ハイランダーハンターの没原稿

動画にしようと思ったけど面倒なのでやめました。以下、原稿。、

今回は僕がレジェンド1000位から100位まで上がったハイランダーハンターについて紹介していきます。

で、まず今回のお話はいくつかのトピックに分けて話します。
1つ目デッキ概要
2つ目がなぜハイランダーハンターが勝てるのか
3つ目デッキ構築論、スターパワーやヨグサロンの牢獄の採用理由
最後、8ジリアックスへの対応
の4点です。

まずは1つ目のデッキ概要。
このデッキは、ざっくり言うと適度にミニオン並べながら、秘策とか手札パンパンカードで妨害して戦うビートダウンデッキです。
特別、明確な勝ち筋とかはなくてミニオン並べてちょこちょこ削って、突撃とか直接火力で残り削ろうって感じですね。
プレイングに関してはマナカーブ通り毎ターン、マナを全て使い切ることを意識すればOK。
マリガンは
相手がウォリアーならミステリーエッグ
相手がローグだったらネズミの罠をキープするかなって感じで、それ以外は1マナ2マナの軽いカードを多めに持っとけば大丈夫です。
セルドリルも強いので大体キープしてます。

あと、普通より受け札を多めに入れているので、相手からガンガン攻められてるよって時は、ジリアックスとかレノからの逆転を狙いましょう。
基本は攻めていくビートダウンですが、相手や状況によっては受けに回ることも重要です。

次に2つ目、なんでハイランダーハンターが勝てるのかについてお話ししましょう。

まず前提としてハイランダーハンターはもともと弱いデッキではありませんでした。
ミニセットで秘策パッケージが追加されたりして何ならちょっと強化された位だったんですが、
そこまで目立っていなかった理由は真面目で地味なデッキだからです。

ハンターは弱いデッキではないんですが、
一気にゲームをぶち壊す超絶コンボとか特大バーストみたいな
いわゆるインチキムーブがないんですよね。
毎ターン少しずつ地道に有利を作っていくみたいなイメージで、これさえ決まればみたいなのが動きがありません。

つまり4ターン目に6/5出てきてマグゼリトンとか
序盤からガンガン巨人が並んじゃうとか
そんなインチキかまされるとどうしようもないわけですよ。
派手なドッカンデッキの相手は厳しいです

ただ、これが度重なるバランス調整でどんどん環境がデフレして、飛び抜けた強さ持つデッキがなくなっていった結果、
真面目で地味なハンターが相対的に上位へ上がってきたわけです。

この根本理解はかなり重要で
今でもドローローグとか疲労ウォーロックとか序盤からめっちゃ強いデッキにぶん回られると本当に手も足も出ません。
こういうぶん回りデッキが環境に増えてくると多分、立ち位置が厳しくなってくると思います。

逆に、今流行っているハイランダーウォリアーとかそういうゆっくりめのデッキに対しては、適度に妨害が入ってるのでちょっと強めという印象です。

まとめると、ハイランダーハンターが強いと言うよりは、周りが弱くなったから相対的に強くなったと言うのが
ハンターの現状の正しい理解だと思ってください。

次にデッキ構築、スターパワーとヨグサロンの牢獄の採用理由です。
これには大きく2つの理由があります。

まず1つ目
実は元からハイランダーハンターの構築って課題があったんですね。
それが奇数カードが弱いというところです。
偶数は秘策とかセルドリルとかアグラマーとか、無難に強いカードが多いんですが、中盤の奇数カードがあまり強くありません。

ここは結構大きい問題でして、デッキ概要のところでも言ったようにマナを使い切ることが重要なデッキなのに、偶数ばっかりでデッキ作ると2ターンに1回1マナ余ってしまいます。
なので、スターパワーと牢獄は中盤の奇数マナを埋めるためのカードとして採用しています。

次に2つ目はぶん回り対策です。
先ほども言ったように、ハンターは上振れブンブンマンには勝てません。
有用なAOEはセルドリルくらいしかないので、盤面不利になると巻き返すのがかなり難しいですね。
特に巨人とかは全然無理です。

そういう状況になったらジリアックスとか
レノキンプラあたりの重いカードで
逆転を狙うことになってきます。
そこまでのなんとか耐えるカードとしてスターパワーと牢獄を入れているって感じです。

とはいえ、これでなんとかなるかと言われるとそうでもないので、僕もお守りくらいの気持ちで考えてます。

最後のトピックが8ジリ対策。
前回出した動画でも言ったように、現在単体パワーでぶっ壊れている生き物が8ジリアックスです。
今の環境でこいつを無視することはできませんし、流石に強すぎるので、このハイランダーハンターにも採用しています。

で、ここで考えるべきことはこの8ジリを
いかに対処するかというところです。
特にハイランダーウォリアーは破壊された
ジリアックスをブームで増殖させてくるので、極力非破壊除去をする必要があります。

そこで有効な対策なのがレノとヨグサロンです。
また、キンプラに関してもデッキに戻す効果なので実質的に非破壊除去と言えます。
この9マナ3枚で8ジリを対策するという点は、実は構築段階からかなり意識していて、
とにかくジリアックスを通したくないという思想でデッキを組んでいます。

さらに言うと、相手がヨグ持っていそうだったら、こちらの8ジリアックスは出しません。
こっちはミニオン中心に戦うデッキですから、8ジリアックスに暴れられたらまず負けます。
プレイ方針として、8ジリはしっかり意識したほうが良いです。

以上、おしまい

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