配達あとがたり2023.08.19

昨日、ムッチくんから連絡があり、
Uberを始めたいとなり、やり方を教えることとなった。
アカウントだけは以前から持っていたので直ぐに始められるので
軽く教えることにした。

面倒なことではあるのだが、ムッチくんに教えて、
彼が本腰入れて始めてくれれば、私の弟たちもフーデリを頑張ってくれるのではないか?という思いがあった。
これで弟たちが協力的になってくれれば、私の生活も少しは楽になるという期待があった。

ムッチくんには悪いが、彼はどうしようもない部類の人間だ。
だが、憎めない奴でもある。

弟たちは、このムッチくんを見下しているので、見下している相手が
フーデリで頑張って稼いでいるとなれば、弟たちもがんばってくれるのではないだろうか?と淡い期待を抱いたのだ。

朝からムッチくんと地元で待ち受けも一時間無音。
痺れを切らせて隣町の長岡京へ移動するも一時間半無音。
そんな中、地元で千円案件が飛んでいるとの情報に
「ぐぬぬぬ!!」と思ったりもしたが、4桁に頼っていてはいけない。
これはいつか無くなると思っているので焦らないことにした。

しばらく待つと300円案件がムッチくんに配信された。
軽ーく説明して、私は590円の出前を受けた。
お互い配達を終えて合流。

合流して「簡単だっただろ?」とムッチくんに尋ねると
「簡単やった!でも疲れたから帰る!!」
「えっ!?」と思ったが、安定のクズっぷりを発揮したなと呆れた。
でも、教えている最中、ムッチくんの女からLINEが頻繁に着ていたので
また、この女が原因で止めるのだなと思った。

ムッチくんがたった一件でけつを割ったことを秘密にして、
弟に「ムッチも頑張ってUber中!!」とLINEしてみた。
「ええんちゃう?」との返事。
まさに他人事だった。

終わってみれば、ただ朝の時間を無駄にしただけだった。

多分、ムッチくんも弟もフーデリはやらんのだろうな。


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