足りなかったようです。
アンコールになかなか登場してくれなくて、「アンコールやめて帰ろうかなと思ったよ」とも言ってました。
しかしそのあとでカメラなしでやったカミサマキドリはフルパワー!!やっぱり没入感って大事だなということと、ライブは聴きに行くものではなくするもの、観客もライブの一部なんだと改めて実感しました。
本当はこの一曲で終わる予定だったのに、DJコータくんが間違えてSOBER ROCKのイントロを出してしまって、OUTERがめちゃ喜んでたら「これでやめたら可哀想でしょ」って言ってSOBER ROCKも歌ってくれました。ラッキーアンコールありがとうコータくんwwww
ちなみにこの日は初めて会うOUTERさんお二人と打ち上げでめちゃくちゃ盛り上がり、興奮して夜更かしした挙句、翌日朝7:35の飛行機に乗らないといけないのに寝坊して7:35にホテルで起きるという大失態ww
陸路で帰らないといけなくなったのは今となってはほろ苦くもいい思い出です。何やってんだかwwww
3.岡山(4.5)
乱れる情緒をぶつけた先は
仙台会場の後に、CHAOSのリリース&MV公開、BATTLE SUMMIT IIへの出場発表、高円寺アーケード街での広告掲出など、刺激的でエモいニュースが毎日のように飛び込み、情緒不安定になりました。
情緒不安定のなか、何かしないと正気を保てなくなってしまい、私が手をつけたのはなぜかTシャツリメイクでした。
仙台会場のグッズ販売スペースに、カットしたりバンダナを貼り付けたりしたTシャツアレンジ見本が飾られていて、Novel Coreも配信でTシャツとかグッズはどんどんアレンジして欲しいし嬉しいと言っていたのでいつかはやろうかなと思っていました。
しかし私は手先が器用ではなく、仕事でも製本テープをまともに巻けない(わかる人にはわかるww)ような人間です。しかも裁縫はもともと全然得意ではないのでササっとできてしまうことではありません。
でもこの乱れた情緒をぶつける先は「黙々と作業すること」だ!と思い、震える手でTシャツにハサミを入れることにしました。
布用ボンドやピケ(ほつれどめ)も購入し、手芸用品が家に増えました(笑)。
この後、遅れて届いたスタッズ を取り付けて完成したTシャツで、残り全公演回ったのですが、見知らぬ若いOUTERさんに「アレンジかっこいいっすね」と褒めてもらったり、同じアレンジにチャレンジした人に声かけてもらったりして嬉しかったです。
さらに、この作業写真をXにポストしたことで盛大に身バレしてしまい、お手洗いや入場待機列で「もしかしてウニさんですか?」「あのう…殻付きさんですか?」と声をかけていただくことが増えて、なかなか恥ずかしかったです。(もちろん嬉しくもあるのですがww)
もうその辺でポイ捨てしたり(しないけど)、お酒を残して無駄にしたり(絶対しないけど)できないなぁと苦笑いwww
ツアー中最小の箱での熱気
岡山会場となったCRAZYMAMA KINGDOMは、スタンディングのみでキャパ650のライブハウス。新潟LOTSが700なので、今回のHEROツアーの中で最も小さい箱でした。金曜日かつ翌日の広島と2days遠征の人も多かったのか、箱の埋まり具合は岡山の方が入っていたように感じました(気のせいかもしれないけど)
私もこの会場初めてだったのですが、雑居ビルの2階みたいな場所で、え、ほんとにここでライブするの?という感じのこじんまり感。中に入ると天井がめちゃくちゃ低くて、演奏中Novel Coreがお立ち台の上でジャンプするたびに、頭を打たないかヒヤヒヤしました。
いざ始まってみると、2023年のVIVALA ROCKに Novel Coreが出演したCAVEステージを彷彿とさせるような前方の密集具合!
Tシャツ一枚でも一曲目から周囲の人と密着した体温と圧力で暑いの何の…私はまだ身長があるので息苦しさはありませんでしたが、身長が低めの人はかなり辛かったのではないかと思います。
物理的な密集だけでなく、この日の観客のボルテージはめちゃくちゃに高くて、コアとウィルラビも驚いた様子でした。Novel Coreのワンマン初めてという人もかなりいたのですが、それでいてこの盛り上がりは異常!やはりライブは蓋を開けてみるまでどうなるかわからない、生き物なんだなぁと実感しました。
私自身もこの日はMCとHEROの時に少し撮影しただけで、ほとんどスマホを構えることがなかったので、この熱気に没入することができました。せっかく目の前にいるんだから目に焼き付けなくてはもったいない!ですね。
この日は鰆、ままかり、シャコ、穴子など岡山の海鮮を堪能して終電の新幹線で広島に移動しました。
4.広島(4.6)
食べ歩きツアーだったっけ
岡山広島と遠征で来ている友人を案内したくて、昼から広島で飲んで食べて歩いてめちゃくちゃ遊びました。
本当は比治山の桜も友人に見て欲しかったのですが、わざわざ行ったのにもう葉桜になっていて、結局スパークリングワイン一杯飲んで山を降りてきましたwww
岡山を越えられるか?広島ぁ!!
前日の岡山が異様に盛り上がっていたので、広島に住む私は一抹の不安を抱えていました。「岡山よりも盛り上がらなかったらどうしよう」「岡山にだけは負けたくない(隣県への理由なきライバル意識)」と開演直前までぶつぶつ言っていました。
広島県民は、カープの応援などいったんハマって身内ばかりの集団になればめちゃくちゃ盛り上がる県民性なのですが、コンサートやライブでの盛り上がり方は比較的おとなしめ。シャイだと言われることもたびたびです。岡山に負けず盛り上がろうね!とXで呼びかけたものの、かなりナーバスになっていました。
ここは戦場なんだよ
いざ始まってみるとそんな心配は杞憂に終わりました。いやーすごかった。見る場所によってもちろん違うと思いますが、私の中で最もカオスだったのはこの広島会場でした。
密集具合は岡山と遜色なかったのですが、常に人の波がうねっていて曲の中でも押したり押されたりして、まるで戦場のよう。おしくらまんじゅうって寒い地方では本当に効果あるんだなとぼうっとした頭で考えたくらいには熱と圧がありました。
スタンディング慣れしていない人はいろいろと大変だったと思いますが、コアとウィルラビは嬉しそう。クマさんもどんどん煽ってきて、右に左に観客を揺らします。
過去最高に汗だくになり、小さなボトルに入れてきた水はなくなり、後半若干辛かったですがなんとか生還することができました。
コアもウィルラビも相当この会場のもみくちゃな盛り上がりが嬉しかったのか、最後、前方にハイタッチしにきてくれました!!後数センチのところでタッチならず…なんにせよ広島が盛り上がって良かったです。
ホーム感を感じさせる双方向性
広島は私が落選した(そして拗らせている)AGFツアー以来の訪問で、どんな雰囲気になるのかコアも不安だったようですが、みんなで「おかえりー!」って声かけしたりして、コアも「また来られて、おかえりって言ってもらって嬉しい」と伝えてくれました。
Novel Coreに限らず、アーティストの全国ツアーはコストがかかりますし、会場がフルキャパで完売だったとしてもおそらく単体では赤字。いわば地方のライブはファンのためのサービスイベントであるとも言えます。そんな中で、また来れた、ここはホームだ、待っていてくれる人がいると感じてもらえるのは本当に嬉しいですね。彼らにとってのホームがこれからもたくさん増えるといいなと願っています。
加えて、OUTERが曲と曲の間に「楽しい!」「最高!」と言ったり、MCでコアの言葉に反応して「もう一回やろ!」とか「延長!」っておねだりして「延長はカラオケなのよww」とコアに突っ込まれたり、ライブに双方向性が出てきたのもこの会場の前後くらいかなと思います。
打ち上げ会場はほぼOUTER
終演後に、AGFツアー広島の後でNovel Coreが立ち寄って、ウニホーレンをなかなか頼めなくて女将とやり合った蔵屋小町店で友人と打ち上げに。カウンターに座ったらなんとカウンター全てOUTER、後ろの座敷からもOUTER、お会計に出てきた客もOUTERで、 OUTER祭りになりましたwww
店内はNovel Coreの曲が流れ、サインも飾ってくれていて、なんと手持ちで記念撮影もさせてくれました。こうして訪れたお店からも歓迎してもらえるのは嬉しいですね。Green Light聴きながら赤ワインボトル開けて友人と号泣。最高の夜でした。
5.大阪(4.11)
昼飲み楽しすぎて大失態
この日は平日でしたが、3月の超繁忙期に休日出勤していた振替休日でお休みを取りました。せっかくなので朝から移動してお昼から1人飲み。
途中から友人も合流して、大いに盛り上がりました。せっっかく整理番号12番だったのにも関わらず、楽しすぎて時間を忘れ、気づいたら開場間近。全力疾走で会場に向かいましたが残念ながら最前列は取れませんでした(泣)。
暑すぎませんかその衣装
それでもなんとか2列目下手はじに陣取り、開演を待ちます。HEROツアー初のZepp公演ということもあり、キャパはこれまでの倍以上。流石に完売は難しく後方はやや余裕があったものの、前方はこの日を待ち侘びたOUTERでみちみちです。
これまで上着を脱いだり最初からノースリーブだったり、暑さ対策をしてきたっぽいNovel Coreでしたが、なぜかこの日はプルオーバーのパーカーで登場。なぜなんだ。あれだけ暑いってわかっていたはずなのに。
ジャンプできない分、声をだせえええ!
ZeppNambaは言わずと知れたジャンプ禁止のライブハウス。当然私たちも「思いっきりとーびはーねろ!」ではなく「おどっちゃえ」とか「さーわーげ!」みたいな煽りにあわせて屈伸したり上下に動けない分左右に動いたりしていました。
飛び跳ねられない分のエネルギーが声に反映されたのか、大阪会場はこれまでにない大合唱!!
レスポンスが完璧なだけでなく歌って欲しそうな盛り上がりポイントでみんなかなりの声が出ていました。き、気持ちいい〜!!!
音痴だろうがなんだろうが気にせず、まさに一体感!!イヤモニしていても声は届いていたようで、コアもウィルラビも嬉しそうです。
今日のラップ、キレ味がすごい
ワンマンでは特に、嬉しすぎたり興奮しすぎたりすると歌詞を飛ばしたりしてしまう(笑)Novel Coreですが、この日はなぜかラップの切れ味がいつも以上にものすごく鋭くて、心にグサグサささるような感覚を覚えました。
ここでは詳しくは書きませんが、実はこの時、彼は少し気持ちが落ち込むことがあり傷ついていたそうです。そんなこととはつゆ知らず、私たちは無邪気に盛り上がっていたのですが、終演後に写真や動画を見返してみると、なぜかどの写真も憂いを帯びているというか、寂しそうな顔をしていることに気づきました。
翌日の福岡会場でコア本人が「大阪公演の直前に辛いことがあって、でもライブでOUTERに元気をもらえた、一方的に俺らが伝えるだけじゃなくて助け合いなんだ」という趣旨のことを話していましたが、まさにそうだったのかもしれないなと思いました。
そのアンコールは反則ww
とはいえOUTERの大声援のもと大阪公演も無事に終了。もちろんOUTERたちはアンコールを要求しますが、なかなか現れません。おかしいなぁかなり盛り上がっていたしスマホ撮りっぱなしの人も少なかったのに…と思いきや!
いきなりNovelCoreが2階席に登場wwwww
公式から写真が出てないところを見ると本当にほんとうに怒られたみたいなので、こちらでも写真は出さないでおきますが、2階は大パニックです。
こういうことやっちゃうんですよねぇほんと。
ウィルラビがステージから、コアが2階から、OUTERを前後に包囲してアンコールをゴリゴリに盛り上げます。着席でしか参加できないという人もいるので、個人的には良かったなと思いますが、急にやったらアカンwwwww
この日は終電で帰り、翌日に備えてソワソワしながら眠りにつきました。
6.福岡(4.12)
お揃いの服来たああああ
大阪の興奮も冷めやらぬうちに朝イチで博多に向かい、テレワークブースで仕事をこなし、待ちに待った福岡会場の開演です。Novel Coreが登場したとたん、私は息を飲みました。iCoNツアーの神戸公演(自分は落選して行けていない)の時のNovel Coreがカッコ良すぎてついついポチってしまったお揃いのノースリーブシャツを着ている!!
この服めっちゃカッコ可愛くないですか?
私が着てもなんてことはない(むしろなで肩なんであまり似合わない)のですが、コアには本当によく似合ってる。ノースタイリストで、自分で衣装をレンタルではなく購入しているNovel Coreだからこそ、こうして昔見かけて良いなと思っていたスタイリングをまだ見れるのは幸せですね。
うに。的ベストアクトかも?
各会場、構成やパフォーマンスや観客の熱気などそれぞれ甲乙つけ難い魅力があり、優劣をつける気は全くないのですが、もしもう一回だけ9会場のうち再現してあげるよと言われたら、迷いに迷いますが福岡会場を選ぶかもしれません。
そのくらい、OUTERの空気感、コールアンドレスポンス、コアのリラックスした雰囲気と伸びやかな歌唱、ウィルラビの演奏、クマさんの煽り(笑)など、すべてがカチっとハマっていて、お互いの信頼関係と気持ちの交換が奇跡を生んでいるように感じました。
実はNo Pressureツアーでも福岡会場が素晴らしすぎていまだに忘れられないくらい記憶に残る現場だったんです。あの時のUntitled、本当にやばかったなぁ…
当時の所感はこちら↓
福岡には何か宿ってる?のかもしれないなと、少ないサンプルの中で思ってしまった私でした。
おそらく地理的に初日にもオーラスにもなりにくい、中盤でライブとしての完成系が見えてくるような場所なのかもしれませんね。
激しさを増すクマさんの煽り
ギターのクマさんは、HEROツアーの回を重ねるごとに煽りが激しくなっていったのですが、とうとう某団体の代表の如く「かかってこいやぁ!!!!」と吠えるところまで来ました。福岡会場で同行した私の隣の友人が常々「クマさんとタイマンはってる」と言うくらい煽りに負けずにノっていく人だったのですが、まさに2人のタイマンを間近で見るような、こっちに気持ち向けてくるやつと勝負してやんぞ!みたいな気迫を感じました。
ギターソロのところとかも魅せ方がどんどんカッコよくなっていって、コアの後ろでギター弾いていますというよりも、対等にコアやOUTERとどちらがどれだけブチかませるかやってやろうという気概と存在感がビリビリ伝わってきて、いやーかっこよ…
アンコールまで続く奇跡
アンコールは(おそらく今回は許可を取って)再びコアだけ2階に上がってからのカミサマキドリ。前方ステージにいるウィルラビのクマさんと「最後まで全員2階(つまりスタンディング席から見たら後ろ)を見てたら俺の勝ちな」と賭けをしていたらしいのですが、スタンディングのOUTERたちは先述のタイマンはってる友人をはじめ、次々にクマさんの煽りに引き込まれてそちらの一対一の勝負に参戦し、最終的に半々くらいになっていたのではないでしょうか。クマさんもかなり手応えあったのではないかと思います。
ステージに戻ってきたコアがもう一曲やるけどどれがいい?と3択を出したものの、福岡会場の全員から「全部!ぜんぶ!」とコールが鳴り響き、苦笑いしながらもめちゃくちゃ嬉しそうなコア。
「3曲全部やるのは、次の楽しみがなくなっちゃうから2曲やるね」と、まずはiCoN。そして「うっちーのピアノ聴きたいからこの曲にしよ」といってジェンガ。
この日のジェンガはうっちーの演奏もコアの歌もまさに奇跡でした。練習してきてと言われていない、宿題ではない曲なのに最後の合唱パートはOUTERが大合唱となり、もちろん私は大号泣でえぐえぐしながら必死に歌いました。コアも涙ぐんで「この日のジェンガは一生忘れないと思う」とつぶやいたほどです。私も一生忘れないと思います(と、書きながら今号泣してます)。
友人と、やたらアプリの登録を勧めてくる場末のもつ鍋屋で打ち上げし、「こんなに髪ボサボサでメイクも落ちていて恥ずかしい」と言ったら「私が見てるうに。ちゃんはいつもその状態だから大丈夫だよ⭐︎」と言われ、大丈夫らしいので安心しました。←
番外編.高円寺高架下(4.14)
急きょ決まった東京出張
遠征と仕事でかなりの過密スケジュールのため、前述の通り、高円寺の高架下の広告掲出は正直見れないと思っていました。ところが急きょ4/15(月)の朝から東京に出張の予定が入り、前日の日曜日から前泊入りすることに。
「こ、、、これはもしかして高円寺いける?!」
駅降りた時から号泣
ドキドキしながら高円寺の駅に降り立ち、ちょっと歩いたらすぐにアーケードの入り口が見えました。友人と待ち合わせをしていたのですが、友人が合流する前から泣き、友人の顔を見てまた泣き、通りを通ってまた泣きました。(我ながら泣きすぎではないかと思います)
お花屋さんの店長さんと思われる紳士が、「この人見にきたの?(コアの広告指差して)」「なんでみんなカーネーション買って行くの?」と尋ねてきたので、早口でオタクムーブ全開のトークでラップしに高架下に来ていたこと、歌の歌詞に使われていたことなどをまくしたててしまいました。うんうんと聞きながらすごく丁寧にカーネーションを水切りして包んでくれました。お花への愛がある素敵なお店でした。
途中ですれちがったOUTERさんと写真を撮り合ったり(その時お花を貸したり)、友人と語りながら飲んで語り尽くせずカラオケしたりと、楽しい日曜日となりました。
しかし私はいつ休んでるんだwwww
ちなみに家事も自分の担当分(洗濯と水回りの掃除と料理)は滞りなく全部こなしています。
7.名古屋(4.17)
最初から暑さ対策万全
大阪の暑さが応えたのか、最初からノースリーブと半パンで登場。メンバーやOUTERのことを思ってか、最初から会場の空調をガンガンにきかせてくれたので比較的快適に過ごせました(それでも暴れてるので暑かったけど💦)
原点に立ち返って綺麗ごとを歌う
このツアーの初めから、HEROという名前を背負って新たなステージに踏み出すツアーであると同時に、過去をなかったことにしない、原点を大切にしたいという思いから、唯一DJコータくんが作ったトラックで作った曲「COUNT IT UP」を歌ってきていたのですが、ツアー後半になるにつれて歌に艶が出てきて感情が乗ってきているなと感じました。
どんなに規模が大きくなっても、お金を稼ぐことや知名度を上げることではなく、仲間の数を数えて生きていきたい そんな青臭い綺麗ごとなのにも関わらず、彼が歌うと嘘っぽくならないのは何故でしょうか。いつまでもそんな綺麗ごとを堂々と歌うアーティストであって欲しいなと思います。
OUTER、プロポーズされる
毎回MCでは、飾り気のない想いをまっすぐに伝えてくれるNovel Coreですが、この日のMCは名古屋会場の盛り上がりに引きずられたのか、ひときわ熱かったように思います。
途中からもちろん号泣しているので記憶が飛んでいるところはご容赦ください。
この日は愛知県に住むMUSE(MAZZELのファン)を誘って参加していたのですが、帰り道に「OUTER愛されてますね!すごい」と言ってもらって誇らしくなりました。
そうでしょうとも!相思相愛だからね。
アンコールであの幻の一曲
「なんか今日朝からこれを歌いたくって」といいいながらスタンドマイクをセットし、2023年のサマーステーション以来、ライブでは演奏されてこなかった I KNOW IT WOLF を歌ってくれました。こうしてインディーズ時代の名曲を大切に歌ってくれるのほんとありがたい。全私がもちろん号泣です。
今からものすごく気持ちの悪いこと言いますけど、実はこの日の朝、広島から名古屋に移動する間、私も「なんか今日これ聴きたいな」と思ってリピート再生していたんですよ。はい、気持ち悪いですねすみません。勝手に繋がってる感を醸し出してすみません反省はしていません(しろよ)。
この日は同行の友人に加えて、長い間会って話してみたいと思っていたFFさんと初めて食事をすることもできて、打ち上げは非常に盛り上がったのですが、途中で盛大に自家発電(自分で話している内容に感極まって自分が泣いてしまうこと)してしまい、戸惑わせてしまったのが大丈夫だったか心配ですwww
翌日始発で広島に帰り、何食わぬ顔をして顧客に訪問しました。いやあハード。マジでハード。
8.東京羽田(4.23)
体調絶不調…
朝イチの飛行機で羽田に飛び、羽田でテレワークし、Zepp羽田へ。開場前にお手洗いに並んでいたらまたTシャツで身バレして声をかけられたのですが、隣で並んでいた友人が見て見ぬ振りをしてスンってしてたので1人であたふた対応することになりました。ひどいよう(>_<)
3月4月の激務(普通に土日も働いてた)、5時起きで始発移動が前提の全国ツアー帯同、ライブとはかぶらなかったのでただ仕事のためだけに往復することになった大阪東京出張、4/20.21のBE:FIRST京セラドーム参戦、黄砂の襲来が重なり、とうとう体調を崩しました。強いアレルギー薬を飲んでいるため眠気が酷く(そもそも寝不足)、それを紛らわすためにブラックコーヒーを飲んだところ胃が完全にノックアウト、機能停止してしまいました。
ライブ前恒例の聖なる一杯を飲むこともできず、「リンゴジュース氷少なめ」で済ませる始末。このままだと途中で倒れてしまうかもしれない。会場の皆さんに迷惑をかけないように、少し省エネで参加しないといけないかもしれない、そんなことが頭をよぎります。
始まってしまえば夢中になってしまう盛り上がりよう
そんなこんなで不安を抱えて開演を迎えたのですが、いざ始まってしまえばもう魂に刻みつけられたバイブスが勝手に体を動かしていきます。フルスロットルで動いてジャンプしてヘドバンして歌ってをやりきっていたら、いつのまにか体調が回復していて、終演後はこってりした揚げ物をアテにビールをお代わりできるくらいまで持ち直しました。
Novel Coreのライブは治癒力まで上がるんだね!と笑っていたら友人に「胃はもともと精神的なものと密接に繋がっているから、それはそうだろうね」と冷静に突っ込まれました。
この日のZeppHanedaは完売までは行かなかったものの、他のZepp会場よりは明らかにパンパンに詰まっていて、観客の圧もすごかったですね。ヤバいTシャツ屋さんや岡崎体育が、自身のツアーで「完売」にこだわる理由がわかった気がしました。やはりパンパンの会場ってアーティストからみたらすごい景色になるし、観客側の一体感も一段も二段も違うように感じます。
MCの変化
これまでも、年齢層が高いとか目にしても気にしなくていい、ドームになればどうせみんな混ざるんだから と言った趣旨のことは伝えてくれていましたが、この日は「反論しないで欲しい」と少し踏み込んだ表現がありました。ちなみにオーラスの札幌でも「ぜっったい叩かれるから!経験上それは絶対だから!」という言葉を添えて同様のことを言っていました。
どうしても私たちはNovel Coreを愛するあまり、彼やOUTERを批判する言葉に対して敏感に反応してしまいがちですが、コア本人でもないのに外からやいやい言っても良いことにならない、ましてや一時期離れていたヒップホップシーンに戻ってバトルなどにも出ようというタイミングです。信じて静観して欲しいというお願いは素直に受け止めていきたいですね。
豪華なゲストたちでエモさ倍増
この日は収録カメラが入っていることもあり、Novel Coreの高揚した気持ちが伝わってきました。そのせいか、歌詞もところどころ飛ばしてましたね(笑)ただ私たちは別に完璧な音源を聴きにきているのではなく、ライブをしに行っているので特に問題には感じません。映像を見れることを楽しみにしています。
この日は東京公演ということもあり、HAPPY TEARSにAile The Shota、天気雨にhina、そしてサプライズでex.にAyumu Imazuが登場し、今回のツアーで普段OUTERが担っていたパートを完全な形で聴くことができました。
前述の2人は事前に告知されていたので心の準備ができていましたが、ex.の時の驚きと興奮は凄まじくて、いつも(の時点ですごく盛り上がっているのに)の何倍も盛り上がりました。
頭空っぽにしてリズムを楽しめる良い曲ですよね。
アリーナ行こうぜ
中盤のMCでそろそろアリーナ行きたい!ってコアが言った時に絶対行こー!って私含めて何人か口々に言ったところ、「そう、絶対行こー!だよな?」って言ってくれて無事に昇天。
後半のMCでとうとう、2/11Kアリーナ横浜でワンマンライブ「BRAIN LAND」開催決定の告知がありました。「絶対行こー!だよな?」じゃないじゃん!!行くんじゃん!!!
アーティストの頭の中を遊園地に?!
ちょっと何言ってるかわからない(笑)
とはいえ突然の重大発表に、OUTERは私も含めて大興奮。「おめでとー!」「絶対行くー!」「楽しみー!」と口々に初開催を祝います。
あー絶対行きたい。無事にチケットはとれたものの、先の話すぎて何かあったらどうしようという不安がないわけではありませんが、2/11まで何としても心身ともに健康に乗り切りたい。そんな思いでいっぱいです。
アンコールでまさかのCHAOS
ツアー中にMVが公開されたCHAOSを早く生で聴きたいという想いはずっとあったわけですが、オーラスの札幌で初出しだと思っていたので羽田のアンコールにぶっ込まれたのは完全に予想外、興奮しすぎて正直頭真っ白です。
CHAOSを初めて聴いた時には、こんな曲をライブで聴いてしまったら流石のOUTERも地蔵になるしかなす術はないのではないかと思っていましたが、普通に(?!)ジャンプ曲としてぶち上がりました。DOGでジャンプしているんだから思いつきそうなものなのに(笑)。
ここはOUTERも一緒に歌えそうかなと思いました。歌って欲しいかはわかりませんが、基本好きに歌って騒いで欲しい、声を出しては行けないタイミングなどはない と普段から言ってくれているので、歌詞を覚えてみようかと思います。who who who?だけでも言えると楽しそう。
この日は羽田のホテルに泊まり、また朝イチの飛行機で広島まで帰るという、羽田から一歩も出ない遠征となりました。
9.札幌(4.26)
いよいよオーラス、北海道上陸
長かったHEROツアー(別名 全国散財ツアー)もいよいよオーラス。寂しさとともに、アーティストでもないのに「ここまできたな」という謎の達成感と緊張感を感じながら北海道に到着。
羽田で絶不調だった時よりは全然マシであるものの、そんなに胃腸の調子が万全ではないのに、調子に乗ってラーメン餃子ビールをキメてしまい、後でホテルにチェックインするまでにお腹が壊れて危うく人権を失うところでした。
色々と観光したり買い物したりしても良かったのですが、札幌は仕事で定期的に通っていたこともあり、車を使わずに見れるスポットは一通り回っていたので、ここは体力温存して、Zeppから徒歩3分のホテルで仮眠をとることにしました。
再びおそろいきたあああああ!
しっかり仮眠をとって身も心もスッキリした状態で会場へ。開演してコアが登場した瞬間に、またしても息をのむ事態に!またお揃いの服着てるじゃん!!
No Pressureツアー福岡会場があまりに良すぎて、元々行かない予定だったのに衝動的にチケットを取って駆けつけたNo Pressureツアー大阪会場で、ひるがえる赤いチェックのロングシャツが素敵だったので思わずポチったあれです。
私服としても結構気に入って着ているものなので嬉しさもひとしお。隣の友人の服を引っ張って、「アレ、ワタシ、モッテル」と片言で話しかけてしまい、不思議な顔で見つめ返されました。
オーラスに相応しいパフォーマンスと盛り上がり
この日はツアーの集大成にふさわしく、演出、曲の繋ぎ、曲中のパフォーマンス、観客のレスポンス、いずれも秀逸で、大いに盛り上がりました。札幌会場しか参加できない道産子OUTERさんもいたはずですが、それぞれのノリ方で参加していてまるで全員歴戦の強者のよう(笑)
ZeppSapporoの後方は少しゆとりのある状態で、羽田ほどのパンパン具合ではありませんでしたが、それでもOUTERの掛け声や歌は遜色なく響いていたと思います。
クマさんの煽りもテンションマックス(笑)もっとこい、もっと勝負しようぜと、ぐいぐい引っ張っていきます。
Green Lightで撃沈
もともとGreen Lightで幸せそうに歌うコアを見ていると涙が流れてどうしようもなくなる病にかかっている私ですが、この日はとうとうオーラスの最後に近づいてるんだと思うと込み上げるものがありすぎて、コアとウィルラビの笑顔を目に焼き付けておきたいのに嗚咽を我慢できず、下を向いて肩を揺らしてめちゃくちゃ慟哭してしまいました。
終演後、少し離れたところから見ていた友人から、「下向いて泣いてるうに。をコアがうんうん泣いてるねって感じで微笑みながら見ていたよ」という衝撃レポートをもらい、何それものすごく見たかった(下向いているから無理)という事案も。
まさかの目の前で新曲披露
この日はもともと前から2.5列目くらいにいたのですが、途中でコアがバーに足をかけて客席に大きく身を乗り出した時に大きく人がうねって動いたことにより、終盤気づいたらセンター近くの最前に立っていました(笑)
それだけでも一生ものの感動だったのですが、そこからさらに奇跡が。アンコールになって、カメラなしでカミサマキドリのヘドバンを決めた後で、自分のスマホをマネージャーさんに持ってきてもらって、「このツアーの中で一曲作ろうと決めていて、うっちーと話し合ってやりとりして今朝できたんだよね。リリースするかわからないけどきっとみんな好きだと思う。歌詞も今日できたばかりだから覚えてないんでスマホ見ながら歌って良いですか?」と紹介して、「ずっと」を初披露。(リリース用に仕上げる前のデモ音源)
しかも、本当に目の前に座って歌い出したんですよ。もう頭真っ白です。正気を保って立っていることができない。思わず縋り付くように隣にいた友人の手をギュウギュウに握りしめて(迷惑をかけましたごめんなさい)、涙を拭うこともできずにひたすら眼から脳汁なのかなんなのかわからないものを垂れ流しながら聴きました。
あの曲可愛い…私が好き、いやいや俺の方がみたいな、カップルのいちゃいちゃした他愛もない会話を形にしたようなめちゃくちゃキュートな曲でした。ずっとそばにいてって、また私たち言われちゃいましたよ。こっちのセリフだよ!!!
オーラスは大きな拍手と共に大成功。
打ち上げではししゃものオス、ホタテやサーモンの刺身、つっこ(イクラ)飯など、北海道の海の幸を堪能して、Novel CoreとTHE WILL RABBITS、そして帯同したうに。のツアーはその幕を閉じました。
なお、赤いバンダナがリリースされて以来、カチューシャに加工してずっと私と現場を共にしてくれていた相棒を、このツアーを持って卒業させることにしました。数々の現場で私の汗と涙を吸ってくれてありがとう。二代目も作ったのでまた懲りずに身につけていきたいと思います。
エピローグ "HERO"
ここまで触れてこなかった、ラスト曲(アンコール除く)のHERO。
実は武道館で初めて聴いた時やアルバムダウンロードした時には、良い曲だなとは思ったものの、そこまでグッときていない、ピンときていないというのが正直な感想でした。
1番のサビにあるように、人に影響を与えられるような、HEROになりたい、助けに行くよ、寄り添うよという意思表示の曲である と思っていたのが大きかったからかもしれません。
しかしツアーを通してフルで9回、魂を込めたHEROをライブで受け止めて思うのは、それはメッセージの一部でしかないのだなということでした。
ラスサビの歌詞と、今回のHEROツアーのMCで「俺らも同じ人間です。嫌なこともあるし落ち込んでやる気出ないこともある」「ついこの間までそちら側(観客席)にいた、ではなく、現在進行形でみんなと同じ側にいます」と伝えてくれていたメッセージが、私の心の中で噛み合って融合して、ああそういうことが伝えたかったんだなと、ストンと腑に落ちると共に、なんという曲なんだと震えました。
すごい怖がっているのに、その1番怖い道をあえて選んで、笑える僕を選びたいと言える
それはただ強い人なのではなく、自分の弱さを知っている強い人なんだと。
札幌のオーラスでは「一緒に歌って欲しい」と言われました。うろ覚えで応戦(?)しましたが、OUTERとコアとウィルラビと、気持ちを一つにして歌えたら、また奇跡が起きそうな予感がします。(そして号泣の予感も…)
武道館以来、まだライブで浴びてない人はぜひ浴びて欲しい。おそらく歌うコアの中身もスキルも、全然違うレベルになっていて、今まさにOUTERとともに曲を育てているところです。
HEROという曲に限らず、このツアーは全会場最高で、その最高を更新し続けたライブになりました。レポに書いた曲だけでなく、デビュー時から大切に歌われてきたSOBER ROCK、hinaちゃんがいない時にはなかなか聴けなかった天気雨など、お馴染みの名曲たちも、Novel CoreとウィルラビとOUTERとが一対一の勝負を重ねて、「聴きに行く」のではなく「参加する」ライブを作り上げる中で、新しい一面を見せてくれました。
「私たちのライブ」は確実に進化し成長しています。この状態をフェスやアウェイの現場で見せつけて行って、1人ずつ味方を増やし、2/11にパンパンのKアリーナを見にいきたいと思います。
さて、23,000字を超えるレポの最後は、HEROの写真ギャラリーで締めくくりたいと思います。
本当に最高にクレイジーで最高に幸せなツアーでした。ありがとうNovel Core &THE WILL RABBITS &OUTER友だち!!!!また現場で会おう!
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