それもマナー。
先日プチ出張をしてきた。
わたしの仕事はほぼ毎日外出をするのだが、普段は行動範囲が非常に狭いため、1時間も電車に揺られるのはもう立派な出張。
こういう時、うちのリーダーは必ずごはんをご馳走してくれる。
わたしは今まで居た環境のせいか、あまり奢られることに慣れていない。世代的なものもあるかもしれない。
どの程度断ったら良いのか分からないし、どの程度お礼を言ったら良いのかもよく分からない。よって、いつも「もう少し断ったほうが良かったのかな?」とか、「お礼ばかりしつこく言いすぎたかも知れない…」などと不安になる。
少し前に、歳上の女性の友人と一緒に歳上の男性にご飯をご馳走になった。「お気持ちだけで大丈夫です!」と焦って断るわたしを尻目に、歳上の友人は「いつものことだからそんなに遠慮しなくて大丈夫だよ。」とこっそりわたしに言い、笑顔でご馳走になる事を受け容れていた。
非常にスマートにその場が収まっていたし、きっとご馳走する側だって、せっかくならば嬉しそうに受け容れてくれる方が嬉しかろう。
図々しくなってはいけないけれど、他人の好意は笑顔で受け取れる人間になりたいと思った。
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