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必ずサポートがついていると教えてくれた話

某日、いつも毎月一度産土神社参りした時のこと

参拝を終え、一人ベンチで静かに座って、メッセージを待っていた
目覚めて間もない頃の参拝だった

そのころは、七五三の時期だったようで
ちらほら慣れないお着物を着たお子様たちが境内にいた

そのうちの一人の女の子が、慣れないお着物と下駄に対して
うっとうしい様子を感じながら、歩いていた
長い振袖と石畳をたどたどしい歩き方で、不機嫌そうな顔をしながらも
一生懸命対応して歩いていた
さらに片手には長い千歳あめの袋を持っていて
おそらくこのままでいくと、怒り出すか泣き出すかしそうな雰囲気だった

それを一生懸命、若いお父様が振袖が足にからまないように、
そして、千歳あめの袋を代わりにもってあげようと後ろからサポートするように動くのだけど、
しかめっつらをした女の子は歩くことがままならないためか、
目の前の道に集中していて、お父様のサポートが全く目に入らない

それでもお父様はずっとずっと歩きづらい石畳を歩く娘に
サポートしようとし続けていた

この光景を見た瞬間に

私たちは一人じゃない
自分は気づかないけれど、見えないサポートは常にあり
どんな時もついてくれている
私たちは日常一生懸命前だけを見ているから気づかないから
サポートなんてないと、一人で奮闘しているように思っているけど
実はちゃんと手取り足取りサポートしてくれようとしているんだ

ということを、感じた瞬間にふわっと涙が出て
その日のメッセージだったんだなとわかった

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