津軽じょんから節

このテキストはマガジン「三味線のこと」の中に含まれているので、一つ一つ購入せずにマガジンを購入した方が多分安いと思います。

これは習い始めたのは2016年の2月27日だけど、終わったのが7月2日。
当時は月二回の稽古だったとはいえ、なにしろ楽譜を見ていただいておわかりのようにすげぇ長い。
全部通して弾くと十分近いから「5分以内」なんていう制限があるイベントでは短縮して弾く。

あっちこっち音の出が不完全だったり(バチが正確に糸に当っていない)指が追いついてなかったりとかグダグダだし、楽譜と照らし合わせていないので違っている個所があるかも知れず。
この楽譜を書いたのはすごく前だし、録音の方は後からいろいろ先生が修正した後のやつ(繰り返しの回数なんかが減らされたりしている)だから、よく考えたら楽譜とはそもそもだいぶ違ってるな。

「津軽じょんから節」ではあるけど、これに関しては唄はない。
たまに訊かれて答えに困るんだけど「津軽じょんから節」っていうと「旧節」とか「新節」とか「新旧節」なんていう「唄があるヤツ」も存在する。
それも「津軽じょんから節」って呼ばれる。
で、これも「津軽じょんから節」ではあるけど、唄と関係なく三味線単独で弾くっていう。
で、基本的に「曲弾き」と呼ばれる三味線のコンクールなんかでも弾く即興的で一人一人全然違う内容で弾く(同じ人でもその時によって全然違ったり)っていうのもあって、そっちの系列ではあるけれども、一人で弾くんじゃなかったりするんで、事前にキッチリ決まってるっていうね。
だからいつもこの曲はプログラムなんかでは「合奏」って書いてある。

楽譜を見ていただくと(録音を聞いていただいてもだけど)大きく三つに分かれている。
一つ目と三つ目はワリと似ている。
だから習う時は一つ目は頭から普通に習ったけど、一つ目が終わったら二つ目に入らずに三つ目に飛ぶ。
で、三つ目が終わってから二つ目を習った。

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