星空のドレスのお姫さま
2021年、20歳当日のバースデーイベントで紗栞ちゃんのオタクとしての人生を選んでから、言い換えると、紗栞ちゃんに恋をしたあの日からもうすぐ2年。
ということで、ただでさえ1年に1回しかない推しの生まれた日をお祝いするというだけでも特別なバースデーイベントにおそらくほかの人よりも強い思い入れがあり、この感想文も翌日に代休をとってまで書いています。本気。やっぱりその日の感情はその日のうちに残して残しておきたいなって。
なんかいい感じの商店街を抜けて、めずらしく迷子にならずに会場に辿りついた。日曜日だからか公園にこどもがたくさんいてこんなところにオタクが集まって良いのか?の気持ちにはなったけど。あと、中学の時にいちばん長く一緒にいた友達が最近こどもを産んだことが頭を過ったけど。私はね、日曜日に大好きな推しに会える人生を素晴らしいと思っているよ。
そんな事を考えてから紗栞ちゃんとツーショットを撮影したあとのポストです。目が合わせられなかったほどの美しさに勢い余ってシンデレラガールを歌ってしまった。人生楽しそうだね。※シンデレラガールはガチ恋ソングではありません。
この黒いドレスがね、本当に似合っていたんですよ。色が違う3種類のドレスのうちからこれで即決したらしい。いやあもう、絶対に正解。他のを見ていなくてもわかる。それぐらい本当に似合っていたんですよ。(2回目)
ステージに立つと照明のおかげで黒いドレスのキラキラがより映えていて星空みたいに見えた、というのがタイトルの由来。紗栞ちゃんは世界一かわいくてきれいなお姫様だよ〜〜〜ってスタートから大好きが溢れてしまったね。
ピーナッツバタージェリーラブ
今回はオープニングに1曲。かわいい曲を歌っているときの紗栞ちゃんのかわいい歌声とかわいい表情がかわいい。かわいいしか語彙のない人になってしまう。もうね、1曲目から優勝。サビの「ピーナッツバタージェリーラブ」の振り付けほんと可愛くてありがたいよねえ。私は紗栞ちゃんのダーリンになりたい。冗談です。
そのあと座らせてもらって、『ビッグファイヤードラゴンの相方』まおぴんがサプライズで登場。いつもありがとうね!
ビッグファイヤードラゴンというのは行くつばの運動会(?)回から生まれた紗栞ちゃんとまおぴんのコンビ名なんだけど、ふたりが「かっこいいよね!」とドヤっていたのが非常にかわいかったです。とりあえず強そうな英単語を並べるというネーミングセンスが小3男子。グッズのワッペンの価格が高い話で盛り上がっていたのもなんか良かったね。「まあみなさんは大人だから買えますよね」と言われるオタクたち。買いますよ、大人なので。というより紗栞ちゃんが好きなので。はい。
(ちなみにここでNEW!となっている額に雷が描いてあるキャラクターは「さおおに」らしい。なんで鬼なのかは謎のまま)
今年で22歳になる紗栞ちゃん、「22回目の誕生日を迎えて…」とまおぴんに言われて「まだ(誕生日がきていないから)21回」と返す冷静さに笑った。2週間後なんだよな。そこから9つばのときは末っ子だったふたりがいつのまにか上から4番目ち5番目になっていた話に切なさも感じつつお姉さんになろうとしている2人にじーんとする。きっと素敵なお姉さんになるよ。
あとは、ドレス姿をまおぴんに褒められた紗栞ちゃんが一度も謙遜するような言葉を口にすることなく「本当に素敵でしょ」という空気をずっと醸し出していた(なんなら口にも出していて)のと、グッズで髪をまとめているのとおろしているのに対して「さおり欲張りだから」と言っていたのがサイコーだった。そういうとこ大好き。生まれつき性格がお姫様なとこ。
1部のお祝いメッセージが佐々木莉佳子さんからで、ずっとハッピースマイルの指が2本多かったのとやけにさにこポーズを気に入っていたのがオモシロかわいかったな。マネージャーさんにバースデーのお祝いメッセージ誰が良いか相談されたまおぴんが、紗栞ちゃんは仲の良いハロメンをアンケートで聞かれると毎回「いません」と書いているから迷ったけど佐々木さん(と他に数人)を選んだというのが興味深い。つばきの楽屋によく来るからそのときに紗栞ちゃんとも楽しそうにお話しているらしくて、なんかどっちもめっちゃ大きい声で笑ってそうっていうことを勝手に想像してかわいいなと思った。妄想だけならフリーダム。
続いて紗栞ちゃんが考案した「紗栞と遊ぼう」のコーナー。1部は最大数当てゲーム<1〜50の中で好きな数字を書いて、誰とも被らない一番大きい数字を書いた人の勝ち>で、「50は攻めすぎだよ!」「1はないでしょ!」とかゲラゲラ笑いながら言っていたビッグファイヤードラゴンの2人、楽しそうでなによりです。
2部はビンゴ。まおぴんが忘年会みたいって笑っていたけど本当にそういう雰囲気になっていた。まあ年の瀬だし…。でも紗栞ちゃんが「こういうレクリエーションをしたかった」と満足げな顔でガラガラを回していたので、リーチにすらならなかったけど私も満足した。紗栞ちゃんが楽しいならそれがいちばんいいよ。
そして”紗栞ちゃんが楽しいこと”の真骨頂、毎年恒例「教えて!さおりん先生」のコーナー。声出しが解禁になったので手遊びじゃなくて歌を歌うのがメインだった。ちょっとそんな気がしていました。そりゃそうよ、歌えるようになったら歌わせるよね。
今年の曲は『やまのおんがくか』。ピアノが昨年より上手くなっているのが、忙しい中で練習してえらいしすごいなとも思うけどなんか面白い。途中でバイオリンを弾くような振りをすることになっていて、「全員やるまで終わらないからね」「さおり目だけはいい」と笑いながら圧をかけていたさおりん先生。私はね、なんやかんやいってもこういう小野田紗栞さんのことが大好きなんですよ。変なことを言っている自覚はあります。
2部にもなるとオタクも慣れてきて大きい声で歌うし、紗栞ちゃんがピアノを弾きはじめるときにちゃんと「はい!」と返していてほぼ部活だった。それに対してご満悦のさおりん先生が「来年はもっと難しい曲にしようかな」などと恐ろしいことを言っていたけど、たとえば課題曲とかを出されてもちゃんと練習してバースデーイベントに臨む自信はある。
1部で声の小さかったオタクたちに対して「来年までできないんだから」「禁断症状出るよ」と言っていたときに(怖すぎる…来年もやるんや…)と思ったのに、もうやる気満々になっちゃってるよ。これがさおりん先生の力。もうお姫様通り越して女王かもしれんな。
そんなこんなで今年も″無事に″教えて!さおりん先生を終えると、待ちに待ったライブコーナー。セットリストはこんな感じ。
相変わらずセットリストの組み方が天才の紗栞ちゃん。ありがとう。
低温火傷
これやるんや!っていう驚きもあったけど、紗栞ちゃんの泣きの声とアコースティックアレンジの相性の良さ。今年もアコースティックライブ観たかったなー。「心がジリジリしてるの…」のセリフに私がジリジリした。紗栞ちゃんへの恋に低温火傷しているので。言いたいだけです。
どっち
これもびっくりしたなあ。でも好きな曲だから歌ってくれて嬉しかったし、紗栞ちゃんの歌声にほんとうに合っていて耳が心地よかった〜。終演後に急いで「どっち 良すぎたーーーー」とメモしたぐらい良かったからもうそれしか書けない。配信がはじまったらとりあえず何もかも置いて一番に見たいのがこの曲。
私の心
スマイレージでいちばん好きな曲なので、イントロが流れた瞬間に天を仰いだ。本当にありがとう。後出しなんだけど、この曲絶対に紗栞ちゃんに似合うと思っていたんですよ。サビの「見てくれない」のあとの表情、好きだったな……。ガチ恋の顔すな。
忘れてあげる
回替わりが私の心だったのはちょっと悲しいけどこの曲も似合うと思っていたから歌ってくれて嬉しい。私はね、可愛い曲を歌っている紗栞ちゃんと同じくらい失恋ソングを歌う紗栞ちゃんが好きなんですよ。しかも「忘れてあげる」の「あげる」の感じが紗栞ちゃんって感じがするじゃない。とくにサビは『顔で歌っていて』最高だった。表情が良いということです。
ひとり占めしたかっただけなのに
歌がうまい〜〜〜!!!!!ここまでもずっと昨年よりも上手になっているなと思っていたけど、声を張って歌うとより感じる。研修生から数えると10年目でもまだ上手くなる努力をしているっていうのが「えらいよ!すてき!」って言いたくなるところ。あと紗栞ちゃんたぶん
℃-uteの曲の音域が合うんだよな。
Give me 愛
これもかっこよかった。そしてどんな曲を歌っても上手い。間奏でまおぴんがソロダンスをしている姿をニコニコしながら見ている紗栞ちゃんを見て、お姫様がお気に入りのダンサーを部屋に招き入れて踊らせている…という絵に見えたけど。紗栞ちゃんはまおぴんのダンスが好きなのであながち間違いでもないんか?
アタシリズム
きましたサオリズム!この2人のバージョン(とはいえ歌はほぼ紗栞ちゃん)もすっっっっごいよかった。この曲ほんとうに好き。歌詞が小野田紗栞ちゃんなのよ。誰よりも自分を認めていて、絶対誰の代わりにもならない、アタシリズムを持っている推しです。誇り。紗栞ちゃんは唯一無二の存在だよ。
まおぴんがはける前に「さおりの歌声が大好き。みなさんもそうですよね」と言っていて、私もほんとうに歌声が大好きだよ!!と心の中で感情が爆発したけどなんとか大きめの拍手に留めました。
私のすごい方法
「この手で掴んでやる」「私の人生だもん」にも紗栞ちゃんを感じる。自分じゃないとできないことを自分の手で掴んでくれるんだろうなって思わせてくれる紗栞ちゃん大好きだ〜って、たぶんライブ中に普通は思わないようなことを考えてしまう。根っからポエマーなのかも。
通学ベクトル
ここでみんな大好き通学ベクトルよ。℃-uteの曲が合うっていうのもだし、なにより鈴木愛理さんの曲が合うんだなというのもここ3年のバースデーイベントを見ていて感じたこと。歌うときの声の出し方が似ているような気がする。
愛のスキスキ指数上昇中
イントロで思わず拳を握りしめた。昨年のリベンジ。
並べるとオタクの文章のきしょさが際立つ。
紗栞ちゃんの中にもそれくらい強い思いがあったからこそ、満面の笑みで「さおりのこと」を浴びる紗栞ちゃんを見て愛おしさが爆発した。一昨年よりも昨年よりも昨日よりもずっと紗栞ちゃんのことが好きだし、明日のほうがもっと好き。という気持ちで歌いました。込めた愛が重すぎるぞ。
最後に紗栞ちゃんが言った22歳の目標、「まーえむきに生きる」も紗栞ちゃんらしくて好きだったし、「大人になりたいけどこどもっぽいところも忘れずにいたい」と言ってくれて、どれだけ大人になったとしてもピュアでかわいい心は忘れずにいてほしいなと思った。これからもどんどんかわいく綺麗になっていくんだろうな〜好きだな。
毎年、お誕生日をお祝いしにいっているとはいっても私たちが楽しませてもらっているから、本当にありがとうを言わなきゃいけないのはこっちのほうなんですよ。緊張しすぎて眠れなかったという話もしていたし、いつも忙しい時期で練習も大変そうなのにレベルアップしたパフォーマンスをみせてくれて。それでも紗栞ちゃんが「しあわせ!」って思ってくれることが嬉しい。今年もバースデーイベントに参加できて、素敵な1日を過ごせて私も幸せだったよ。
…という、オタクたちをハッピーにしてくれたバースデーイベントが配信されます。
オタクで遊ぶお姫様こと小野田紗栞ちゃんのパフォーマンスを是非見てほしいので、大人のみなさんよろしくお願いします!(重くなったので宣伝で中和)
それでは締めの言葉を書きます。