神の家に入れてもらえない?

以前通っていた英会話スクールの先生に言われました。

神(キリスト教)を信仰しないなら天国の神の家には入れませんよ。
あなただって知らない人を家に入れたりしないでしょう?

いいから英語の授業してよ、反感を覚えつつ、ちょっと不安になりました。

「どうして不安になるんですか?
 家の周りの森を散策するのも楽しいですよ。
 だってそこも天国でしょう?キャンプするのもステキですね!」

それもそうか。
でも神の家=天国、って意味じゃない?

「境目を作るのはあなた自身です。
 自然の中に国や地方の境界線は無いでしょう?
 気になるのならあなたの好きなところに線を引けば良いですよ。」

そんな適当な。

「大丈夫ですよ。
 その場所が何であれ、あなたが幸せならそこは天国です。
 天国と看板が出ていても、そこで不幸なら天国とは言えませんよね。
 幸せかどうかを決めるのはあなた自身です。
 神様に決めてもらわなくても良いのです。
 その英語の先生の言う天国は、他の誰かがそう決めた場所でしょう?
 そこはそう決めた人にとっての天国、というだけのことです。」

ナルホド。
じゃ心配しなくていいのか。

「念のため。
 死ぬまで待たなくても良いです。今いるそこを天国と決めてください。」

はーい。

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