クラッシュバンディクー3プレイメモpart13(最終回)

注意

最終回なので、(今更すぎる警告ですが)重度のネタバレが含まれます。
特にエンディングやクリア後のおまけへの言及があるため、昔のゲームとはいえネタバレなしで自分でやりたい、という方は見ないでください。
エンディングは見たくないけど感想だけ見たい、という方は一番下まで一気にスクロールしてください。

ディスク状態が良くないので打ち切りにならないか不安
ステージ29、パーフェクトまで
ステージ30、サファイアまで
ボス戦、エンディング
おまけ

ステージ29/まてんロードの ベルトウェイ

ステージ19の別入口。トロフィーは既に取得しているので、隠しダイヤを拾って箱パーフェクトをするのが目的。
近未来ステージらしく、浮遊する敵やベルトコンベア、回転する足場にビーム防護柵といった厄介な障害が盛り沢山で、さらには別入口ということもありニトロが多数配置されている。これはさぞ難易度が高いに違いない…と思えたのはもう過去の話で、クラッシュ3にはすべてを解決するバズーカがある。足を止めて撃つことさえできれば無難に突破できるので、あっさりと通常ステージに合流(1敗)。
合流地点はステージをやや進んだ地点からだが、逆走して入口側のエリアに戻ることができた。奥スクロールの逆走は視界が悪く、今作でも過去シリーズでもかなり苦戦させられた。こればっかりはバズーカでも解決できないので、ダブルジャンプからのたつまきスピンアタックで慎重に視界を確保しながら進む。実はこのムーブかなり強いのでは。
無事に入口に到着し、そこからは通常の攻略と同様に進んでいく。もはや敵はなく、あっさりとパーフェクト達成。いよいよ次はラストステージだ。

ステージ30/くぐれ! クラッシュ

ステージは残り1つで、ダイヤも残り2つとなった。ラストは飛行機ステージだが、従来のステージとは異なる様相。目的はターゲットの破壊ではなく、リングで示された特定のコースを通ってゴールに辿り着くことだろう。
まずはとりあえず箱パーフェクトから。敵から攻撃されるわけではないので、減速しながらじっくり箱を壊していく。吊られている箱の中にニトロが混じっていたりもしたが、タイムを気にしなければ遠くから撃って壊すだけ。特に何の問題もなくパーフェクト達成。
さて最後のダイヤだが、画面左下によく見ると順位が表示されている。つまり最後もレースステージというわけで、敵を射撃で撃ち落とすのではなくきちんとレースで勝たなければならない。幾度かリングをくぐり損ねてリトライしているうちに、リングをくぐる際にスピンすると一気に速度を上げられることに気付く。とはいえ加速しすぎるとリングを外しやすいし、コースを覚えて使いどころを見極めねば…などと思っていたところ、間違えてストップウォッチを取得しタイムアタック状態のままゴール。しかもたまたまリングの端を掠めるようなギリギリでミスをせず、たまたま1位で、たまたま目標タイムをクリア…こんなことがあるのか。結局、あまり時間をかけずにあっさりとクリアとなってしまった。最終ステージなのに…

ボス/でたぞ ネオ.コルテックス

全てのダイヤを集めたおかげか、全てのステージが消えてしまった。これはボスを倒せということか?と思い、コルテックスのもとへ。
開始時の台詞は変わっていたものの、ボスの行動パターンは変わらず。爆弾がコルテックスの近くに配置されると厄介だったが、大した苦労はせずに撃破(1敗)。
撃破後のムービーは以前と異なり、タイムネジネジマシーンが暴走してしまう。その後クラッシュ達は家に戻り、コルテックスはエヌ・トロピーと仲良く幼児化しウカウカを取り合う…という驚くほどあっさりとしたエンディング。いや、今までもエンディング自体はあっさりしていたか。
そして流れる、(おそらくスタッフ達による)各ステージのタイムアタック記録。やっぱり開発スタッフはプロになっちゃうものなんだなあ。

おまけ

タイトル画面に戻り、今まで見ていなかったおまけメニューを見てみる。内容はポケットステーションを使った「どこでもクラッシュくん」の遊び方の説明と、ちょっとしたおもしろムービー達。ポケステのミニゲームの取説は、本体の紙の説明書より詳細なのではと思えるほどのページ数。昔ポケステ大好きだったなあ…とかつての日々を思い出すが、今回はポケステには特に触れないことにする。
おまけムービー達は…なんというか、コメントに困る。この頃のプレステのノリ、コアなファン居るよね。僕の身近にも居るよ。

…で。最後に隠しコマンドのムービーも見てみることにしたのだが。海外を特捜して特集しちゃう感じの世界○○的なドキュメンタリーバラエティ番組始まっちゃったよ。オーストラリア行っちゃったよ。前作は伊豆ロケだったことにツッコんだが、本当に行くやつがあるか。
それはそうと、VTRはかなり出来が良く面白い。テレビ番組の特集っぽい編集がきちんとされていて、おじさん世代に実によく馴染む。動物モチーフの着ぐるみキャラクターがロケに行くというのも割とよくあるし、クラッシュも何かレギュラー番組持てそうだなあなどと思う。真面目にパロディをするというギャグをやったのか、それとも全部大真面目だったのかはわからないが、かなり満足に楽しめてしまった。


感想。
とても面白かった。過去作から面白さを引き継ぎつつアクションに成長要素を追加し、ステージも純粋な3Dジャンプアクションだけでなく水上やレースやシューティングなど多彩で、様々な要素を欲張りに詰め込んだ意欲作。中盤以降アクションと乗り物の難易度バランスが逆転し、どちらがメインなのかわからなくなってしまったのは少々残念だが、ゲームを盛り上げる追加要素が濃すぎたゆえのことと思う。
総評として、プレイヤーを楽しませるために開発陣が情熱を注ぎこんだ良作。子供の頃を懐かしむ既プレイのおじさま達も、未プレイながらここまで読んでしまった方も、是非やってみて欲しい。


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