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わたしの中のマグダラのマリア

旅に出ました。
テーマはマグダラのマリア巡礼。
イスラエルに入り、イタリアへ、ローマから船でスペインを渡り南フランスへ行く事になりました。

マグダラのマリアは、7つの悪霊をイエスに癒され、(娼婦だったとも言われているけど、それは謎)ご婦人方と一緒に同行していた女性の弟子。
イエスの花嫁とも噂されている方。
十字架に架けられ息を引き取ったキリスト。
マグダラのマリアは、他の使徒達より先に、初めてキリストの復活に出会います。
とても美しいシーンです。

ヨハネによる福音書20-16.
イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。
イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ、父のもとに上っていないのだから。わたしの兄弟達のところに行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る、と。』」

その後のマグダラのマリアは、色んな説がありますが、
帆のない船で、南フランス サントマリー ド ラ メールに漂着し、セントボームの山の洞窟に33年間隠匿生活を送った、という伝説があり、巡礼地として多くの方が訪れています。

セントボームの山⤵︎ ⤵︎

この旅でマグダラのマリアを通じてイエスに出会えたら、、、、と思っていました。
が、、、、、!

飛行機からイスラエルの灯りを見た時、胸が震え、感動✨
もう、優しいイエスさまのエネルギーに包み込まれていて、、、✨
どこを巡っても傍にいらっしゃるのは、イエスさま。原点みたいな、シンプルな、いつも爽やかな風に包まれながら、、、
不思議に思っていた。なぜ???
まるで、マグダラのマリアは現れない。
✨「わたしを知りたいのなら、なぜ救い主 キリストに出会おうとしないのですか???
声を聞こうとしないのですか???」✨
そう感じた。

ある本を持参していました。
「マグダラのマリアと聖杯」
ダ・ビンチ・コードの映画の参考になったとされる本。
ものの見事にどこかで紛失してしまい、、、
「余計な知識は要らない」と。
ああ、そうですね、、、と降参。

イスラエルツアー中、一応聖書持参で赴いていたけど、イエスさまの代理人?!みたいな方がガイドをして下さり、聖書片手にイエスの伝道を熱く語って下さる。
イエスの伝道者、現る!!!!

ある質問をしたら、イエスさまはわたしの胸の中にいらっしゃる、と大真面目に語って下さり、わたしの中では、まるでイエスさまみたいな方だわ!!マグダラのマリアの気持ち分かるわ!!(笑)
なんて、疑似体験までさせてもらい、、、。
その方の言葉の1つ1つ心に染み込み、イエスさまはいつも傍らにいらっしゃる。
イエス伝道の地、天国みたいなガリラヤ湖 ⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎

マグダラのマリアの生まれ育ったミグダル⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎

エルサレム旧市街⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎

この風景が目の前に広がった時、深いところから、 込み上がり、震え、涙が溢れた。
絶妙なタイミングで、凄腕ガイドのイエスの代理人さんが、素敵な曲の演出と、ホサナ!ホサナ!と語って下さる。

ヨハネによる福音書12-12.13
その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、エルサレムに来られると聞き、なつめやしの枝を持って迎えに出た。そして、叫び続けた。
「ホサナ。
主の名によって来られる方に、祝福があるように、イスラエルの王に」

2000年前イエスは、この写真のオリーブ山から、エルサレムの町を見て、そしてロバに乗って、群衆にホサナ!ホサナ!と叫び続けられながら、エルサレムにむかえられたのだ、、、
一生忘れない、この時の事、、、✨🕊

エルサレム旧市街は、駆け足で巡ったので、又別の機会に、、、、。
イエスはここで十字架に磔にされ、処刑され、復活した。
強烈な時を、味わう。

イスラエルを巡ったのは2日間のみ、濃密な時だった。


後ろ髪を引かれながら、次の国へ向かう。
豪華客船の旅だ、、、、
だけど、、、心は満たされないのだ。
傍らにいらっしゃるはずのイエスが、消えてしまったかのような世俗??に引き戻され、イスラエルが恋しくて泣いた。
それは、マグダラのマリアが海を渡った時の気持ちと同じだったのかは、分からないけど、、、、。

船から下船し、フランス、サントマリー ド ラ メールに着いた時、安堵感を感じた。
この土地の地形は、ガリラヤ湖畔に似ている、と教わったが、本当にその通りだった。

サントボーム、マグダラのマリアが33年間洞窟で隠匿生活を送った場所には、かなりの山道を30分登りたどり着く、本当に巡礼そのものだった。
そこは、清浄な場所。
マグダラのマリアの息吹が、やっと私の中に現れる。
ようこそ!!、と。


この場所で、偶然ごミサに与るお恵を頂く。
感謝しかない。
ご聖体のキリストがお現れになったのだ!!

そこから、さらに急な山道を40分登り、サンピロン礼拝堂へ。

(コピペです)伝説によると、マグダラのマリアは一日に7回日課の祈りを捧げる度に、
洞窟からこの山頂まで天使たちに持ちあげられたといわれます。
山頂で天使たちの音楽を聞かされ、それがマリアの食事だったそうです。

Saint-Pilon サン・ピロンとは「聖なる棒」という意味で、昔はマグダラのマリアが天使に
持ちあげられた場所を記して、一本の円柱があったそうです。
それが今は、礼拝堂となりました。(コピペでした!!)

神聖な、、、ここは、まるで天の国。

十字架に磔にされ、処刑され、最初に復活したキリストに出会ったマグダラのマリア、、、
魂に衝撃が走り、祈りを捧げながら、命さながらたどり着いた地。
マグダラのマリアは、イエスに逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて、、、、。

「すがりつくのはよしなさい。」

イエスの言葉を刻み、イエスから伝えられた神の国に行きたくて、天の父の声が聞きたくて、、、、
この空に向かって、祈りを捧げた、、、。
揺るぎない信仰の中に。
そして、それが成された時、、、、。
神の国が降りてきて、それは、空の向こう側の光りを、永遠に私たちに見せて下さる。

マグダラのマリアは、イエスと共に、
信じる心で、イエスの伝えた神の国の事を、言葉では無いメッセージで伝道する方だったのだ!!!
わたしの中で、この場所で、イエスとマグダラのマリアが統合されたのかも知れない。

2000年経って、マグダラのマリアの生まれた村が発掘されたり、ローマ教皇からカトリックの祝祭日にされたのも最近の事。
なぜキリストは復活し、最初にマグダラのマリアに出会われたのか??圧倒的な美しさをもって、、、。

やっと、封印が解かれ、新しい時代がやって来たのだと、、、、
共に手を取り合って生きる、女性の真の自由の時代。
これも、神のご計画だったのだ、、、。

新しい時代にふさわしく、マグダラのマリアは語り続ける。
信仰の美しさ、祈りを捧げる事、神の国の事、、、✨
いつまでも、変わることのない、普遍的な愛を✨🕊


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