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映画『ハウ』 私なりに(ネタバレ有)

こんにちは。
映画ハウが公開になって少し経ちましたが、私はまだ初日に観てからおかわりできていません。ムビチケもあるので、おかわりする気マンマンです。

石田ゆり子さんのナレーションがちょうどいい塩梅で、全体的にはラストまでほっこりと観させていただきました。

ただ、ちょっとだけ引っかかった部分があり、少しモヤっとしながら帰宅し、映画レビューサイトで記録代わりにポチポチしつつチラ見したレビューでも同じとこが引っかかってる人がけっこういらっしゃって。

夜、映画を頭の中で咀嚼しつつ、そのもやもやを私なりに、私個人の解釈をすることで、うん、腑に落ちた。

文章力ゼロ、語彙力ゼロの私なので、その辺は大目に見てほしいし、決して誰かに納得してほしいとか、こうでしょ!って押し付ける気持ちも無くてまぁ、これも記録用。なのでぬるっと、生温かく見てください。
あと、私は原作未読なので、もしそこに何か答えがあったとしてもわからないので💦

まず、ひっかかり1。
立ち入り禁止場所に深夜に侵入!


それはだめだろぉぉ(><)ってなったのは私だけではないと思う。
なぜ深夜散歩でそんな場所に侵入して遊ばせるのよぅ(TT)となったシーン。
しかし、考えてみる。
映画の番宣やネット記事の映画紹介の際に散々見た『ちょっと気弱な青年』
うん、民夫は気弱なんだよね。だから結婚式直前に彼女にあんなひどい理由で振られても何も強く言えない(泣)
そんな民夫が朝の公園やドッグランで陽キャな犬飼いさんたちとコミュニケーションを取りながら大型犬でやんちゃ盛りのハウを遊ばせるのはけっこうしんどいかもしれん。もしかしたら何かあったのかもしれない。
それで仕方なくああいう場所で遊ばせることしかできなかったのかなぁ。
民夫がそれをちゃんとできる人ならあんなことにもならなかった。人は完璧ではないし、失敗して学ぶことも多い。
あのシーンを強い表現で怒ってるレビューもたくさんあった。
でもハウのことを大好きで大切にしている民夫も『未熟』な飼い主だったから、ああいうことになってしまったという“お話”で、ああいうことはしちゃいけないよね、っていうことなんだよなぁ、と私は解釈した。

ひっかかりその2
まぁ、みなさんも思ってると思うけど、
なんでリード離して首輪も外してしまうねん!

そうですよ、ほんとなんで?ってなったシーン。
しかしあれも上記したように民夫の『未熟』さを現わしている。みなさんが求めるような完璧な飼い主だったら物語は始まらない。ハウと民夫の日常の映画となってしまい、あの後に民夫やハウがそれぞれに出会う人たちとも出会えないまま。ただかわいいわんこ(ベック)とわんこ(圭さん)を見続ける2時間になる(それはそれで需要はあるでしょうが!!)

未熟な飼い主が犯したミスが、一頭の大型犬を危険な目にあわせてしまった映画。
うん、その通りなんだけど、それを言ってしまったらエンタメではなくなってしまうので、自分はあんなこと絶対しないようにしよう、もし見かけたら注意できたらいいなぁ、と思えれば。
後は、俳優犬ベックくんや俳優さんたちの演技と、ハウを聖犬にしたかったという監督と原作者の想いを感じればいいんじゃないかなぁって。

飼い主として未熟だったことを一番後悔しているのは民夫自身。ペットだけじゃない、子育ての中でも『ヒヤリ ハット』はたくさんある。そこを責めるのではなく、そこから学んで繰り返さないために、他の人がそんな経験をしないように…。ということもあの映画には含まれているんじゃないかな。

映画のラスト、少年にリードを握らせながら民夫は「絶対離しちゃだめだよ」(ごめん。まだ1回しか見ていないから細かいセリフ忘れてる💦)と伝えた。
民夫はあの出来事をすごくすごく後悔しているんだなぁと感じて大泣きしてしまった。
自分とハウのことを伝えずにあの親子を見送った民夫。
民夫もハウが聖犬なんだと感じたのかなぁ。


まぁ、つまり何が言いたいかというと、はやく2回目を観に行きたいなぁ…ってことです!!(最後に投げやりになる)


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