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水彩紙の比較

こんにちは!くなぎうみです。

ここ最近は色々あり、前回の更新から大分時間が経ってしまいました…!ですが、このwebサイトはこれからも細く長くやっていこうと思っているので、ふらっと遊びに来る感覚で読んでいただけたら嬉しいです!

さて、今回は水彩紙のお話です。
以前から自分の使っている水彩紙をまとめたいと考えていたのですが、やっとまとめられそうなので書いていきます!


手持ちの水彩紙


現在持っているのは以下の通りです。


  • アルシュ(荒目)185g

  • アルシュ(細目)300g

  • ウォーターフォード ナチュラル

  • アルビレオ

  • ファブリアーノ エクストラホワイト(まだ使ったことがない)


自分は水彩のマチエール(筆致)が上手く表現出来る紙が好きなので、割とザラザラなものを選びがちです!昔は、「安いから…」という理由でクレスターやアルビレオを使っていましたが、今はアルシュやウォーターフォードを愛用しています。
その中でも、真っ白ホワイト!!というものより、よく黄色味がかった紙を使います。何故か惹かれてしまう…。


アルシュ


皆さんお馴染み、お高いアルシュ!!
小さいサイズでも5000円くらいしてびっくりしますよね。自分が持っているのは、荒目と細目の2種類です。
見た目が似ていて分かりづらいので、テープを貼っています!

大学でリトグラフ版画をやっていた時、たまにアルシュの紙に刷っていました。版画でも綺麗に発色します!


アルシュ荒目

アルシュ荒目を最初に購入したのですが、こちらは目が荒すぎて、鉛筆で下書きするとザラザラします。(上手く表現出来ない…)
ですが、色の乗りや発色は素晴らしいです!滲み表現も素敵な感じに出来ます。
ダイナミックな色の表現や、滲みを活かした表現をしたい時はおすすめかもしれません!




続いて細目。こちらは緑色の表紙です。
細目は、通常の一般的な紙でいう『荒目』に近いそうです。


アルシュ細目




こうして見ると、荒目と変わらないように見えますが、実際描いてみると違いがよく分かります!
アルシュはどれも滲みが綺麗に広がるので、あとは好みの問題かもしれません!

ウォーターフォード ナチュラル


こちらも滲みが綺麗に出てくれるので、最近気に入ってよく使っています。
ナチュラルの他にもホワイトがあるのですが、個人的にはナチュラルの方が好きです!


F4はデカい




ハロウィン絵はホワイトで、展示絵はナチュラルの紙を使用しています。ダニエルスミスの絵具を使ったりすると、綺麗にグラニュレーション化します!

アルビレオ


アルビレオやクレスターといった水彩紙を今まで使っていたのですが、アルシュやウォーターフォードの滲みが気に入り、今はあまり使っていません。
滲みが広がりにくい…と思いますが、これはこれでいい味を出したりもします!


大きいサイズも持っています!


自分の作品はよく背景を一色で塗るのですが、アルビレオはザラザラしていない分、均一に塗れるので、アクリル絵具との相性が良い気がします!

ファブリアーノ エクストラホワイト


こちらはまだ使ったことがない紙です!世界堂の福袋に入っていました。
色んな作家さんが使っていたりするので、そのうち使って見たいと思います…!


まだパッケージから出していない…

まとめ


水彩紙は本当に様々な種類があるので、選ぶのも大変かと思いますが、試してみて探っていくのもまた楽しいかと思います!画材屋さんに行くと、ポストカードサイズの水彩紙もパックで販売されているので、是非見てみてください。

ファブリアーノは…描いてみて画材研究してみます!(やるのか?)


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