Netflix「ハーフオブイット」ネタバレ感想②" BEING BOLD"

こんにちは、このソーセージタコスを家で作りました、コブシです。

今回は「ハーフオブイット」感想第二弾、「大胆になること」について。

終盤の教会でのエリーの印象的な言葉

”Love is messy and horrible and selfish...and bold.”
「愛は厄介でおぞましく利己的、それに大胆」

深いですね~
正直、私にはまだ愛を語れるほどの経験値がないので「愛とは」については書けることはないのですが、「大胆」について、物語から感じたことを綴っていきます。


”Being Bold” 

= After making a pretty good painting, make a bold stroke, and RUIN EVERYTHING

きれいな絵が描けたあとに、大胆な筆触を加え、すべて台無しにしてしまうこと

それが「大胆になる」ということなのではないかと思います。
この言葉は、エリーとアスターの文通のなかで出てきた言葉です。

アスターは、昔絵の先生が言っていた「いい絵とすごい絵の違い」を説明します。その違いは、特に大胆な5つの筆触に表れるといいます。

それに対しエリーは、「きれいな絵が描けたあとに、大胆な筆触を加えることで、すべて台無しになる」と解釈し、アスターは「だから絵をやめた」と答えます。


しかし、「すごい絵」を描くには「すべてを台無しにする」という大胆さが必要なのです。


人生=絵

人を惹きつける絵、魅力的は「いい絵」ではなく、「すごい絵」です。
今までのアスターの人生は「いい絵」だったのはないでしょうか。

アスターは、
「大胆になること」「台無しにすること」を諦めていました。

学校で人気ものの彼氏、気の合わないカースト上位の女子グループ、決められた将来、、、

端から見たらキラキラ人生ですが、アスターの表情は暗く、どんなに恵まれていても、うらやましいとは思えません。

しかし、アスターはエリーやポールとの出来事を経て、美術学校を目指すことを決め、また絵を描き始めます。

教会のシーンでは、プロポーズという「いい絵」に、エリーもポールもめちゃくちゃ大胆な筆触加えてましたねー(笑)


エリーも遠くの大学に行くこと決心し、ポールはおばあちゃんのレシピを変えるという大胆な行動をしています。


ある意味、敷かれたレールを外れること、それが「きれいな絵を台無しにすること」なのかな~と思いました。

さらにそれによって、魅力的な人になり、「人を愛せるようになること」につながるのかな~、なんて

私も人生に「大胆な筆触」を加えていくぞー!




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