アーティストとしての成長〜2022.4.24 BE:FIRST Bye-Good-Bye one man show 昼公演レポ〜
あくまで個人の感想ですのでいろんな感じ方を否定するものではありません!そして覚えていることだけ書き留めているので言及しているメンバーに偏りがありますのでご了承ください。基本的に全員大優勝であったことはここに記しておきます。かるーくお読みいただければ。
降りしきる雨の中、地方から弾丸日帰りで東京ガーデンシアターまで行ってきました。実はBE:FIRST「だけの」ライブに参加するのはこれが初めて。ファーストワンマンもファンミも全敗で、ファイナルが初参戦、その後JFLとなんだかんだ機会には恵まれてきました。今回のセカンドワンマンも、自名義は外れて強火BESTY母が当ててくれたのですが、なんとか追加の昼公演に行けることになりました。
最初のガン決まりの映像からの新曲Betrayal Gameは、ダンスも歌唱もめちゃくちゃカッコいいというダサい言葉しか思い浮かばないほどです。歌い方、ラップ、魅せ方、一人一人の表現の新しい一面を見せてもらうことができました。
特に、スパソニの時の「踊るのと移動はこれが精一杯ですっっ」みたいなジュノンはどこにもいませんでした。体操みたいな正確さから、明らかにパフォーマンスへと進化していて蝶の孵化を見ているようでした。余裕を感じるというか、ダンス上手い人のダンスというか(語彙力)。最近増してきたと噂の色気はこんなところにも出ているのだなあと感慨ひとしお。ダンスに余裕が出てきたからなのか、ダンスをモノにし始めたからなのか、歌の進化もすごく感じましたね。表現力すごい。
リュウヘイ推しとしては美味しいところに彼をいい具合に入れてくれてるのが嬉しい。最近喉の調子や手のけがが心配だった彼ですが、伸びやかにしなやかに歌もダンスも存分に魅力を発揮してくれました。
Betrayal Game、まあこれは初見の人はびっくりするのではないでしょうか。初披露とは思えない練り上げられた完成度に見えました。短い時間で相当練習したんだろうな…
前々からGifted.はマナトのもんだと思ってましたが今日も健在。あの深みのある声、好きだなぁ。いつも最後のフェイクでうなずきながら泣きそうになります。
Brave Generationはシュントのもんだと思ってますが、こちらも健在。全体としてもシュントは一段レベルが上がったように感じました。ホームの安心感だからなのか、成長なのか。いつものエッジボイスの使い方にもいろんな色を感じたし、高音の伸びも良かったし、引き出しが増えた印象です。これから彼の歌はますます面白いことになりそう。
First Stepでリュウヘイがタオル落としてテヘヘってしたり、みんなリラックスしている感じが見られて「あーこれがワンマンなんだな」と思いました。油断してるとか甘いとかではなく、リラックスがいい方向に作用して、曲の楽しさや自分達の感情を怖がらずに出してる、そんな姿を見て応援しているこちらも嬉しくなりました。
映像を挟んで衣装を変えて一人ひとり歌いながら登場するTo The First、Move on、Be Freeと続いたのですが、いずれもみんなリズムの後ろ乗り的な乗せ方、八分音符、十六分音符の取り方が進化していてびっくりしたのと、特にソウタとリョウキが曲間の移動の時(つなぎで軽く音源流れてる)に気持ちを切らさずにその間もパフォーマンスしているのが印象に残りました。この繋ぎ方、ビバラの予行演習かな??どうなんだろう??個人的にはザスト時代の曲はファイナル後にライブでやらないのでは?と寂しい予想をしていたのでこの曲選定は大変嬉しいものでした。
ソウタは曲の途中でも随所にちょっとした小技をきかせていて、それでいて浮いてるわけではなくて、グループの中での自分の魅せ方を少しずつ切り拓いているのかなと感じました。
この衣装がビバラの衣装になるのかな?リュウヘイがテニスの王子様みたいな赤白のジャージっぽいセットアップで可愛かった。なで肩だから一回後ろに脱げかけて手で直していた(ように見えた)のも良き。ちなみにBrave Generationの時もジャケットプレイの後上着を手で直していて愛らしかった。前半はイヤモニを気にしているそぶりがありましたが、後半は大丈夫そうでした。
個人的には今回もシュントの衣装がツボでした。
MCの時にリュウヘイが喋ってる時にレオがジュノンの前髪を整えてあげてたり(そのあとシュントが「俺のは?」みたいにアピールしてレオから大丈夫だよみたいなサインもらってたり)、重大発表の順番をジュノンとレオがリュウヘイをはさんでコソコソ打ち合わせたり、ソウタから改めて世界への挑戦権を手にするために先陣きる!って覚悟を聞けたり、ジュノンがBESTYそれぞれのペースで応援してくれたら嬉しい(的なことを)と言ってくれたり、マナトが半年間忙しかった人ー?!って聞いた後であれ?滑ったかなみたいな照れ笑いしてたのが可愛かったり、みんなそれぞれこのワンマンを楽しみにしてくれていたんだなと思いました。僕たちの方がBESTYよりも楽しみにしてましたって誰が言ってたか忘れてしまったのですが、そんなわけない!私たちの方が!って思ったけど不毛で幸せな競争ですね。
アニキ(リョウキ)がMC中肩はだけてたのも違和感なくてカッコよかったww今日は「見せつけてやる!」というよりもお客さんとこの空間を一緒に作ろうという雰囲気を感じました。彼の中で、今日のステージは誰に何を届けるのか が決まっているのかもしれません。アウェイのビバラでどれだけ弾けてくれるか楽しみです。
レオはステージ全体のことが気になるステマネ的な視点の人だから、リュウヘイ欠けた6人のパフォーマンスの時とかはすごく不安そうというか張り詰めた顔をして自分の歌に集中できていないように見えたけれど、今日は楽しんでくれてるように見えました。レオが幸せそうだと自然に笑顔になりますね。
そのあと「僕たちが大切に歌ってきた曲を新しい形でお見せしたい」的な(ごめんなさいさっきから曖昧で)言葉の後で、椅子に座った形でまさかのピアノ伴奏のしっとりしたShining One。これには痺れました。ダンスも音も削ぎ落とした中でクラブJRL的な色気、みんなの歌の成長がビシビシ伝わってきて隣の母は号泣。その後ByeGoodByeの衣装に着替えてShining One、Kick Start、Bye-Good-Byeでシメ、幸せな1時間半弱でした。ByeGoodByeはライブで見ると本当に歌もダンスも難しいけど、「難しいですよー」ってアピールしたらカッコ悪くなるから、さらっとやらなくてはならない、ある意味Gifted.よりもパフォーマンスが難しいのではないかと感じました。みんな仕上げてる中にライブならではのちょっとしたアレンジ入れていたりして、ここでもアーティストとしての成長を垣間見ることができました。
みんなファイナルの時から、そしてJFLの時からも、急速に成長していってるなと思いました。ロックフェス参戦はさすがに不安も多かったのですが、MCの時に彼らが言っていたように、今日の応援を自信に変えて、全力を出し切れば、その気持ちを受け取ってくれる人は必ずいると確信しました。4/30が、そしてこれからの彼らの更なる飛躍が今から楽しみです。
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