効率を維持したまま動機も保つ業務設計は可能なのか?

最近よく目にするようになったエンゲイジメント。組織開発に興味があるので、ここ数ヶ月いろいろと情報を追っております。

『ワーク・エンゲイジメント -基本理論と研究のためのハンドブック‐』を読んでいて、「効率を維持したまま動機も保つ業務設計」という言葉が出てきて、そんなこと可能なのだろうか!?と、着想段階ですが纏めてみました。


セミナーなどに参加していると、理念浸透、積極的なコミュニケーションetc...各社のエンゲイジメント向上施策を知ることができま。多種の手法を追ってる中で、もっと現場的・実務的に施策を設計できないかと考えてる中で、『職務設計』という概念に触れました。タスク管理などとはまたちょっと違う考え方で面白いなと思ってたのですが、ふと、

◆ワークエンゲイジメントを高めるとされる2大要因

◆ハックマントとオルダムの「職務設計の中核五次元」

この二つの共通性に気付きました。

スライド1

スライド2

ここから導き出される仮説として、職務の設計(仕事の仕方、組み立て方)を工夫することで、エンゲイジメントが高められる(or下がらないようにできる)のでは?ということです。

スライド3

具体的な職務の設計は、現場マネジャーの仕事かもしれません。とはいえ、多忙の中だと詰込みで業務設計してしまうのが現実だと思います。ただ、ひとりではなく他のマネジャー陣と共有したり、ヒトを専門とする人事部と連携したりして、"快適"かつ”モチベーションを損なわない”ための職務設計をしていくの方法もあるかなと思いました。おそらくは、HRBPや部門人事みたいなポジションの人は、比較的こういうアプローチしやすい立場なのかなと。もちろん企業規模、事業特性、事業フェーズなどの要因で、全てを満たすのは難しいとは思いますが...

着想から書いてみただけなので、とはいえこんなこと可能なのか...については、もう少し時間をかけて考えてみます。

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