たまごと私 その2

しばらくnoteをさぼってしまいました。久しぶりの投稿です。
間があくと次の記事書くハードルが上がってしまいますね。
書きたいことも溜まってきたので、そろそろ重い腰を上げることにします。

たまごと私 その2。
卵といえばモンサンミッシェルのオムレツ。
#なんのはなしですか

あれ不思議ですよね。
誰もが憧れる有名観光地で100年以上の歴史を誇る名物料理。
あらゆるガイド本で、絶対に外せない逸品と絶賛。
そのくせ実際に食べて褒めてる人を知らない。マズイという噂すら。
気になる。

気になりますが、どのくらいマズイか確かめにモンサンミッシェル旅行、という企画は大好きな妻クンに1秒未満で却下されましたので、自分で作ってみることに。

検索していくつかレシピを見る限り、卵を塩または塩と砂糖で味付けて、泡立てて焼く、というシンプルなもの。これなら作れそう。

二人分、卵3個でいってみよう

本家の味はわかりませんが、砂糖も入れた方が美味しい気がします。
卵3個に砂糖小さじ半分、塩少々。

泡立てます。手で泡立てるのは大変ですが、機械を使えば簡単。
ブレンダーの泡立てアタッチメントを使いました。専用の泡だて器ならもっと早そうです。

ぶーん
こんなもんかな?

ブレンダーが熱くなってきたので、この辺で良しとしましょう。
角が立つところまではいかない程度。これ以上頑張ってもあまり変わらないようです。

で、焼く。
焼き方はホットケーキと同じですね。
ガスなら一度フライパンを温めてから、ぬれ布巾で冷ませば良いかな。
家はIHなのでラクちん。160℃設定にしてみました。
バターを溶かして、泡立てた卵を流し込みます。

じゅー

泡が表面に出てきたら端を少し持ち上げてみます。
いい感じに焼けてたら、ひっくり返さずに半分から少しずらして折ります。

というか、勝手に半分からずれる

しっかり泡立ててますから、断熱効果最高。全部に火が通ることはありません。フライパン側の5ミリ程度だけ焼けて、あとは泡のまま少し温まるという感じ。日本の卵の品質管理が光ります。

付け合わせ考えるの忘れてた

いざ試食。
… あれ?普通に美味しいよ?
焼けたところはふんわり、そこに泡の部分がやさしく絡んで上品なお味。
ケチャップや塩コショウを足す必要は感じません。
以前東京で食べた妻クンによると、出来栄えはこれで合ってるとのこと。

うーん。ちゃんと美味しい。これがなぜ不評?
これはきっとお値段のせいですね。
卵3個だから、材料費は100円未満。
現地の名店、ラ・メール・プラールでは、単品で5000円以上するらしい。
期待MAXで遠くから訪れて、5000円出してコレ食べて満足する人は、確かに少ないでしょうね。

簡単なので、気が向いたときに時々モンサンミッシェルごっこをしようと思います。

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