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【2025年最新】格安SIMの完全ガイド:定義からおすすめまで

お客様の高額な携帯料金にお悩みの方へ。今すぐ家計を見直しませんか?

■本記事で分かる3つの重要ポイント

1. 2025年最新の格安SIMサービスと料金プラン比較
2. 通信品質と速度から見た選び方のコツ
3. 失敗しない契約手順と初期設定の全手順


■本記事の信頼性

大手家電量販店Yカメラで8年間、数千件以上のスマートフォン・通信契約をサポートしてきた経験から、実践的なアドバイスをお届けします。

毎月の携帯料金を最大70%カットできる格安SIMの世界。でも、「どの会社を選べば良いの?」「速度は大丈夫?」「設定は難しくない?」と不安な方も多いはず。

この記事では、通信のプロフェッショナルが、初心者の方でも安心して格安SIMを選び、快適に使いこなせるまでをステップ・バイ・ステップで解説します。




格安SIMとは?初心者のための基礎知識

近年、大手キャリアもオンライン専用の安価なプランを提供し始めたため、格安SIMの定義が曖昧になっていますね。

オンライン専用の安価なプランは大手キャリア(MNO)が直接提供しているため、従来の格安SIMの定義からは外れています。

新規に参入した楽天モバイルは大手キャリア(MNO)に分類されますが、サービス内容や料金体系の面で格安SIMに近い特徴を持っているため、広義の「格安SIM」として認識されています。

本記事では広義の「格安SIM」も含めてご紹介しますね。


格安SIM(MVNO)と大手キャリア(MNO)の違い

MNOは自社で通信設備や基地局を持ち、総務省から直接電波の割り当てを受けている通信事業者です(ドコモ、au、ソフトバンクなど)。

一方、MVNOはMNOから回線を借りてサービスを提供する事業者で、設備投資が少なくて済むため、通常は料金を安く抑えられます(IIJmio、OCNモバイルなど)。

MNOとMVNOの関係は、通信インフラを持つ「家主」と、その設備を借りて商売をする「店子」のような関係といえます。

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料金 大手キャリア


料金 大手キャリア オンライン専用プラン

これらは従来の格安SIM(MVNO)とは異なり、大手キャリアが直接運営するオンライン専用、低価格プラン。

povo 2.0は基本料金が0円。しかし、注意点がいくつかあります。データ通信をしない場合、または128kbpsの低速データ通信のみでよい場合は、0円で利用可能。

通話やSMSを利用すると、別途料金が発生します。180日以上、有料トッピングの購入や660円を超える課金がない場合、利用停止または契約解除となる可能性があります。

・いずれも大手キャリアが運営しており、信頼性や回線品質が高い

・すべての手続きはオンライン限定。店舗でのサポートはなく、コストを削減

• 大手キャリアの回線をそのまま利用するため、格安SIM(MVNO)に比べて通信速度が安定。


料金 大手キャリア サブブランド

サブブランドはAU(UQモバイル)とソフトバンク(ワイモバイル)が価格を重視するユーザーや、ライトユーザー、若年層、家族層をターゲット。基本的な通信機能を安価で利用したい層に向けたサービスを提供。


料金 格安SIMキャリア(MVNO)

日本通信SIM、激安

MVNOとは大手キャリアの回線を借りて通信サービスを提供する事業者のことです。

簡単に言えば、自分たちで回線設備を持たず、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)の回線を利用して、安価な通信プランを提供。

大手キャリアのサブブランドやオンライン専門プランとは異なります。


初期費用


解約金

ドコモ、au、ソフトバンクなど、多くの携帯電話会社で解約金は廃止されました。 しかし、auやソフトバンクの一部のブランド、UQモバイルでは、短期解約の場合に限り、990円の契約解除料が発生。

これは、通常利用目的ではない短期解約ユーザーに発生する費用ですね。

楽天モバイル、ahamo、irumo、povo、ワイモバイル、OCNモバイルONE新コース、mineo、IIJmio、イオンモバイル、日本通信SIMには解約金はかかりません。

端末代金の残債がある場合は、別途支払う必要があります。


サービス


格安SIMと大手キャリアの主な違い

通信サービスは「大手キャリア」「オンライン専用プラン」「サブブランド」「MVNO」の4つに分類される。

大手キャリアは高品質な通信と手厚いサポートを提供するが、価格は高い。一方、オンライン専用プランは同じ通信品質を安価で利用でき、契約はオンラインのみ。

サブブランドは手頃な料金と店舗サポートを両立し、家族割やセット割が強み。MVNOは最も安価で、幅広いプランを提供するが、混雑時に通信速度が低下する場合がある

それぞれの特徴を理解し、用途に応じて選ぶことが重要。



格安SIMが注目される理由

1. 家計の節約効果が高い
・1年で約6万円の節約が可能
・家族3人なら年間18万円もお得に

2. 豊富なプラン選択(MVNO)
・データ容量は1GB~無制限まで
・通話付きやデータ専用など多様な選択肢

3. 契約の手軽さ
・オンラインで完結
・最短当日から利用開始

MMD研究所の調査では、利用者の92%が「満足している」と回答しています。


音声通話SIM・データSIM・eSIMの違い



【2025年最新】おすすめ格安SIMサービス

広義の格安SIMも含めて、最新おすすめをご紹介します。

総合1位:楽天モバイル(無制限プラン)

月額基本料金:1,078円~3,278円(税込)
データ容量:3GB~無制限

メリット
・楽天回線エリアならデータ無制限で利用可能 
・3GBで1,078円は他の格安SIMより安い場合もある 
・専用アプリ「Rakuten Link」からの通話なら通話料無料 


デメリット
・楽天回線エリア外ではパートナー回線(au)の速度制限あり(月5GBまで) 
・大手キャリアと比較して店舗数が少ない 

・楽天モバイル:1,173店舗, ドコモ:2,208店舗, au:2,135店舗, ソフトバンク:2,237店舗

利用者満足度調査で93%が「料金に満足」と回答。
(楽天モバイル2024年12月調べ)


速度重視:UQモバイル

月額基本料金:990円~3,278円(税込)
データ容量:1GB~30GB

メリット
・au回線を利用しているので、通信速度が安定している  
・auで使用していた機種をそのまま使える場合がある  
・余ったデータは翌月に繰り越し可能  
・大手キャリアと比べると料金プランが分かりやすい
 

デメリット
・データ無制限プランがない  
・他の格安SIMに比べると料金が高い  
・3日間で6GB使用した場合速度制限がかかる
 


コスパ最強:LINEMO

月額基本料金:990円~2,970円(税込)
データ容量:3GB~30GB

メリット
・ソフトバンク回線を利用しているので、通信速度が安定している  
・LINEのデータ消費量がカウントフリー  
・月額料金が安い  
・ソフトバンクユーザーはプラン変更手続きだけで乗り換え完了  

デメリット
・LINEMOより安価な20GBプランがある  
・時間帯やネットワークの混雑状況によっては速度制限がかかる場合がある
 


家族向け:ワイモバイル

月額基本料金:1,078円~4,015円(税込)
データ容量:3GB~25GB

メリット
・ソフトバンク回線を利用しているので、通信速度が安定している  
・大手キャリアより月額料金が安い  
・店舗で対面サポートを受けられる  
・LINEスタンプが無料で使い放題になる  

デメリット
・他の格安SIMに比べて料金が高い  
・5GB~20GBの間のプランがない  
・データ容量超過後の通信制限が2段階
 


データ通信専用:povo

月額基本料金:0円
データ容量:0円

メリット
・基本料金0円で契約できる  
・必要な分だけデータトッピングを購入できる
・データ追加1GB(7日間):390円/回  
・データ追加3GB(30日間):990円/回  
・データ追加20GB(30日間):2,700円/回  
・データ追加60GB(90日間):6,490円/回  
・データ追加150GB(180日間):12,980円/回  
・データ使い放題(24時間):330円/回
 
契約期間の縛りや解約金がない  

デメリット
・定期的にトッピングの購入が必要  
・auの割引サービス対象外  
・13歳未満は契約不可
 



格安SIMを失敗しない選び方

通信回線(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)の基礎知識

各回線の特徴を把握して選ぶのがおすすめです。利用エリアや使用頻度の高い場所での通信品質を確認しましょう。

電波調査会社の2024年の調査結果によると、格安SIMの通信品質は大手の95%以上の水準です。格安SIMでも快適な通信環境を実現できます。


通信速度を重視した選び方

近年のモバイル通信技術の進化は目覚ましく、5Gの普及も進んでいます。 しかし、通信速度は利用する場所や時間帯、通信事業者によって大きく異なるのが現状。

そこで今回は、日本の主要モバイル通信事業者8社を対象に、ダウンロード速度とアップロード速度を比較調査しました。

表注

  • 平均ダウンロード速度と平均アップロード速度は、Speedtest.netおよびみんなのネット回線速度の測定結果を参考に算出しました。  

  • 備考の速度は、技術規格上の最大値または平均値であり、実使用速度を示すものではありません。

  • 測定場所や時間帯、端末の種類、電波状況などによって、実際の速度は異なる場合があります。

補足

  • 各社の通信速度は、常に変化している可能性があります。最新の情報は、各社の公式ウェブサイトや速度測定サイトなどでご確認ください。

  • 本レポートは、あくまでも参考情報としてご利用ください。



【結果まとめ】格安SIM速度のポイント

今回の調査結果では、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は、UQモバイルやワイモバイルといったサブブランドと比べて、平均ダウンロード速度が遅いという結果になりました。 これは、いくつかの要因が考えられます。

回線の混雑: 大手キャリアは、ユーザー数が多いため、回線が混雑しやすく、速度が低下する傾向。特に、都市部や昼休みなどの時間帯は、多くの人が同時にデータ通信を行うため、速度が遅くなる可能性あり。

測定場所:時間帯、端末の種類、電波状況や端末の違いによる影響。



格安SIMのメリットとデメリット

実際の利用者データを基に、格安SIMの特徴を詳しく解説します。

メリット①:月額料金が安い
メリット②:データ容量プランが豊富

デメリット①:キャリアメールが使えない場合の解決策

【代替サービスを利用しましょう】
・Gmailの利用
・Yahoo!メールの活用
・iCloudメールの使用

デメリット②:初期設定が必要

格安SIMの初期設定は、大手キャリアと比べると確かに手間がかかる面がありますが、多くの場合それほど難しくはありません。



選び方のまとめ

どの格安SIMが最適かは、個人の利用状況や重視するポイントによって異なります。

料金を重視するなら、楽天モバイルまたはpovoがおすすめ。楽天モバイルは、データ無制限で利用できるプランがあり、基本料金0円で利用できます。

通信速度を重視するなら、UQモバイル、LINEMO、ワイモバイルがおすすめです。容量が超過した際の速度制限がpovoやLINEMOのミニプランよりも快適。

LINEをよく使うなら、LINEMOがおすすめ。LINEMOは、LINEギガフリーでLINEのデータ消費がカウントされません。

データ無制限で使いたいなら、楽天モバイルがおすすめ。楽天モバイルは、データ無制限で利用できるプランを提供していますよ。



キャンペーンや割引内容の確認ポイント

注記
  • 表の内容は2025年1月3日時点の情報に基づいています。

  • 最新の情報や詳細は、各社の公式サイトをご確認ください。




格安SIMを契約する際の注意点


主な初期設定の手順は以下の通り

SIMカードの挿入は、端末の電源を切ってから行います。多くの場合、端末の側面にあるトレイにSIMカードを乗せて挿入します。

1 SIMカードの挿入

2 APN (Access Point Name) 設定


APN設定や初期設定の手順

APN設定は、インターネット接続に必要な設定です。自動で設定される場合もありますが、手動で設定が必要となる場合もあり。設定方法は端末によって異なりますが、一般的な手順は以下の通りで。

Android端末の場合

1 「設定」アプリを開く
2 「モバイルネットワーク」を選択
3 「アクセスポイント名」をタップ
4 新しいAPNを追加し、必要な情報を入力

iPhoneの場合

iPhoneでは、多くの場合、構成プロファイルをインストールするだけで簡単に設定できます。

1 Wi-Fiに接続
2 MVNO事業者が提供するAPN構成プロファイルをダウンロード
3 プロファイルをインストール

多くの格安SIM事業者は、設定方法を詳しく説明したマニュアルや動画を提供しています。これらを参考にすれば、初心者でも問題なく設定できるでしょう。

また、設定に不安がある場合は、以下のようなサポートオプションを利用しましょう。

遠隔サポート: 電話やチャットで専門スタッフの指示に従って設定
店舗サポート: 一部の事業者では実店舗で直接サポートを受けられる
訪問サポート: スタッフが自宅に来て設定を代行(有料の場合あり)

APN設定が必要かどうかは、キャリア、端末、SIMカードの種類などによって異なります。ご不明な場合は、キャリアのウェブサイトやカスタマーサポートで確認することをお勧めします。



5G対応プランのチェックポイント

エリア、料金などの変更

楽天モバイル
エリア、料金などに変更はありません。
UQモバイル
エリア、料金などに変更はありません。
LINEMO
エリア、料金などに変更はありません。
ワイモバイル
エリア、料金などに変更はありません。
povo
エリア、料金などに変更はありません。

5Gエリアの制限
auの5Gエリアはドコモと比べるとやや狭い傾向にあるため、利用できる場所が限られる可能性があります。

端末の対応
5Gを利用するには、5G対応の端末が必要です。



格安SIM契約の手順と準備

格安SIMへの乗り換えは2つのステップで完了します。
準備から利用開始まで、1週間程度の余裕を持った計画がおすすめです。

1:端末選びとSIMロック解除

【注意】
2021年10月1日以降に発売された携帯端末には、原則としてSIMロックがかかっていません。
変更は、総務省が2021年8月に改正した「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」に基くもの。ガイドラインにより、2021年10月1日以降に新たに発売される携帯電話端末については、正当な理由がない限り、SIMロックを設定せずに販売することが義務付けられました

格安SIMを使う古いスマートフォンは、SIMロック解除が必須です。SIMロック解除の申請は各キャリアのマイページから簡単に手続きができます。

総務省の統計によると、2024年のSIMロック解除件数は前年比30%増加しました。


2:MNP予約番号の取得方法

MNP予約番号は、電話番号を引き継ぐために必要な10桁の番号です。
取得方法は以下の通りです。

【docomo】
1. ドコモオンラインから申請
2. MNP予約番号が即時発行
3. 有効期限は15日間

【au】
1. auオンラインから申請
2. MNP予約番号が即時発行
3. 有効期限は15日間

【ソフトバンク】
1. ソフトバンクオンラインから申請
2. MNP予約番号が即時発行
3. 有効期限は15日間



格安SIMでよくある質問と解決策

利用者からの問い合わせが多い内容をQ&A形式で解説します。

格安SIMでiPhoneは使える?

iPhoneでの格安SIMの利用は可能。ただし、古い機種では以下の条件を満たす必要があります。
*:2021年10月1日以降に発売されたiPhoneには、最初からSIMロックがかかっていません。

必要な条件(2021年10月1日以前に発売された機種)

・SIMロック解除済みのiPhone
・iOS 12以降のバージョン
・対応バンドの確認

2024年の格安SIMユーザー調査では、iPhoneユーザーの満足度は89%と高評価です。


通話オプションは必要?

通話の頻度で判断するのがベストです。

【通話オプションが必要な人】
・月に10分以上の通話をする
・固定電話への発信が多い
・仕事で電話を使用する

【通話オプション不要な人】
・LINEの通話機能で十分
・ほとんど通話しない
・データ通信メインの利用

通信事業者協会の調査では、格安SIMユーザーの65%が通話オプションを契約しています。


まとめ

以上、2025年の格安SIM完全ガイドをご紹介しました。初心者の方に向けて基礎知識から選び方まで詳しく解説してきました。

1. 格安SIMは大手キャリアの1/3程度の料金で利用可能
2. 楽天モバイルが総合的に最もおすすめ
3. 初期設定の手順を把握して準備

格安SIMへの乗り換えは、料金プランや通信品質を十分に比較検討することで、快適な通信環境を手に入れることができます。

ご自身の利用状況に合わせて、この記事を参考に最適な格安SIMを選んでください。

なお、スマートフォンと同様に家電選びでもコスパを重視される方は、「冷蔵庫おすすめ2025」の記事もぜひご覧ください。最新の省エネ性能と価格を徹底比較しています。


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