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Windows2022 Hyper-Vの動的メモリについて

主題の仮想マシンのメモリ確保の挙動について
以前から気にかかる症状があったので備忘録としてご紹介。

他記事で全文検索サーバFessについて記載しているこの構成です。

このFessが稼働している仮想マシン(以下VM)と、共有フォルダとして利用しているファイルサーバが同一のホスト上で動いているわけですが、
どういうわけか、メモリ管理を動的取得にしていても、ときどき負荷が上がってもメモリが増減していない様子。
増減していないだけならいいけど、最小値に張り付いて応答が低下していることが確認されました。

発生するタイミングはだいたい特定できて、ホストマシンの再起動後のようです。
ホストを再起動するときはVMを保存する設定にしているのですが、
これが良くないらしく、復帰したVMの応答が低下しているようです。

Hyper-Vのオプションではホストのシャットダウン時に自動的にVMをシャットダウンして、ホスト起動時に自動的にVMを起動することができるので、たぶんこれをやると、回避できそうな気がします。

うちの検索サーバは手動でOpensearchとFessを起動しているので、シャットダウンするのが面倒くさいとさぼった結果ですね。

次に同様の事象が発生したときは、OpensearchとFessを時間差で起動するようスケジューリングして、ホスト再起動時にはVMもちゃんとシャットダウンするように設定しないとなと、自戒の意味で記録しておきます。

FessとOpensearchを安全にシャットダウンする操作もいりますね。

そんなわけで、VMもときどきちゃんと再起動してあげるようにしましょう。


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