春みたいなセーター

書くことなんかもう無いんだと思うけど、けっきょく日記を書いてしまう。もっと、自分の白いところだけ拾って書けたら、堂々と人前に差し出せるのにと思う。つまんないか、そんなの。

今日は電子レンジを手で持ち帰ろうとして挫折した。それというのも、まわりは卒業して地元に帰ったりするから…。卒業後も大学にいるわたしは、知り合いから電子レンジをもらえることになったんだよね。「いけるだろ!」と思って、車で20分の距離を、ほぼ手ぶら+徒歩andバスで向かったんだけど、全然いけなかった。どこにもいけなかった! タクシーで帰りました。後部座席に女子大生と電子レンジ(むきだし)を乗せて走ったのは、運転手さんも初めてだったらしい。また無駄なポジティブを発揮してしまった。電子レンジはね、むりです。

もうそれで疲れきっていたんだけど、今日は袴の試着もして、そのうえ何人かでカレーも食べてしまった。わたし、げんきなのかな…。卒業後も大学で働くということになり、卒業し甲斐がなくなったというのと、かったるいなと思って、衣装のことを全然考えてなかったんだ。でも今日貸衣装のお店に行ったら、占い師みたいなスタイリストさんが、わたし好みの袴と着物をひょいひょい合わせてくれるので、サクサクと決まってしまった。うれしい。卒業式がたのしみになってきた。ただ、領収書?控えなくしたんだけど。もうだめだ…。

わたしはあまり、華やかなほうではないんだけど、ごくたまに、衣装のうつくしさに引っ張ってもらいたい時がある。春みたいなセーターを買ったから、明日からの仕事もがんばれそう。いっしょに働く人がやさしいメールをくれたので、役に立とう。受験に関わる仕事だから、もしかしたら、張りがあっていいかもしれない。がんばっているひとが好きだ。なにか、がんばっているひとを見て、目覚めたような心になりたい。

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