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43:北朝鮮の列車に乗って、平壌で大同江ビールを飲む旅はできるのか?!(コラム)

 ドラマ『愛の不時着』のロケは韓国とモンゴル、そしてスイスで行われました。しかし視聴者のなかには実際に北朝鮮に行ってみたいと思われた方もいるかも知れません。「平壌のレストランで”大同江ビール”を飲む聖地巡礼をしたい!」それは実現できるのでしょうか。

個人旅行は不可。申し込みは旅行代理店へ。

 北朝鮮へは個人旅行は出来ず、すべて旅行会社を通したツアーとなります。旅行代理店でツアーの手配と入国VISAの申請を申し込みます。日本国内には北朝鮮観光専門の旅行会社があります。旅行者の希望に応じていくつかの旅行プランを提示してくれます。旅行者はこの段階で見たい場所、食べたい物、体験したいことなどを予めリクエストしておきましょう。北朝鮮では当日になって突然「○○に行きたい!」と希望を出しても行けない場合が多くあります。
 現地ではガイド兼通訳と運転手の2名が必ず同行するため、韓国旅行と比較してどうしても割高になります。しかし日本語が堪能なガイドが全てを手配してくれるため現地で困ることはほとんどありません。

直行便はなし。中国経由が基本

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