【エレキギター】BOSS WL-20とIbanez RG1070の相性問題について
結論
RG1070にWL-20を挿すと周期的なノイズが発生していたのですが、変換プラグを使用することで解決しました。
(参考:Roland公式のQ&A)
上記URLでは「アクティブピックアップのギター」についての対処方法として記載されていますが、パッシブピックアップのRG1070についても同様の対処が有効でした。
周期的なノイズが出てしまう
BOSS WL-20はギター用のワイヤレストランスミッターです。小さな製品をギターに挿すだけでワイヤレス化が可能なため、シールドが煩わしい自宅での練習時や、複数のギターを持ち替えるDTM作業時に重宝していました。
ところがこの製品、Ibanez RG1070のジャックに挿している間だけ、周期的に「ボン、ボン」というノイズが発生するのです。手持ちの他のギターでは再現しないので、RG1070が原因のノイズだと思われます。
Rolandのサポートセンターに相談したところ、「RG1070の正確な仕様はわかりかねるが」としつつ冒頭の記事を案内されました。RG1070はパッシブなので改善は見込めないだろうと思いつつ、ダメ元で変換プラグを導入したところ、見事に周期的なノイズが解消されました。サポセンありがとう!
パッシブでも試す価値あり
同様の症状でお悩みの方は、ぜひ変換プラグの導入をお試しください。公式はアクティブ用の対策として周知していますが、パッシブでも改善する可能性があります。
(再掲:Roland公式のQ&A)
導入した変換プラグ
これです(非アフィリエイト)。
音質面について、今の所ノイズ等は気になりません。
耐久面については購入したばかりなので何とも言えませんが、プラグをギターのジャックに挿した時の手応えがちょっと頼りないです。ちゃんと挿さっているのか不安になります。ギターに差した状態でもかなり軽い力で回転するため、接触不良ノイズが発生しないかどうかも心配です(今のところは問題ありません)。
同様のレビューがあったので、当初はもっと高級な製品を買おうかと思っていたのですが、意外とこの手のプラグって販売しているところが少ないようで、良さげな製品が見つかりませんでした。
使用上の注意点
WL-20は「プラグをジャックに差した時に通信を開始する(電池を消費する)」仕様です。つまり、WL-20を変換プラグに差しただけで通信が開始され、電池が消費されます(ギターに接続せずにこの状態にしておくと、ノイズが発生する上に電池だけ減っていく)。
使用しないときは必ずWL-20を変換プラグから取り外しておきましょう。
余談
WL-20はコンパクトな製品ですが、それでもギターのジャック形状によっては結構出っ張りが演奏の邪魔になります(特にギターを左足に乗せるフォームの場合)。
L型変換プラグを使用すればその点も解消され、よりストレスフリーに演奏できます。
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