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『◉◉戦闘系ソウルの力』向け発展型タツジンスキル ver0.73【ニンジャスレイヤーTRPG 2版】ファンメイドスキルセット

はじめに

この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG2版」における追加のスキルセットを追加する、非公式のファンメイドサプリ記事である。NM(ニンジャマスター)はこの記事に含まれるルールを、自由にセッションへ導入・改変して使用することが出来る。『発展形タツジンスキル』をセッションに持ち込むPLは、必ずセッション前にNMに確認を取ること。​

また、当スキルセットの内容は、予告なく追加・削除・変更が発生する事がある。キャンペイグンの途中で変更等が発生した場合でも、作成者はその点については責任を負いかねる。

発展形タツジンスキルの特徴・設計思想

発展形タツジンスキルとは、『◉◉戦闘系ソウルの力』と、特定のタツジンスキル(ニンジャスレイヤーTPRG基本ルールブックまたは公式プラグイン記載のもの)を前提としたタツジンスキルである。その特徴は以下のとおりである。

・『◉◉戦闘系ソウルの力』によるタツジン2種保有可能という特徴を、タツジンの使い分けではなくより特化した方向に向ける。
・読み替えより詳細に、特定のカラテ流派を再現する。
・前提タツジンをさらに強化する、あるいは持っていなかったスタイルやワザを追加する。
・そのため前提として戦闘系ソウルの力と特定のタツジンスキル、さらに通常のタツジンより必要ステータスを高くする。
・ただし使い分けが出来ない事も踏まえ、消費スキルスロットは通常のタツジンと異なりひとつにする。

追加のスキル

◉タツジン:ヌキウチ
◉タツジン:ボンジャン・カラテ
◉タツジン:タイホ・ドー
◉タツジン:英国式ボックスカラテ
◉タツジン:古代ローマカラテ(開発予定)
その他思いつき次第

◆◆◆

「イアイ!」シガーカッターが動いたとき、彼の立ち位置は決してインシネレイトの近くではなかった。だが、イアイのタツジンは実際のカタナの長さ以上の間合いのものを斬る。くわえて彼のカタナは長さ4フィート。くわえて彼の肩甲骨はサイバネティクスであり、超電導でスライドするのだ。

 オーガフィストが拳を出すのがもう一瞬早ければ、彼の頭部は水平に切断され、切断面から脳味噌が宙を飛んでいた事だろう。だが十二分に場数を踏んだ彼のニンジャ第六感は事前に殺気を捉えていた。「アバーッ!」彼に続いて飛び出した舎弟ニンジャの頭が水平に断たれ、脳味噌が宙を飛んだ!

【ポッシブル・ドミネイション】より

◉タツジン:ヌキウチ

イアイドーを発展させ、抜刀の威力と精度を高めたカラテ。ワザマエを研ぎ澄ましたその先の境地に至れるものは、多くない。

前提:【ワザマエ】13以上+『◉◉タツジン:イアイドー』及び『◉◉戦闘系ソウルの力』。カタナ(標準近接武器)装備時のみ使用可能(テック武器や二刀流は対象外となる)
効果種別:武器格闘系タツジン

このキャラは、カタナの「装備時ペナルティ」を全て無視する。カタナ装備時の『攻撃判定』の出目【6】成功時に、『痛打+1』および『装甲貫通1』を得る。また、自身よりイニシアチブの低い相手から受ける近接・射撃攻撃の回避難易度を-1する。
『◉◉タツジン:イアイドー』のスタイル・ワザに加えて、以下のスタイルとワザを使用できる。

●移動スタイル:サヤ・アテ』:通常移動を行い、『回避ダイス+1』、『轢殺攻撃1』を得る。この轢殺攻撃はダメージ1、『回避難易度:HARD』であり、命中したターゲットを強制的に『崩れ状態』とする。ゆっくりとした移動からの鞘を使ったフェイント攻撃。

『●戦闘スタイル:トビ・ケン』:
連続攻撃上限1。【カラテ】または【ワザマエ】で判定。『エンハンス』無効。『●リーチ+2』となる。【ワザマエ】で判定する場合、【6,6,6】で『サツバツ!』、【6,6,6,5+】で『ナムアミダブツ』が発生する。セイシンテキを極め、斬撃を刃の先まで伸ばす。

攻撃時【6,6】『●ワザ:ツバメガエシ』
この『近接攻撃』は『痛打+1』かつ『回避:HARD』となる。この後に連続攻撃が残る場合、その攻撃は回避に成功しても、出目に【6】が無ければ1ダメージを受ける。古文書にも描かれた古のイアイ・アーツ。

『●タイノサキ・インガ』…『◉ヒサツ・ワザ:タイノサキ』を習得している場合、『リーチ+X』を持つ攻撃、射撃、ジツに対しても使用できる。『カウンター不可』の攻撃には発動不可能。極限まで極めたイアイは、因果を逆転させ彼方からの攻撃にさえ反応する。

◆◆◆

「アバババーッ、アバババーッ!」「イヤッサーボンジャン!」アコライトが両腕を掲げた。ゴウランガ!見よ!ガントレットが変形している!禍々しきまでの鉤拳!「セイヤッサーボンジャン!」決断的に突き進む!「イヤーッ!」「グワーッ!」可燃油で膨らんだ腹を拳で直撃!「オボボーッ!?」

 噴水めいて油を嘔吐!たちまちそれはバーナーで炙られ、炎と化して降り注ぐ!だがアコライトの第二撃はそれが降って来るよりも早かった。彼は身を一瞬屈めた。そして高く伸び上がりながら斜め上に拳を振り上げる!「イヤーッ!」ファイアブレスの顎を!「グワーッ!」直撃!「サヨナラ!」破砕!

 ナムサン……このワザマエは暗黒カラテ技、ヘブンスルーキャノン!到底一介のレッサーバトルボンズに扱える奥義では無い!即ちアコライトのニンジャソウル、否、それだけにあらず!

【ガントレット・ウィズ・フューリー】より

◉タツジン:ボンジャン・カラテ

ボンジャン・テンプルのバトルボンズが用いるカラテ。研ぎ澄まされた精神と錬鉄じみた鍛錬を要する。

前提:【カラテ】13以上+『◉◉タツジン:ジュージツ』及び『◉◉戦闘系ソウルの力』。素手装備時のみ使用可能
効果種別:素手格闘系タツジン

このキャラは、『近接攻撃』種別を持つあらゆる攻撃に対し、『回避判定』の難易度が−1され、『不覚状態』の行動難易度+1の効果を受けない。(◉◉タツジン・ジュージツの基礎効果と重複して回避難易度が+2にはならない。)
『◉◉タツジン:ジュージツ』のワザに加えて以下のワザ・スタイルを使用できる。

『●戦闘スタイル:拒否のハンマー』:連続攻撃上限1。『痛打』『サツバツ!』発生なし。【カラテ:HARD】で判定し、成功すると、隣接している敵全員に2ダメージと『弾き飛ばし』を与える。この攻撃はカウンター不可、『エンハンス』無効。ボンジャン・カラテの奥義。両足を踏みしめて拳を地面に突き下ろし、衝撃波で周囲の敵を一掃する。

『●戦闘スタイル:ボンジャン・コンビネーション』:『●連続攻撃+1』を得る。この戦闘スタイルにおける近接攻撃に【6】の出目を含んで成功した場合、【痛打+1】。『サツバツ!』発生無し。『痛打』『エンハンス』は有効。両手を前に突き出した構えからの肘・膝を使った連続攻撃。

回避【6,6】『●ワザ:ヘブンスルーキャノン』:回避時に【6,6】の出目を含んでカウンターカラテを発動した場合に選択可能。このカウンターカラテは『痛打+D3』と『弾き飛ばし』を得る。ターン1回のみ使用可能。踏み込みから天へ向けて放つ一撃。

『●ボンジャン・ボディチェック』…『◉ヒサツ・ワザ:ポン・パンチ』を習得し、発動する場合、【精神力】1を消費して『痛打+3D3』に強化できる。ボンジャン・カラテの中でも破壊力に長けた一撃。ヘブンスルーキャノンやボンジャン・ポン・パンチに読み替えてもよい。

◆◆◆

「全くお前はタマ無しのチキン野郎だな!」デッドエンドは罵った。ストールワームにではない。スポイラーにだ。アーマーの件である。「キアイと正義がありゃ必要ないンだ、そんなモンは」「イヤーッ!」ストールワームは無事な手からクナイを放とうとした。BLAM!デッドエンドが速い。

「グワーッ!」クナイ投擲腕側の肩が爆ぜた。ストールワームは次のカラテ手段を取ろうとしたが、デッドエンドの踏み込みは速かった。踏み込みながら彼女は右肘を上げた。そして、逆手に持ったフラッシュライトでストールワームの目を焼いた。「グワーッ!?」

「イヤーッ!」そのまま、フラッシュライトでストールワームの脳天を殴りつけた!「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」頭蓋骨破砕!痙攣しながら両膝をついたストールワームのこめかみにマグナム銃口を当てる!「お前には黙秘権が……」「サヨナラ!」

【メニイ・オア・ワン】より

◉タツジン:タイホ・ドー

ネオサイタマ市警、さらにそれ以前の警察機構から受け継がれてきた逮捕術。手錠や盾などを扱う技術も含んでいる。

前提:【カラテ】・【ワザマエ】どちらかが13以上+『◉◉タツジン:アイキド―』及び『◉◉戦闘系ソウルの力』。素手装備のみ使用可能
効果種別:素手格闘系タツジン

このキャラの『回避判定』の成功ダイス数が攻撃側の成功ダイス個数をぴったり1個だけ上回っていた場合、『ジャスト防御』が発生する。『ジャスト防御』発生時の『カウンターカラテ』は、回避不能となる。また、このキャラが【崩れ状態】以上の状態異常を受けているキャラクターに対して近接攻撃を成功させた場合、そのすべてに【痛打+1】を得る。
『◉◉タツジン:アイキドー』の戦闘スタイルとワザに加え、以下のスタイルとワザを使用できる。

『●戦闘スタイル:ワッパー・カラテ』:『痛打』『サツバツ』発生無し。命中時、相手を【拘束状態】にする。この拘束状態は、『拘束者無し(脱出:NORMAL)』、『自身で拘束(脱出:カラテ対抗判定HARD)』のどちらかを攻撃側が命中後に選択可能。さらに、『拘束者あり』を選択した上で自身と隣接した状態の敵を【拘束状態】とした場合、以下の効果を得る。
 ・拘束した敵を盾にし、射撃に対して有効な『回避難易度-1』を得る。
 ・拘束したまま相手を引きずっていく事で、次の手番より、隣接状態で自身と被拘束者を同時に移動可能。この状態は【拘束状態】が解除されるまで続き、他のキャラクターに近接攻撃を行う事は出来ない。また、移動距離は脚力の半分のみである。拘束中はあらゆる『移動・戦闘・射撃スタイル』を使用できない。剛力の犯罪者も抑える手錠技術。

『●戦闘スタイル:ディスアーム』:『エンハンス』無効。この戦闘スタイルによる近接攻撃が命中した場合、敵の武器を叩き落す、または奪い取って使用不能にする。それがモブである場合は永続的に使用不能になり、武器が無い場合は素手状態(ダメージ1)となる。
『ボス級の敵』である場合は、『カラテ』または『ワザマエ』で【対抗判定】を行い、判定の差分だけ相手の所有する武器に合わせた【近接攻撃ダイス】または【射撃ダイス】を減らす。対抗に使う能力値は攻撃側が指定し、お互い同じ能力で判定する。(チャカ・ガンを持つ相手にカラテで対抗判定を挑んでも良く、その場合差分で減るのは【射撃ダイス】である。判定の難易度は攻撃側・防御側共にNORMALである。
なお、武器を装備していない相手には使用できない。アイキの発展形であり、力の流れを読み取り武器をその手より叩き落す。

『●移動スタイル:シールド・ワーク』:通常移動を行う。この移動では【脚力】の半分までしか移動できないが、次の手番開始時まで『ダメージ軽減1』を得る。方形盾を駆使した防御戦術であり、本来は集団で使用する。

『●叩き伏せ強化』…『◉叩き伏せ』を習得している場合、その効果により与える『回避ダイスダメージ』を+2する。さらに、その効果で相手の回避ダイスが無くなった場合、体力ダメージに置換するだけでなく、相手を次の手番終了時まで【崩れ状態】にする。

◆◆◆

ニンジャスレイヤーは咄嗟に防御姿勢を取る。……フットワーク……!「シューシュシュシュシュシュ!」繰り出されるマークスリーの連打!

「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは両手を滑らかに動かし、リトル・イデアの型でマークスリーの拳を捌きながら、後退にて間合いを取ろうとした。だが、かなわなかった。マークスリーはニンジャスレイヤーの足の甲を踏みつけていたのだ。「イヤーッ!」「グワーッ!」ダーティー・ブローが腹に!

「ニンジャスレイヤー=サン、何故!? その距離は相手のフーリンカザンです! 恐らくはボックス・カラテ……」コトブキはタチアイニンであったが、思わず叫んだ。しかし詮無きこと。彼女からはマークスリーの踏みつけは死角であり、見えない。英国式チャドーはあくまで優雅に勝つのである。

【マスター・オブ・パペッツ】より

◉タツジン:英国式ボックスカラテ(new!)

17世紀、紅茶とともに英国に伝えられたチャドー暗殺拳が英国王室内でボックス・カラテと結びつき、密かに独自の発達を遂げたもの。

前提:【カラテ】13以上+『◉◉タツジン:ボックスカラテ』及び『◉◉戦闘系ソウルの力』。素手装備のみ使用可能
効果種別:素手格闘系タツジン

このキャラは『●連続攻撃+1』を持つ。『近接攻撃判定』の出目【6】成功時に『痛打+1』または『装甲貫通1』を得る。また、近接攻撃の回避判定に【6】の出目を含んで成功するたびに、自身の次の手番のみ使える『近接ダイス+1』を得る。
『◉◉タツジン:ボックスカラテ』の戦闘スタイルとワザに加え、以下のスタイルとワザを使用できる。

『●移動スタイル:トー・ストンプ』:この移動スタイルを選択した場合、移動距離は1マスとなる。移動後、隣接した敵1体をターゲットとして、『拘束攻撃(脱出:カラテNORMAL)』を発生させる。(判定不要、この拘束攻撃は拘束者有りとして扱う)
この拘束攻撃は、シナリオ中最初の1回のみ『回避難易度:HARD』、それ以降は『回避難易度:EASY(固定)』である。
『◉特殊近接ステップ』を持つ場合、この行動を攻撃集中後に行う事が出来る。ボックスカラテにおける禁じ手の踏みつけにより、相手を固定して拳打の餌食とする。

回避【6,5+】『●ワザ:クロスカウンター』:
回避時に【6,5+】の出目を含んでカウンターカラテを発動した場合に選択可能。このカウンターカラテは『回避難易度+1』『ダメージ2』となる。このカウンターカラテが命中、連続攻撃の途中であった場合、それ以降の攻撃は無効となる。自らへの致命打を躱しながら打ち込むカウンター・ブロウ。

【6,6,5】『●ワザ:ビート・キャンセリング・ブロー』
この『近接攻撃』を『サツバツ!』の『出目3:急所破壊』とする(『回避:HARD』)。付属効果として、まだこの敵に対する『連続攻撃』が残っているならば、敵はそれら全てに対し回避不能となる。『サツバツ!』は発生するが、その効果はすべて『出目3:急所破壊』となる。相手の鼓動に同期する正確無比な連続打撃を肋骨越しに撃ち込む事で、敵の心臓を停止させる英国式チャドー奥義。

『●英国式チャド―』:【攻撃集中】を行った手番に『◉◉戦闘系ニンジャソウルの力』の効果で【精神力】を消費して【近接攻撃ダイス】を得る時、その獲得量を+1する。(精神力1消費時近接攻撃ダイス+3、精神力2消費時近接攻撃ダイス+5。射撃ダイスには影響しない) 英国に伝わる秘伝の呼吸法。口を閉じて鼻で呼吸を行い、喉からは独特の摩擦音が唸る。

参考収録

ここに記載されたスキル類は、特定のキャラクターやシナリオにおいて使用するために作成したものであり、調整不足のためにゲームのバランスを著しく損なう危険性があります!
使用する場合はNMと相談の上、データを調整するなどして活用ください(作成者への許可は不要です)

◉ヒサツ・ワザ:ヌキウチ

一瞬の抜刀と直後の納刀により敵に刃を見せずに切り伏せる、極限の修練が導く究極のヒサツ・ワザ。ヌキウチとは本来カラテ・ドーの名前ではなく、この技術単体の名前であった。

前提:ワザマエ】15以上+【カラテ】【ニューロン】各10以上+『◉◉タツジン:イアイドー』『◉◉戦闘系ソウルの力』『◉タツジン:ヌキウチ』の全てがスキルスロットにあること
   カタナ(標準近接武器)装備時のみ使用可能(テック武器や二刀流は対象外となる)
コスト:精神力3or回避ダイス3
効果種別:ヒサツ・ワザ
制限:記憶スロットから発動する場合、追加コスト【体力】1を消費する。

このニンジャが標準近接武器装備時、1度目(連続攻撃の場合1回目)の『近接攻撃』で『ナムアミダブツ!』を発生させた場合、その効果を直ちに『ヌキウチ』に置き換えてよい。

●ヒサツ・ワザ:ヌキウチ』:『痛打+2D3』を与える(回避:U-HARD)。
さらに、まだこの敵に対する『連続攻撃』が残っており、攻撃判定で『サツバツ!』が発生した場合、その効果を直ちに『ヌキウチ・フタエ』に置き換えてよい。シナリオ中3回まで使用宣言可能。

●ヒサツ・ワザ:ヌキウチ・フタエ』:『痛打+2D3』『装甲貫通D3』を与える(回避:U-HARD2)。
さらに、まだこの敵に対する『連続攻撃』が残っており、攻撃判定で『サツバツ!』が発生した場合、その効果を直ちに『ヌキウチ・ミツエ』に置き換えてよい。シナリオ中2回まで使用宣言可能。

●ヒサツ・ワザ:ヌキウチ・ミツエ』:『痛打+2D3』『装甲貫通2D3』を与える(回避:U-HARD3)。
さらに、同一ターン中に『ヌキウチ』『ヌキウチ・フタエ』『ヌキウチ・ミツエ』全てを命中させられたキャラクターは、体力・精神力に『2D6ダメージ』を受ける。シナリオ中1回まで使用宣言可能。

しゅう=サン&アパシーブレイド=サンへ感謝と敬意を込めて

◉ヒサツ・ワザ:テンペスト・オブ・ロンゴミニアト

エクスカリバーと並ぶ騎士王アーサーの伝承になぞらえた、英国式チャドー奥義。その真髄は片腕を盾として敵の攻撃をブロックし、無防備になったところへもう片腕をヤリとし、一撃必殺のカラテを撃ち込むことにある。またの名をブリティッシュ・サツキ・ジキツキ。

前提:【カラテ】【ニューロン】各13以上+『◉◉タツジン:ボックスカラテ』『◉◉戦闘系ソウルの力』『◉タツジン:英国式ボックスカラテ』の全てがスキルスロットにあること
   素手装備時のみ使用可能
コスト:精神力or即応ダイス2
効果種別:ヒサツ・ワザ
制限:記憶スロットから使用する場合、【精神力】2、【即応ダイス】2をコストとする。

敵の『近接攻撃』に対して『回避判定』を行う直前に、コストを消費して発動できる。この発動宣言はターン中1度のみ可能。
この時回避難易度は『HARD』に固定される。
『回避判定』に失敗した場合、通常どおりダメージを受け、支払った発動コストも失われる。『回避判定』の成功数が敵の『近接攻撃判定』の成功数を上回った場合、通常のカウンターカラテとなる。『回避判定』の成功数が敵の『近接攻撃判定』の成功数を1上回った時のみ、そのカウンターカラテを「テンペスト・オブ・ロンゴミニアト」に置き換えても良い。

●ヒサツ・ワザ:テンペスト・オブ・ロンゴミニアト』:このカウンターカラテは『ダメージ2D3+1』『装甲貫通3』『弾き飛ばし』となる(回避:U-HARD)。シナリオ中1回のみの使用。

更新履歴

22/10/5 ver0.6作成。
22/10/15 『◉タツジン:タイホ・ドー』の取得条件変更。『◉タツジン:英国式ボックスカラテ』の実装(恐らく調整が入る)。
23/1/20 参考収録のヒサツ・ワザ2点を収録。英国式ボックスカラテの調整・修正。

利用規約

このルールセットのデータが含まれるリプレイなどを公開する場合、公式ルールとの混同を避けるため可能な限りこの記事を引用元として明記すること。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は法的に認められた例外を除いて原則不可。

参考資料:「ソウルワイヤード」ダイハードテイルズ


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