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全文検索システムFESSにADユーザを設定する

ユーザ管理設定

まずはユーザ管理をどうするかから考えていきます。
なぜなら、ユーザ、グループ、ロールが変更になるとクロールやラベルの設定がやりなおしになってしまうから。

ユーザ運用について

FESSで登録したユーザ、グループで運用するのか
AD(Active Directory)などWindowsの権限を利用するのか、
後先考えずにスタートすると振り出しに戻ることになるので慎重に検討しましょう。
今回はADのユーザグループを使った設定をしていきます。

ADのユーザ管理を行う場合は、管理サーバに接続する必要があります。
私の環境では特別な権限はなく、ユーザ、グループを参照できる自分のアカウントでも正常に動作することが確認できました。

下記の情報を参考に設定しています。

LDAPの設定

FESSの管理画面からシステム→全般の設定を開きます。
全般 (codelibs.org)
上記サイトの設定のほぼコピペで動きます。

LDAP URL  :ldap://ログイン環境のドメイン名
Base DN   :上記URLをDC=の形で区切っただけ
Bind DN   :今回は自分のアカウントで設定
パスワード  :今回は自分のパスワードを設定
User DN   :%s@ログイン環境のドメイン名

全般の設定画面

あとは、設定画面の上のほうにあるログインが必要にチェックしておけば、FESSのサーバにアクセスしたときにログインを求められるようになります。

全般の設定画面

ここまで設定したら一番下にある更新ボタンを押すのを忘れないように。
これでlocalhost:8080 を開くとADアカウントでログインできるようになっているはずです。

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