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20240627 Iguazú アルゼンチン側と再びの国境越え、そしてブラジルの闇夜

晴れ 17℃くらい さわやか

ついに晴れた!というわけでアルゼンチン側の滝に行くことに。

今日でこの宿とはお別れ。とっても落ち着くいい宿でした。猫も4匹もいるし。
朝食後しばらく宿のオーナーのお兄さんたちと話す。二人は婚約者同士だそうな。調べたらアルゼンチンでは2010年から同性婚が認められているらしい。良いねぇ。
二人に日本人は来るけどこんなに喋る人すごくめずらしいよ!とくに女性はあんまり話さない人ばかり、と言われる。10歳も下に思われていたことも判明。東アジア人は本当にどこでも子どもだと思われがち。
アルゼンチンのいろんな話、朝からステーキを食べる人もいるとか、エンパナーダのおすすめとか、旅行はパタゴニアがおすすめとかアルゼンチンが何回も崩壊してることとか電車がないこととかいろいろ話す。私も日本の観光のおすすめとか、漢字とひらがなとか、名前の由来とか話す。
日本からの移民もアルゼンチンには多いという話になって、彼ら的に移民の日本人イメージは丁寧仕上げのクリーニング店らしい。日本人がやってる=クオリティが高いって思うそうだ。
あとはスペインのスペイン語を聞くとお年寄りと話してる気持ちになるとか、スペインで使う意味とアルゼンチンで使う意味とで異なる単語とかあって、しかも卑猥な意味になっちゃうとか…
英語もとても流暢な二人だったのでとても興味深い話が色々できて楽しかった。

さて、大きな荷物は一旦宿にあずかってもらい、ターミナルからバスに乗ってアルゼンチン側の滝へ。30分弱くらいで到着。

アルゼンチン側の滝は長いトレイルからみる感じ。去年の大雨で一番奥まで行くトレイルは壊れてしまったらしい。歩いている途中にもそこまで続いていたはずの線路のレールとかがグニャリとなって川の途中に引っかかっていた。

入場するとまずはトロッコ列車みたいなのに乗ってトレイルの入口へ。滝の上を歩くトレイルと、下側を歩くトレイルの2種類あって、それぞれ2kmくらいあるらしいので、まずは上側へ。道は金網でできた橋の上をずっと歩く感じで、必ず一方通行になっている。車椅子も通れるくらいで、それぞれ滝が見えやすいところが展望台のようになっている。お天気が良いので滝壺からの水しぶきで虹がきれいにかかっていた。

時々滝を見ながら写真を撮って歩く。滝の間上のトレイルが閉鎖されているためアルゼンチン側ではほとんど濡れることはない。

小一時間かけて上側のトレイルを歩いてから下側へ。下側は階段も多くアップダウンがそれなりにある。森の中を通っているので時々鳥や動物が見られた。あとは蝶がたくさん飛んでいた。
下側といっても滝の半分くらいの高さから滝や滝壺の様子が診られるルート。こちらからは滝壺に船で突っ込むアクティビティの様子がよく見えてそれが面白かった。すごく揺れるし、水着じゃないと無理なくらい濡れてるのと、どう見ても酔いそうだったのでトライしなくて良かったです。というかこの季節には寒すぎると思う。

びしょびしょどころではない

両方でだいたい3時間弱ウロウロして、帰りがけになんかの猿やハナグマ、カラフルな鳥を見たりしてまたトロッコに乗って終了。
穏やかな観光コースという感じでした!

そのままバスで街に戻って荷物を宿に取りに戻って、猫たちとバイバイしてブラジルへ!

国境を越えたところまでは良かったけど、バスの接続が悪すぎて30分以上待った挙げ句、一旦フォズドイグアスの中心まで出る羽目に…待ってる間に話したのはスウェーデンから息子さんと来ているおじさん。日本へ行く予定だったのにコロナで来られなくなってごはん屋さんまで予約してたのに、とのこと。詳細なプランを聞かせてもらって面白かった。東京で何泊かする間に鎌倉に行ったり、日光に行ったりして、その後、長野で温泉猿を見てから金沢に行き、そこからサンダーバードで関西に向かい、京都大阪を観光して広島に行き、さらに姫路とかに行くそうです。ちゃんとしてるなぁ。

彼はブラジル、アルゼンチンのバスのタイムテーブルが不確かすぎることにイラついてました。タイムテーブルあるだけじゃなくて時間通りに来ないと意味ないんだよ!!とのこと。ちなみに一番時間守るのはスイスと日本とのことです。いま日本安いからぜひ来てくださいとお伝えした。来年のイースター休暇に来ようとしているらしい。是非。

フォズの街は都会的。たくさんビルやホテルがあって、活気のある様子。バスターミナルから空港方面のバスに乗る。市内バスはタッチ式のカードもあるみたい。

うっかり前回ブラジルに滞在したホテルに忘れ物をしたのでとりあえずは取りに行き、その後少し戻る形で次の宿へ行く予定。無事に忘れ物は回収して次の宿に向かおうとするが…

問題発生

うまくバス停が見つけられず、とりあえず可能な限り一番近いところでバスを降りるて闇夜を歩く羽目に…

星はキラキラしてるけどいかんせん車通りの多い車道脇を1km弱歩く…足元も見えないような暗さ。工事中の道なのでもしかしたら穴とかあるかも…やだー!野生動物もいるし、強盗とかもやだー!

星がキレイとか言っている場合ではなかった。

と思いつつ、なんとか宿へ行く曲がり道まで来たけど、なんとそこは道路の反対側。道路を越えるには、高速道路を作る工事中の、道の真ん中にある盛り土の段差(未舗装の赤土80cmくらい)を超えないといけない。でもスーツケースもある…

とりあえず宿に泣き言の電話をすると、近くまで来てくれるとのこと。でもここを越えないわけには行かない…ということでその段差の上にまず18kgのスーツケースをよいしょと乗せ、自分もよじ登る。

ちょうど登って宿の方に歩き出したところで宿の車が来た!

ぼろぼろなこちらの様子を見て、マジで歩いたの!?という感じでとても驚かれる。だってバスで来いって言うからさー…ブラジル人でも引くことあるんだなぁと思いつつなんとか宿へ。

とにかくブラジルはいま冬でオフシーズンなのでホテル内もどこもかしこも工事中の様子。ハンバーガーを作ってくれると言うのでお言葉に甘えて腹ごなしする。

夏向けの宿でシャワーがぬるい水しか出ず、シャワーは諦める。もう寝よってことで11時頃寝る。

はぁ疲れた。

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