お洒落と我慢比べ 。パート2

前回の脱毛から早8ヶ月…
脱毛サロンに行ってきた。


私が通う脱毛サロンは、通常であれば3ヶ月程度の間隔を空け、定期的に通う事が理想のようだ。
毛が生え変わる周期に合わせてのことで、それより短い期間で施術を受けても、あまり効果はないそうだ。


しかし、仕事の忙しさを言い訳に予約の変更を何度も繰り返した結果、今の時期になってしまった。
確かに仕事は忙しかったが、脱毛に割く時間が1時間たりとも(私の施術箇所であれば、大抵1時間以内で終わる)なかったわけではない。


要は、面倒になっていただけであった。生々しい話になるが、施術を受ける箇所は、前日に毛の処理をしておく必要がある。私は脇とデリケートゾーンを受けているのだが、脇は普段からシャッと処理し慣れているのでまだいい。
しかしデリケートゾーンは、複雑怪奇な形をしているため非常に処理し難いし、そもそも自分ではよく見えない。よく見えないので鏡を見ながらシェーバーで処理するのだが、非常に時間がかかる。毛質も他の場所と違って固いし、そもそも処理をしている姿がもうなんとも言えない。今急に佐川が来たら、一体どうしようなどと考える。


しかもそんなに頑張って処理した翌日、待っているのは根性焼きレベルの熱さ。「綺麗になりたい!」と自らお金を払っておきながら、全く行きたくないという意味不明な現象が発生していた。


しかし、こんな事ではいつまで経っても毛の処理要らずの快適ライフは実現しない。思えば年間どれくらいの時間を、ムダ毛の自己処理に費やしているのであろうか。時間はお金で買えないのだ、自己処理にかける時間とストレス問題を早く解決すべく、「エイヤッ」と気合を入れ、重い腰をようやく上げた。


少し足が遠のいていた間に、様々な制度が変わっていたが、スタッフの方々は、相変わらず非常に親切だった。あまりに親切だったので、ずっと検討していたが二の足を踏んでいた脚の脱毛も、併せてお願いすることにした。

デリケートゾーンは、相変わらず痛熱かった。担当スタッフの方もそれを理解しているため、デリケートゾーンの照射の際は、「3.2.1…」とカウントダウンしてから照射する。
確かにいきなり照射されるよりは心の準備ができるぶん良いのかもしれない。しかし、あの熱さを知っている者にとっては、恐怖のカウントダウンでしかない。今回もどきどきし通しであった。

デリケートゾーンの痛熱さを一通り身体が思い出した頃、私は後悔していた。「脚もやるって言っちゃったけど、広範囲に渡ってこんな痛い思いをするなんて、耐えられないやも…」

しかし今更「やりません。」などとカッコ悪いことは言えないため、歯を食いしばり耐えることにした。

ところが、脚の施術が始まり驚いた。全く痛くないし、熱くない。本当にちゃんとやってくれてるのか…?


どうやらデリケートゾーンや脇など、脂肪が薄く骨が近い部位だと、響きやすいのだそうだ。そんなこんなで、余裕しゃくしゃくで脚の施術を終えた。


今回で脇とデリケートゾーンは三回目、脚は初回の施術だったのだが、デリケートゾーンに関しては、かなりまばらになってきた。脱毛の施術を受けた箇所は、数日後通常通り毛が生えてくるのだが、今回効果を受けた毛については、シュッと抜け落ちてしまうのだ。そうやって施術を受けるたびにどんどん減っていく仕組みである。
「面白いから、今度見せてあげるね!」と友人に申し出たところ、秒速で断られた。


脇に関しては、実は元々そんなに毛量がなかったため、効果のほどはよくわからないが、ほとんど処理はしなくても良くなっている気がする。
脚は場所の性質上、少し生えてこようものなら直ぐに処理してしまうため、本当に抜け落ちている毛があるかどうかは不明だ。


ともかく、サロンスタッフの方も良い方だし、効果も感じ出したところなので、3ヶ月後はきちんと行きたい。
どうやって重い腰をすっと上げられるかを、今から考え中である。


#ミュゼプラチナム #脱毛

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