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24/04/14 TripoAIとLine2Normalmapを使って線画から3Dモデルを作る

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最近では画像を入力するとAIが3Dモデルを一発で生成してくれるような夢の技術が出てきている。

以前、LGMやGRMといった3Dモデル生成AIを試した記事を書いた。

24/02/09 LGMでローカルで3Dモデル生成

24/04/02 3Dメッシュ生成のGRMを試す|海行(うみゆき)

この前気づいたのだが、TripoAIという3Dモデル生成AIサービスのクオリティがやたら高い。

TripoAIではプロンプトから3Dモデルを作る事もできるし、画像を入力して3Dモデルを作る事も出きる。
それじゃあ、自分でデザインしたキャラクターを3Dモデルにしてもらおう!という発想になる。
というわけで早速キャラクターデザインしてみた。

こいつはヘッドヒマワリのポール君である。↑
さあ、TripoAIよ!ポール君を3D化してみせよ!ハァッ!!

は?平面に画像を貼り付けて厚みを持たせただけじゃん。裏側も表側と同じだし。そういう事じゃねえだろ?
どうしてこうなってしまうのか?それは、こんな平面的なイラストだとAIは3D形状を予測できないからだ。人間だったら「何となくこんな形してそうだな…」とか想像できるけど、AI的には立体的な陰影とか付いてないと困るらしい。
そんな事言われたって、ちゃんと立体的な陰影を付けてしっかり描くくらいだったらもう自分でBlenderで3Dモデリングした方が早いんじゃないのかよ!?本末転倒!

ちなみに実際Blenderでモデリングしようとしてみたが、イメージ通りの形を作るのが案外難しくて諦めた。

そんな中、gear machineさんという方が、画期的な手法を共有してくれた。(本当はこのツイを見てからポール君描いたりし始めたんだが、筋道を分かりやすくするために時系列を弄ってる)

なんと、平面的なキャラクターデザインからTripoAIでいい感じに3D立体化ができている!
その秘訣は、Line2Normalmapを使ってイラストに陰影を付ける事でAIに3Dモデル形状のヒントを与える事ができたようだ。
これはすごそうなテクだから、さっそく真似してみよう!

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