東京音頭

このテキストはマガジン「三味線のこと」の中に含まれているので、一つ一つ購入せずにマガジンを購入した方が多分安いと思います。

これは正確に言うと習ったことがない曲。
習ってはいないけど、前の先生から楽譜をいただいていた。
で、今の先生と東京音頭を弾くという話になった時に、先生も東京音頭は弾いたことがない。
何でか知らないけどその時私は前の先生からいただいた楽譜を持っていたので、先生と二人でそれを見ながら弾いたのが最初。
それから先生は先生で、私は私でそれぞれに好き勝手なアレンジを加えてしまって、同じ楽譜を見ながら弾いたハズなのに今ではまるっきり違う内容で弾いている。
とは言え、先生が弾くのも私が弾くのもいわゆる「本手」。
本手を先生と二人とか他の人も入れて大勢でとか弾くと聞いている人はつまらない。
弾く側は同じのを弾く方が楽なんだけど、自分が演奏会などに言って聞いた時に全員が同じ内容を弾いているのってすごくつまらなく感じるのだ。
ってことで「本手」とは異なる旋律で弾くものを「替え手」っていうんだけど、それを入れたいなと。
「替え手集」などの楽譜も出版されていて、何冊か持っているのでそういうのを見て弾いてみたけど「本手」の部分が本とは違うからズレまくりで合わない。
仕方がないから自力で本手と合うようにアレンジしたものがこの楽譜。
ってことで、1番は「本手」で弾いて2番は「替え手」で弾いてます。
オリンピックのこともあって、何かの催しでこの曲を弾く機会も多いです。

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