S18 最高2195最終2167 13位 動物園スタン

S18おつかれさまでした!自分の中でかなり好きな構築が組めたので紹介します。
29日時点で2ROM19から最終日に2ROM2150までレートを盛ることが出来たのでかなり強い構築だと思ってます!

tnツバメ 最高2195 最終2167


・構築経緯

相手に対応する構築ではなく、相手に自分のやりたいことを押し付ける構築が強力だと感じたので展開構築を組むことに。

ザシアンを序盤から使ってた際に、ヘイラッシャなど明確に止まってしまうポケモンが居る禁止伝説枠は立ち回りが窮屈になると感じたため、積めばディンルーやチョッキ枠程度では止まらない氷テラスミライドンを禁止伝説枠として採用。型は先に展開すればミラーに強く出れる高速移動瞑想型とした。

ミライドンを盤面に残させず起点を作ることが出来るエナジーステロテツノワダチを2番目に採用。

ミライドンと投げて相手のサイクルを崩していける竜舞スケショカイリューを採用、この3匹を基本選出とした。

ここまでで相手のパオジアンが重いためカイリューが出せない時の物理エースとして水ウーラオスを4枠目に。

壁展開に強く出れるカタスト瓦割りパオジアンを5枠目に。

相手のザシアンを1回流すことが出来、ステルスロックとの相性も良い欠伸ラウドボーンを最後に採用。

・メタ張り

蜻蛉返り、スケイルショットという技が存在する以上コライドンに対して安定する動きが存在しないと判断し、コライドンは一旦無視して特にメタを貼らないことにした。
メタを張る構築はミライドン、黒馬バドレックスの2つとした。
《対バド》
初手のエナジーテツノワダチでステルスロックを撒き裏から来る襷のケア
スカーフに対しては裏のノーマルカイリュー、高速移動ミライドンでどのウエポンで拘わられても切り返し可能。ミライドンの持ち物磁石により高速移動→イナズマドライブで落とし切る動きが可能となる。
スカーフかどうかの判断は初手に投げたエナジーテツノワダチが上を取られているかどうかで判断出来る。
《対ミライ》
初手のテツノワダチは盤面にミライドンを残させにくい。よってこちらのミライドンが先に高速移動を展開出でき、ミラーでこちら側が比較的優位に立ち回ることが出来ようになった。
またミライドンのテラスタルは先制技に耐性をつけるテラスタルが存在しないので削り+カイリューの神速で縛る動きで安定した処理が可能だった。

これらの構築に7~8割勝ちつつ、欠伸ステロという不利構築に対しても安定して刺さる要素を組み込み、『勝てる構築には勝つ、勝てない構築にもワンチャン持たせれる』構築を完成させることが出来た。

・個体紹介

・調整意図
S→+2で最速スカーフバド抜き調整よりちょっと速いくらい

C→イナズマドライブでh無振りの黒馬バドレックスやハバタクカミを持ち物とフィールド補正込で余裕を持って確定1発(ある程度hに振られていても有利乱数)

余り→なるべく硬くなるようにh振り

フェアリーと選択だが、1番技範囲が広くなり地面枠、ゴリランダーにも打点のある氷テラス。
持ち物を磁石にすることにより耐久方面に努力値を回しつつ瞬間火力を出すことが可能となる。これにより黒馬バドレックスやステロの入ったカイリューなどをワンパン出来ようになる。
そのため相手視点見えないバドへの切り返しの手段となりつつなんならS上昇して突破出来るため起点にしてるとも言える。(基本テツノワダチを初手に投げてステロを撒く構築なので襷は割れてる場合が多い)

・調整意図
HB→A130族の一致特化地震を耐える程度
S→Sブースト出来るように調整

8割初手置きを固定して選出した。
相手の水ウーラオスなど一部のポケモンに対してはステロを撒くだけで出オチしてしまうが、こちらが2手目に出す竜舞カイリュー、高速移動ミライドンで積みの起点に出来るので数的不利を取ることはあまり気にならなかった。
相手の地面タイプと遭遇した際は相手の地震をギリギリで耐えつつがむしゃらで大幅に削ることが出来るので裏のミライドンを一気に通しやすくできる。
ミライドンの圧力によりテツノワダチで2回以上動けるポケモンやがむしゃらで強引に削りたいポケモンを初手にたくさん呼ぶことが出来たような気がする。
安易に切って数的不利を取らずに1度引いてエレキフィールドから再展開しスイーパーとして活用することも出来る。

・調整意図
AS振り切り

ゴースト技で拘ったバドを起点に出来る。
スケショを見せるとノーマルテラスタルが警戒されづらくなり、バドへの対面性能はかなり高かった。
また環境に多いカイリューが鉢巻、ゴツメばかりだったのでそもそもスケショカイリューの通りが良く感じた。

・調整意図
A→ステロ込み+2水流連打で相手のザシアンを乱数99%
S→+1で最速バド抜き


ミライドンとの殴りの補完のよさ、パオジアンへの安定性から構築に欠かせなかった。
伝説環境になり、剣舞アクアジェットで縛れる範囲が狭まったように感じたため草分けを採用。これによりそもそも水流連打を上から殴れる状況が作れ、相手の選出次第で3タテも可能だった。

・調整意図
HB振り切り

積めばミライドン1匹で3タテ出来そうな構築、不利構築に対してテツノワダチのステロと併せて選出する。他の欠伸ポケモンと違いこのポケモン自身もエースとなれるためラウドボーンで3タテ出来る展開もしばしばあった。
似た天然の受けポケモンであるヘイラッシャとの差別化点はゴチルゼルにも強い所。
ザシアン、白バド、コライドンなど基本選出のメタ外の構築に刺さりが良かった。

・調整意図
AS振り切り、ミラー意識で最速

壁構築へのメタでありつつ、壁以外の選出にも強い対面駒。相手のオーロンゲに対してカタスト→氷柱→瓦割りで突破する事が出来る革命ポケモン。
このポケモンを採用してからは殆どの壁構築に勝つことが出来た。

・要点

自分の中で今期考えていたことを思い出せるようにメモ感覚で書いているので読み辛いかもしれません。

・基本選出の初手テツノワダチ→ミライドン+カイリューによる縦の補完が取れた直線的な選出で勝つ

テツノワダチを倒しに来るポケモンに対して、裏のミライドン、カイリューで有利を取れる、つまり起点にすることが出来る。
また裏のポケモンが積む前に対面させたくない相手のミライドンを盤面に残させないor水テラスを切らせてこちらのミライドンで殴れるようにする事が出来る。

壁を貼る、電磁波を撒くことも起点を作っていると言えるが、盤面に裏で有利なポケモンを残す、苦手なポケモンを残させないこともある意味起点を作ってると言える。
壁などによる起点作成と違い3枠全部を強い対面駒として使えるため、壁役には存在しない初手の出し勝ちによるアドバンテージの恩恵を大きく受けることが出来る。

・自分の中でのトップティアだった黒バドの型を全て縛る

初手のエナジーテツノワダチにのステロor殴りによって襷のケア。
スカーフに対しては裏のノーマルテラスタルでゴースト技の一貫を切りつつ、弱い技(エスパー技など)で拘って来た場合はミライドンの高速移動の起点にして全抜きを狙っていける。


・スペシャルサンクス

今期たくさん通話に誘ってくれてポケモンの事考えてくれたさめさんべいー

最終日一晩中一緒に戦ってくれたくろさき

最終日直前にテラス変えてくれたはるちー

・さいごに

今期2ROM1200戦してて、それなのに29日時点で2ROM19とかでほんとに死にそうだったので最後に勝てて良かった。
勝つことも大事だけど楽しむことも忘れずに。

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