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8月19日(日)に東京ビッグサイトで開催された、COMITIA125にサークル参加しました。

5月に一般参加はしていましたが、サークル参加は去年11月ぶりです。
1年は経っていないものの久しぶり。

今回スペース番号はI17a。並んだ長机の端っこ、島端でした。
島端は出入りがしやすいしポスタースタンドを立てても周りの皆さまにご迷惑をおかけしにくい(と思っている)ので快適ですね。

今回のスペースはこんな感じでした。↓
特段変更点はないんですが、ポイントは衝動買いしたラムネ手拭いです。ちょっとした夏要素。


設営に関しては、ちまちまやって良かったなと思うところとか、途中で簡単に変更したところとか、細々思うところがあるので後ほど書きたいなあと思っています。

今回ですが、新刊を置くことができました。
個人としては「夜明けを待つクジラ」以来の新刊です、今回も短歌集。
累計で4冊目の短歌集になりました。

「どこにもない夏を探している」というタイトルです。
表紙はアグアス様に依頼しました。
これがもう想像以上に素敵に仕上げていただいて、ラフの段階からわくわくしっぱなしでした。

アグアス様はプロのイラストレーター様で、これまではツイッターでもともと相互フォローであった方にしかイラストを依頼したことがなかったので、私に不慣れなところもありましたがとても親切丁寧に対応くださいました。
短歌という性質上、また私個人があまりキャラクターの容姿を考えないタイプであることから、モチーフやイメージをアグアス様にほとんど一任してしまいましたが…
ご覧の通り最高ですね!?
甘すぎない女の子の雰囲気と入道雲諸々が最高。
イベント当日「イラストと綿津見の短歌が合っている」と仰ってくださった方がいて光栄で嬉しかったです。

中身ですが、近年の短歌から秋冬めいたものを除き、120首ほどを収録しました。
1ページに3首を詰め込んだので文字通り「薄い本」という感じで、やや商業本の趣は減りましたが、持ち運びやすい感じになったかなと。
刷り上がったものとはイベント当日にはじめて対面しましたが、おおむね想像通りであり、自分好みに仕上がりました。
本文ゴシック体にしてよかった。
強いて言うなら、目次は中表紙の直後でなく、もう数ページ後にすべきだったなと。
印刷物を見るたびそう思うのに、データ作成時の私はなぜ逆にしたのか…。
まあ初めて作った本の「ボトルメール」と比較すれば、わりとスキルは上がったんじゃないかなと思います。
本つくるの楽しいなあ。

今回も綺麗に刷っていただき、いつもお世話になっている印刷所様には頭が上がりません。
いい加減次回は差し入れお渡しに行こうと思います(今回は荷物が多すぎて断念)。

さて、今回イベントは、ツイッターでお世話になっているこうあまさんと隣同士で参加しました。
もうとにかく楽しかった。

こうあまさんはちょうど1年前のコミティア参加時に初めてお会いして、売り子さんをしていただいたのですが、今回はこうあまさんが初サークル参加!ということで、準備段階から本当にお世話になりました。
色々お話ししながら準備するのはとてもモチベーションが上がったし楽しかった。

開場前は緊張と楽しさと、今回は寝不足も相まって怪しい?精神状態でした。
こうあまさんと何度「落ち着こう」と言ったか分からない…。

11時、開場してからは、前述したようにスペース配置が島端だったおかげか、ポスターが目にとまるのか、想像以上に沢山の方にお立ち寄りいただけました。

今回…というかいつもかもしれませんが、立ち読みしてくださっている最中にどう振る舞っていいか迷ってしまって(内心はどきどきそわそわにっこにこしている)、手元の片付けをしたりお隣のこうあまさんと雑談してたり、無礼で申し訳ありませんでした。
本当はどのページを読まれているか気になって仕方ない。

ただ、つい先日までの仕事で、こちらからお声がけするタイプの接客をしていたので、いつにもましてスペースを「放置」したい気分でもあり、そんな感じに過ごしてしまいました。
あとは、イベントって、おしながきやPOPでどこまでフリーサービスが実現できるかためしている(それを楽しんでいる)節もあります。

「これください」ってお声がけくださった方、ありがとうございました…!!
椅子に座ってふわふわ過ごしている奴にお声をかけてくださって大変嬉しかったです。

今回、特に記憶に残っているのは、

道ゆく女性の方がご友人さんに「空アンソロ、良かった」とお話ししてくださっているのが聞こえたこと(あまりにも空耳かと思って瞬時にこうあまさんに確認)。

名刺を手にとられたた方がまた購入に戻ってきてくださったこと(それをまた伝えてくださったことに感謝です)。

可愛らしい女の子の一団が、名刺を手にとって「何これかわいい!」ときゃっきゃしてくださったこと(眼福でした)。

これまでお会いできなかったフォロワーさんにお会いできたこと(東堂さんや伽さん遠子さんなどなど…!まさかあの…〇〇さん…!?ってときめいた。お会いできて光栄です)。

なお新調した名刺↓

光で透けます。
パチカという紙、ずっと使ってみたかったのですが、今回コスモテックさんにお願いしてよかったです。

楽しかったこと思い出せること、枚挙に暇がないのですが、もう終始、とにかく楽しかったです。
あとあの、当サークルは短歌という、コミティアではだいぶ少なめジャンルかと思うのですが、試し読みで開いた瞬間に「なんだこれ?」と去る人がいなかったというのもありがたかったですね…。

2回目頒布の空アンソロは、立ち読みを本当に沢山してもらえた印象です。

皆さん必ず、amを開いたあとに、pmも手にとってくださる。
買うとなった時には、真剣にどちらにするか選んでくださって、どっちにしてくださるだろう?とにこにこしながら私も悩んでしまいました。
もちろん今回も、2冊買いもいらっしゃいました。ありがとうございます…!

空アンソロは今回増刷しまして、カバーをベルベットPPからマットPPに変更しましたが、存外変わった印象はないです。(写真は初版)
ただオビがトレーシングペーパーから普通紙に変わったので、そこの見た目は少し雰囲気が異なるかな。
あとは細々、私によるミスを修正させていただきました。
これでもう、増刷する時はデータ変更しなくていいはずです。はず。

以下、写真は今回購入した本と、いただいたもの。


皆さまからお菓子をいただいたのも嬉しかった…。
漣猗さんから魚肉ソーセージを頂戴したのはさすが漣猗さん!と思いました、小腹が空いた時にとても美味しかった。
爽さんのくらげポストカード、飾ります。
はにさんのルネマグリット(合ってますでしょうか浅学…)も、空モチーフで素敵。
その他のお菓子もさっそくいただいてしまいました。大変ごちそうさまでした。

お買い物は、今回も1時間くらいなので控えめです。
フォローしている方のスペースを全然把握しきれていなくて、もう最低限押さえていたところ以外は一期一会で購入しているので、伺えなかったところはごめんなさい。
サークル参加の時はそういうスタンスになってきました。

閉場後は、またしてもこうあまさんに多大なるお手伝いをいただきながら、搬出を済ませて夜ご飯へ。


イベント後のごはんはとにかく美味しい。
オムレツやらお肉やら色々いただきました、デザートがあるからそのお店にしたのに、デザートもいらないほど沢山食事してしまった。
楽しかったです。こうあまさんまた行きましょう。

今回のイベントもふわふわ楽しすぎて、11月のサークル参加は無理かななんて考えていたのに、休みをもらって参加したい気持ちでいっぱいです。
休みとれるかな、いやとるのだ…まずは聞くだけ聞いてみようかなと。

やっぱり同人活動がとっっても楽しいです。
本当に、毎回のことですが、こんなに楽しかったのは当日遊びに来てくださった方々、ツイッターで宣伝にご協力くださった方々、終始構ってくださったこうあまさんのおかげです。
ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

↓最後に箇条書き。自分用に、今回よかったところ、改善すべきところ。

◎今回、ご新規さんというか、目に留めて立ち読みしてくれる人が多かった。「短歌」サークル(小説もあるけれど)であることが遠目に分かるようにすべき。キャッチーな代表歌を大きめに掲示してもいいかな。(でも文字ってパッと見て伝わりにくいよなとも思う)

◎島端でポスターは効果あり。目に留めて通路に入ってきてくれる。

◎おしながきは、机上低めの位置に置くとあまり読まれない。ただし段ボール什器の上にあのクリアスタンドを置くことはできない。

◎新刊の見本を2つ置いたのは良かった。空アンソロも見本2つ用意しても良かったかなと思う(何名か一度に来てくれた時のため)

◎あわせて、新刊のフェイシング数を増やしたのは良かった。ジャケットで手にとってくれる人がいた。

◎短歌集、おしながきが見づらかったため、どれがおすすめか、どれが最新か分かりにくかった。次回はPOPをもう少し大きくして、ジャンル表記の文字サイズを大きくするとともに、おすすめにはおすすめの文字を入れる。

◎名刺、予想以上にたくさん持っていってもらえた。80枚くらい?
ありがとうございます…!
名刺目当てに来てくださった方がいらっしゃるかは不明。名刺を入れていたプラスチックカップでは、テイクフリーであることを全く訴求できていなかったので途中で手書きPOPを追加。もっと早くやれば良かった。

◎名刺を見て試し読みして、また購入しに戻ってきてくださった方がちらほらいた。嬉しすぎる。

◎事前の宣伝ツイート、我ながらうざったかったなと思うけれど、皆さんの多大なるRTのおかげで、ツイートを見て来てくださつた方が何人かいらした。光栄ですありがとうございます。
pixivのおしながきは効果があったか不明。おしながき画像の変遷を見るのには良いかな。

◎毎回思うけれど、そんなに搬入しなくても良い。完売させるのはしのびないけれど、既刊はそんな極端に頒布数が伸びることはないので気持ち少なめで良いと思う。
あとそろそろいい加減に台車の購入を検討しても良いのでは。

以上。
重ね重ねありがとうございました!

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