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私が女装をやめた理由

ごきげんよう!
あん( https://twitter.com/x_unanswered_x )です

女装って結構大変ですよね

私はいわゆる性的違和感を持っていたわけでは無く
あくまで趣味女装、というタイプでした
(もちろん本当は女の子になりたかったですけどね…)

・性的違和感があるのかな?って悩んでいる方
・そこまでじゃないけどなんとなく「男性」にもやっとしている方
私の一個人の内面ではありますが、今後日常を送っていく上で何かのヒントになれば嬉しいです

なんで女装がしたくなったの?

昔から可愛いものが好きでした
花柄とか、パステルカラーとか、可愛いキャラクターとか…
とにかく女の子のファッションが可愛いと思っていますし
女の子という存在がとても可愛いと思う気持ちがあります
男性目線の、可愛い女の子を独占したい、というより
自分も可愛い存在になりたい、憧れ…というニュアンスですね

また、女性に対する社会的なジェンダー的ロールへの憧れもありました。
(女性に対するある種の偏見的な要素も、一部ありますが…)
ドキドキとした恋をしたり
恋人に守ってもらったり
いつまでも可愛いものを身に着けて、おしゃれして、素敵でいたい

そんな思いがあって、女装に入っていったと思います
社会的にも、私的にも、ガツガツとした男性像になっていくのが嫌でした

改めて良い年齢になり、落ち着いた今考えると…
全ては難しくても、男性のままでも
女装をしなくても、ある程度は自由意志において自分で叶えることができることに気づいたんです

日常生活を営む上で
女装に必要な各要素って(フルタイムであれば別ですが)余剰な金銭、時間コストとなる面が多々あるので
今したいことを色々整理した結果、取捨選択の中で女装を終わりにした…
という感じです

女装とほぼ同時に、性的にも女性的な方面に憧れを持ったため
長きにわたるドライオーガズムの世界の入り口に入りましたが
性的興奮の要素で女装をしていたわけではなかったので
ドライオーガズムを探求する上でも女装が連動していない、という点で
ドライオーガズムは相変わらず探求してるけど
女装はすんなり辞められています

今どうしているか


女装は諦めて、一般サラリーマン(社会生活7年目)として生きています
大事だと思っていることは、社会的ステータスを多少身に着けたということ

裁量が増え、自由度が上がったので、例えば
就活ヘアーみたいにしなくていいので、ちょこっと髪の毛を伸ばしたり
(レディースのショートくらいにして、ジェンダーレスみたいにしたいなあと思ってます)
今更ピアスを開けてみたり
(アクセサリー可愛いですよね)
私物の可愛い小物を使ったり
ゆるっとした可愛めの服を日ごろ着ていたり

なりたかった「女の子」になったわけではありませんが
根本にあった思いは、ある程度叶えて8割くらいの満足をしています。

「憧れ」はあったけど、
「性的違和感」では無かったんですね

女装する上で大変だった3つのこと

①体毛の処理
とにかく大変でした…
元々濃いので、放っておけるわけでもないし
剃ると反り負けしたり、荒れるし、朝全身剃っても夜にはちくちくに…!
かといって趣味で脱毛するほどコストがかけられない…というジレンマ
更に後述しますが、そもそも環境のために毎日維持というのも難しく
伸びてから剃るのでまた大変、という悪循環!
あるあるですよね…

②場所と時間
今も昔も様々な事情の結果実家暮らしです
親バレ防ぐため、道具や服を隠す場所に苦心したり
毛を剃ったり、女装する場所をなんとかしたり…
お金も労力も大変でした
一人暮らしだと、ここのハードルは下がるかもしれませんね
一人暮らし=女装沼…!

③年齢と外見
ギリギリ平成生まれで、もう30代もそこそこになってきました
Twitterなど、界隈を見てると可愛いし若い女装子さんが
とにかく多いです!
もちろん比べてもキリがないことは分かってるんですが
可愛い子を見て、鏡をみて、撮った自撮りを見て…
もう潮時かなぁと思って、別のことに時間やコストを使おうと思いました

まとめ


今では女装は諦めましたが
ネガティブな気持ちでは無く、ほどよく中性的でいようと思っています
幸い職場で特殊なポジションを得ることも成功してるので
髪型とか、あまり口うるさく言われません
年齢を重ねるといい事もあるなと、改めて思います。
新卒のうち難しいけど、ポジションを獲得してから諸々やりやすいです
若い方で今悩んでいる方、もう少しじっくり様子を見てもいいかもしれませんよ!

ではまた!

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