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IK Multimedia 25周年グループバイ オススメの選び方

2021/10/31追記:プレゼント製品の選択期限は11月31日です

プレゼントのソフトウェア製品を入手するには
プレゼントのソフトウェア製品につきましては、必ずプロモーション期間終了後30日間以内に入手してください(プロモーション期間が終了して30日間経過すると入手できなくなります)。

https://www.ikmultimedia.com/news/?item_id=11282

↑グループバイのお得な参加方法は先日の記事をご覧ください

 IK Multimediaの25周年グループバイは、最終的に25製品(購入1+無料24)が入手できることになりました。何選べば良いかわからん!という方へ向けて、25製品の選び方について提案します。

結論

Amplitube、SampleTank、MODO BASS、MODO DRUM、MixBox、
Lurssen、Sunset、Hammond、T-RackS 5、Syntronik、
Deluxe、SampleTron、Orange、Miroslav、X-TIME、
X-SPACE、Mesa、Fender、Mic Room、Tape Machine80、
Space Delay、Comprexxor、Stealth Limiter、Master EQ 432、Malletopia
これで25個です。以下で軽く解説しますので、適宜入れ替えてください。

注:取得製品の優先度について

 この提案は下記のような条件を想定して書きました。優先度は各自の環境に合わせて読み替えてください。
(例:ドラム音源はAddictive Drums 2を持っているので、MODO DRUMは優先度を下げる)

①DAWを使った作編曲がメイン
 ミックス/マスタリング関連の製品は優先度を下げています。

②エレキギターが弾ける
 ギターを弾かない場合、Amplitube関連製品の優先度を下げてください。

③なるべく広い範囲のプラグインを網羅する
 
IK製品だけで全てをカバーできるわけではありませんが、なるべく広いジャンルをカバーできるように、用途が被る製品は優先度を下げています。製品コンプリートが目的ではありません。

Amplitube 5を購入した
 €199.99以下の製品が24個取得できるものとして話を進めます。

優先度S

ノーブレで貰っておけ枠

・SampleTank 4
 とりあえず一通りカバーできる総合音源。収録音のクオリティーはピンキリです。明らかに変な音で収録されているものもあります。割り切って使いましょう。

・MODO BASS
 エレキベースのモデリング音源。音域的には6弦ベースまでカバーしています。アップライトベースやシンセベースの音は出せないので注意。

・MODO DRUM
 ドラム音源。実はロクに使ったことないんですけど、ドラム音源持ってないならとりあえず貰っておけば良いんじゃないですかね(適当

・MixBox
 ミックス用プラグイン集。EQ、コンプから空間系やモジュレーションまで、必要なプラグインは一通り収録されています。モジュール数は多いですがそれぞれのパラメータは少ないので、大雑把にミックスしたい方向け。(個別のT-RackSプラグインからは一部のパラメータが省略されている一方、エフェクトごとのドライ/ウェット割合の調節ができるあたりは便利です)

・Lurssen Mastering Console
 「これ一つでお手軽マスタリングできるよ」系のプラグイン。プリセットをそのまま使うと爆音になるので要調整。

・T-RackS Sunset Sound Studio Reverb
 リバーブ。自然な響きが得られますし、操作性も良いので文句なしです。あくまで実在のスタジオの響きを再現しているので、その音色が嫌いでなければどうぞ。

・T-RackS 5
 ミックス用プラグイン集。Master Match、Dyna-Mu、EQual、One、Full Meteringの4つが収録されています。いずれもMixBoxと被っていません。まともなメーターを持っていない人はこれを貰っておきましょう。
 ちなみにT-RackS 5 SEの方には無印と被っていないプラグインがいくつかありますが、それらは全てMixBoxでカバーできます(De-esser、670、White 2A、Black 76、CSR Room Reverb、Tape Echo)

優先度A

ジャンル的に必要なら貰っておけ枠。金額的に見てもお得。

・Hammond B-3X
 ハモンドオルガン音源。ハードロックやプログレやりたいなら必須。みんなもジョン・ロードごっこやキース・エマーソンごっこしようぜ!

・Syntronik、Syntronik Deluxe
 アナログシンセサイザー音源。ビンテージの有名どころは一通り収録されています。Deluxe版にすると5種類の楽器が追加されます。
 実機っぽいGUIですが、いじれるパラメータの種類自体は全機種共通です。実機のパラメータにこだわりたい方はArturiaのV Collectionを買いましょう。
 当然ながらモダンなウェーブテーブル系シンセの音は出ません。そういうのが必要な方はSampleTankの拡張音源をチェックしてください。こういうの。

・SampleTron 2
 メロトロン音源。当然ながらレトロな音が出ます。積極的に必要な方は少ないと思いますが、高いし最近の製品なので貰っておけば良いんじゃないでしょうか。

・AmpliTube Orange
 メーカー公認のモデリングアンプ。Amplitube(無印)にはオレンジ風のアンプが収録されていないので、優先度を上げています。あと個人的にオレンジの音が好き。

優先度B

試しに使ってみようかな、ってノリで貰っておいても損はない枠

・Miroslav Philharmonik 2 CE
 オーケストラ音源。CEなので廉価版です。ポップスに混ぜて使う分にはSample Tankで充分に感じますし、本格的にオケを作りたい場合は上位版や他社音源が必要になるでしょう。オケ音源の雰囲気を楽しむには良いと思います。
 なお、これを持っていても上位版は安くなりません。

・AmpliTube X-TIME、X-SPACE(ソフトウェア版)
 Amplitube内で使えるエフェクター。X-DRIVEとX-VIBEはAmplitube(無印)の収録内容と被る部分が多いのに対し、X-TIMEとX-SPACEは結構新作のエフェクトが収録されています。空間系にこだわりたい方はどうぞ。
 なお、それぞれのハードウェア版を購入すれば、ソフトウェア版は無償で入手できます。購入予定の方は要注意。

・AmpliTube Mesa/Boogie
 ハイゲインアンプといえばメサブギー!Amplitube(無印)にもメサブギー風のアンプは収録されていますが、こちらはメーカー公認のモデリングで、パラメータも実機を模したものになっています。
 とはいえ無印でもモダンなロック/メタルに使いやすいPRSやDiezelが収録されていますし、Marshallも入っています。こっちはあくまでメサブギーの音を出したい人向け。

AmpliTube Fender Collection
 Amplitube(無印)にもフェンダー風のアンプは収録されていますが(以下略)。Twin Reverb、Deluxe Reverb、Bassman、Super-Sonicなど、フェンダーと聞いてイメージするモデルは大体こっちに収録されています。

・Mic Room
 マイクシミュレーター。ダイナミックマイクで録った音をコンデンサーマイクで録った風にする、といったような処理ができます。定価が安い製品ですが、MixBox未収録かつ珍しいジャンルのプラグインなので優先度を上げています。

・Tape Machineシリーズ全4種
 テープシミュレーター。最近の製品ですし出来が良いと評判なのですが、僕にはこの手のプラグインの音の違いがわからないので手放しで勧められず、優先度を下げています。
 440と80が比較的テープらしい濃いめの味付けになるらしいので、どちらか1つだけ貰っておくのもアリかと思います。

・T-RackS Space Delay
 ディレイ。最近の製品なので貰っておくと良いんじゃないでしょうか。実機を模した操作性で、ディレイタイムの設定などは独特です。自由なデジタルディレイの感覚で使おうとすると面食らいます。

・T-RackS Comprexxor
 コンプレッサー。定番アナログコンプを再現したコンプのモデリングプラグイン(モノマネ芸人をモノマネするみたいな感じ)。最近の製品ですし、アナログコンプでできそうなことは大体こいつ1つでできるので、貰っておいたら良いのでは。

SampleTank各種拡張音源
色々ありますので、必要なものをどうぞ。

優先度C

必要に応じてどうぞ。

AmpliTube Fender Collection 2
 1と比べるとマイナーなアンプモデルが多いので優先度を下げています。製品としてはこっちの方が後発なので、モデリングの出来は良いらしい。(僕にはわかりませんが)

・AmpliTube Brian May、Dimebag Darrell、Jimi Hendrix、Joe Satriani、Slash
 シグネチャーなので当然その音を出したい人向け。ディスコグラフィーに対応したプリセットが入っているので結構楽しいです。
 ちなみに製品としては古い方から順にJimi Hendrix→Slash→Joe Satriani→Dimebag Darrell→Brian Mayです。

・Stealth Limiter、Master EQ 432、EQ PB、EQ 73、Precision Comp / Limiter、White Channel
 MixBox未収録のプラグイン達です。Stealth Limiteはマスター用のリミッターが欲しければ、あとのものはモデリング元に興味があればどうぞ。

・Quad Comp、Quad Image、Quad Limiter、Opto Compressor、Linear Phase Equalizer、Brickwall Limiter
 同じくMixBox未収録のプラグイン達。最近のDAW付属プラグインならこの辺りの製品はカバーできると思いますが、足りないものがあればどうぞ。Quad Imageは帯域を分けてステレオコントロールできるので便利です。

以上

だいたいこんな感じ。Sampletank拡張については気が向いたら追記します。

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