津軽三下り

このテキストはマガジン「三味線のこと」の中に含まれているので、一つ一つ購入せずにマガジンを購入した方が多分安いと思います。

この曲は2017年11月18日日に習い始めたらしいけど途中で別の曲をやったりで、とぎれとぎれになって終わったのが翌年の5月19日らしい。
まあ、長いしな。
「津軽」って付くんで当然津軽民謡。
そして「津軽五大民謡」の一つだけど、これを唄ってるのはあんまり聞かないな。

よく使うチューニングは「二上り」っていうヤツで、「本調子」っていうのもそれなりに使うワケだけど、これはタイトル通り「三下り」っていうチューニング。
三下りの曲はすごく少ない。
ないワケじゃないけど。
前にも説明した気がするけど、この三種類以外にもチューニングはあるけど、津軽三味線はこの三種類だけかな?
三下りっていうチューニングにすると、哀愁がある音になるのでそれはそれでいいんだけど、どうにも音が合わせづらい。
私のチューニングとかツボの押さえ方が悪いのかも知れないけど、ツボの位置が二上りや本調子の時とは違う感じがする。
同じ位置を押さえるとおかしな音になる。

この曲の特色?は指でシュイ~ン!って音を出すところ。
毎日何時間も練習しているとそれなりに指先は固くはなるけど、それでもこの曲みたいに人差し指で激しくシュイ~ン!ってやると指先が切れるんじゃないかって感じになる。
因みにシュイ~ン!てのは楽譜で言うと1ページ目の三行目の「スリ」って書いてある個所とか。

他の「津軽五大民謡」と同様に長い前奏があって、太鼓のパートが入って唄・太鼓・唄・太鼓・・・っていう構成。
唄の一つ目と五つ目は似てるんだけどちょっと違う。
うっかり間違えて弾きがちなので危険だ。
三つ目と六つ目は同じ。
四つ目と七つ目も同じ。
って言っても唄う人によっていろいろだろうから、そうじゃなかったりもするんだろうけど。

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