オバケに対する最適解
いのち、久しぶりに食べたけどおいしすぎる。
青森の銘菓にそういうのがある。
萩の月をデカくしたようなフワフワの記事の中に、カスタードクリームとりんごジャムが入っている。
とにかくフワフワで甘くてうまい。
何年か前青森駅だか新青森駅だかのさびれたお土産やで何気なく買って帰り、あまりのうまさに全部自分で平らげた思い出がある。
カルディで売ってると聞きつけて2つばかし買ってきたのだ。
本当は10個くらい買いたかったけど、「一人一つの美学」と思いながらふたつに留めた。
あまりにも美味しいものだからずっと夫にも食べて欲しくて、今回食べさせられるのが嬉しい。
明朝いただくそうです。
萩の月みたいなフワフワして焼き色のついてない生地ってどうやって作るんだろう。
ペコちゃんのほっぺはフワフワしてるけど焼き色がついて縁が少し固い。
萩の月やいのちは均一な黄色でフチとかもない。全体がフワフワだ。
白パンを焼くときは焼き色がつかないように粉をまぶしてガードするけど、粉もついてない。
焼きナスのように皮を犠牲にして中身を取り出したとしか思えないほどきれいだ。
ちょろっと調べたらすぐ解決した。
蒸しパンと同じなのか。
焼いてるんじゃなくて蒸してるんだね。
だからしっとりフワフワでおいしいのか。
蒸しパンって好きだな。
ポケモンパンもフワフワで大きさがちょうどいいからよく買う。
シールは余るので適当に貼ったりしまったりしている。
ポケモンが出ると嬉しいけど人が出たら捨ててる。
ポケモンシールについてるちっちゃい名前のシールをノートpcのカメラを塞ぐために使用してる人、各会社に2人ずついます。
そういえばミスドのさつまいもドもおいしかった。
ブリュレのやつがいちばん美味しかった。
パリパリしてて。
塩バターは「バター食ってる」感が少し苦手。
蜜かかってるやつはもちろんうまかった。
秋の新作お菓子を太らない程度に楽しめてるとき、成長したなと思う。
ドカ食い気絶部をなんとか卒業できて本当に良かった……服がとにかく入らなくなるのでね……。
今日は昨日の疲れもあって15時ごろまでウダウダしてしまったけど、なんだかんだで3時間程度勉強できたのでえらい。
台風は消滅したらしいけど、今日は降ったり晴れたりで不安定な天気だったな。
昨日もずっと天気雨だったし、台風の名残みたいなものがそうさせてるんだろうか。
これを買いてる今も雷がピカピカしている。
私はあまり雷怖くないけど、怖がる人は怯えるほど怖いというから不思議だ。
私が怯えるほど怖いものってなんだろう。
オバケですね。
アリアスターのせいで眠れなくなったあの夏を忘れない。
1人で家にいるとよく家の中に言葉の通じないタイプの怪異が出現する想像をしてしまう。
念の為に家中の電気をつけて回りながら、もしそうなったら素直に覚悟を決めるしかないな、みたいなことを考える。
この場合の覚悟は「殺される覚悟」と「それを受け入れて最適解で逃げる覚悟」の二つがある。
どちらも根本は同じで、「幽霊でも怪異でも、存在を認めてしまえばいくらか楽になるはずだ」という臆病で都合のいい考え方に基づいている。
存在するかしないかすらわからない状態が恐ろしいから、存在すると認めることでむりやり相手を3次元空間に落とし込もうみたいな。
「いるかいないかわからない」だとどの方向から来るかわからないから全方向に神経を張り巡らせて、結果背後が恐ろしくてしょうがないけど、「そこの壁に立ってる」と決定してしまえばもうそこの壁にいるそいつから逃げることだけを考えればいいからまだましなのである。
この前バズってた、台所に真っ黒いマネキンが置いてある写真が貼ってあった「これは流石に覚悟決めた」みたいなツイート、あれすごい共感する。
オバケって覚悟で克服できるんだよな。
人と別のレイヤーに存在して恐怖を味わわせてくる存在を、覚悟によってこちらの土俵に引き摺り落とし、「障り」を「攻撃」とみなすことでこちらからの反撃を可能にする。
洋画ホラーがやたらとジャンプスケアでギャーでドカーンでチェーンソーなのはそういう考え方が根底にあるからかもしれない。
アリアスター作品はやはり寺生まれのTさんと国家権力をぶつけることで太刀打ちが可能になる。
怖いなら想像するのだ。
あの最悪の集落の入り口に青いライトをウーウー言わせたパトカーが何台も乗り付け、忌まわしい小屋を土足で踏み荒らし、何人もの白い服の教徒たちを無骨な金属の手錠で拘束していくさまを。
途端に何も怖くなくなる。
怪異はこちらの土俵に引き摺り下ろす。
これがオバケに対する最適解です。
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