【月読み通信】牡牛座満月のメッセージ2022.11.08

満月ジャストタイムは11月8日20時02分、月食、天王星食。

牡牛座満月の宙*sora*模様

・牡牛座で月と天王星がコンジャンクション
アナタが密かに抱えている他者との違いが浮き彫りとなる。

・蠍座で太陽、水星、金星がコンジャンクション
アナタの考え方、趣味嗜好、感覚、見た目について、人格の再認識。

・牡牛座と蠍座の星たちが水瓶座土星とTスクエア
人生の終着を考えるときに浮かび上がる「あぁはなりたくない」という葛藤。
幼少期の抑圧によって出来上がった「できない・やってはいけない」という思い込み。

コンプレックスや言葉にできない悩みが増幅する。

なりたくないが、そうなっていそうな自分。
できない抑圧から逃げられない自分。

こんなはずじゃなかった、あんな生き方をしたかった。
戻れるのなら戻りたい、変われるのなら今すぐ変わりたい。

ないものねだりの渇望。

終わりの見えない渇望のループを、水瓶座土星がリセットする。

月食、牡牛座17度のサビアンメッセージ

月食、牡牛座17度のサビアンメッセージは「剣とたいまつの間の戦い」
A battle between the swords and the torches.

剣は意志を実行する力、たいまつは内的な確信。
これらが互いにぶつかり合う。

アナタがここまで実行してきたこと、自らの力で創り出してきたもの。
それらに対して、批判的になる。

「果たして、私が創り出してきたものに価値はあるのか？」

大きな葛藤。

行動そのものを否定する。
創り出したものの価値を無とする。

思い切った破壊。

そのうえで再び自身に問う。

「私の創り出してきたものに価値はあったのか？」

批判し、破壊し、自分の本心に問い直すことで気づく。
遥か彼方で煌めく星の存在を。

美しく煌めく星を掴むために、アナタは更に優れたものを創造し始める。

牡牛座満月のメッセージ

過去のしがらみを断ち、新たな自立をアナタへ促した牡羊座満月。
揺るぎない自己肯定を手に入れるために、なにかを壊した蠍座日食。

そして。

行動（剣：外側）と創造（たいまつ：内側）の戦い（葛藤）のすえ、自分自身を一旦、破壊する牡牛座月食。

どんだけ壊しにかかってくるんだよ、宇宙は？

知性は、様々な経験を積み重ねることで身に付いてくるものですが。
ときに知性は壁となり、真実を見えなくしてしまいます。

思い込みってやつですかね。

17度では、アナタが知らず知らずに陥ってしまっている「思い込み」の壁を壊します。

思い込みだったかもしれないけれど、アナタが知性として身に付けていたもの。
それを壊すには、かなりの葛藤が起きそうです。

満月の対岸にある太陽は蠍座17度。
サビアンメッセージは「自分自身の子供の父である女」

意味がわからん。（涙目）

メッセージ自体が解読不能だもんで、ここは参考書を全面的に頼ってみますと。

「自分の内側で創り出したものが、外から強く影響を受けた結果だと気づく」といったメッセージだそう。

なぜ牡牛座17度で「自分が創り出したもの」に対して批判的になるかというと、対の蠍座17度が答えになっているんですね。

アナタ一人の力で創ったのではない。
外からの影響を受けているのだ。
そこを疑え、と。

んで、面白いことに、これが水瓶座土星に繋がってくるんですよ。

冒頭に書いた、ないものねだりの渇望。

あの人みたいになりたかった、変われるもんなら今すぐ変わりたい！みたいな。

コンプレックスや言葉にできない悩みって、アナタのなかで勝手に生まれたもんではなく。
外側の影響を受けた結果なんです。

私は他者と違う、普通じゃない、当たり前のことができない。

そんな思い込みがあるとしたら「その壁を壊せ！」と囁くのが牡牛座満月。

思い込みはアナタの創造物ではない。

水瓶座土星は、世の中の間違いに対して苛立ちを募らせます。
苛立ちは「人と人は決して理解し合えない」という壁を生み出します。

でも土星は、生涯を通して、壁を壊すのがお仕事。

人と人とは決し得て理解し合えない。
そんな壁を壊すとき。
人と人は違う、そこに気づきを得ます。
異なる見解を尊重し合えれば、輝く生き方を創造できるんです。

土星が滞在している水瓶座の領域では「人と同じはイヤ、常に自分流でいたい」といった独創性を司ります。
とはいえ。
水瓶座は自己流にみえても普遍的なものにこだわるんですよ。

いつでも、どこでも、だれにでも、当てはまるもの。
すべてに共通するもの。

例えば「太陽は東から昇り、西に沈む」ような。
当たり前に変わらないものを美しいと思うこと。

フライングでお伝えしていましたが、牡牛座日食が囁いた「美意識」も普遍的なものなんじゃないかな。

いや、なにを以って「美」とするか、その基準はそれぞれでしょうが。
美意識がある、そのものが美しいというか凛としているというか。

「私の創り出してきたものに価値はあったのか？」

そんな自問自答ができるのは。
美意識があるからだと感じるんです、海猫屋的に。

美意識がないというのは、無自覚で無感動で自主性がないってこと。

牡牛座満月に湧きおこる、ないものねだりの渇望。

無自覚で無感動であれば、むしろ。
ないものをねだったりすることさえないんじゃないでせうか？

ないものをねだる。

つまりは、自分が創造していないものを知っている。
逆をいえば、自分がなにを創造してきたかも知っている。

なにを行動していないか知っている。
なにを行動してきたかを理解している。

だから葛藤する。

葛藤は苦しいかもしれないけれど、決して悪ではない。

コンプレックスは誰にでもある、私にもある。
言葉にできない悩みはある、私にもある。

誰にでもある、だから我慢しなければ、ではなく。

誰にでもある、私にもある。
ないものねだりの渇望は無限ループのように続く。
その真実を葛藤とともに受け入れる、それでいい。

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人生は、ないものねだりの渇望の連続。
そこに終わりはありません。
いいじゃないですか、終わらせなくても。
常に自問自答してください。
正解を探すのではなく、常にアナタの本心に問い続けること。
問う度に、ないものねだりが顔をだすことでしょう。
いいのです、それが人生です。
それこそがアナタの生き方の創造になるのですから。

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そんな宇宙の囁き。

12星座別☆牡牛座満月のメッセージ

今回は月食プラス天王星食でもあります。
442年ぶりとか。
織田信長がブイブイいわせていた安土桃山時代ですね、442年前は。

11月の宙*sora*模様には「ミラクル」って書きましたけど。
ミラクルって「ハッピーラッキーキラキラパワー♪」じゃないと思ってます、海猫屋的に。

アイスで当たりが出ることをミラクルとは言わん。（笑）

期待通りにはいかないし、ひょっとすると絶望を味わうかもしれません。
いや、絶望や諦めの淵に立ったとき、予想もしなかった方向から差し伸べられる手や、温かく射し込む光を「ミラクル」と呼ぶのかも。

今回は「ないものねだりの渇望に気づいてしまう」というのがテーマにありますから。
テーマの淵に立った瞬間ってのは、ある意味、自分自身に絶望してるのかもしれません。

そんな状態で起きるミラクル。

前回の蠍座新月も食でしたし。
今回の牡牛座満月も食、しかもプラス天王星食。
その日限りというより、ミラクル期間は一週間くらいありそうです。

はてさて、なにが起きるか？
なんせ天王星食が絡んでいるんで、そこは予測がまったくもって不能。

ゆえに予想なんてしない方がいいんでしょうが。
そこは占いなんで（笑）ご了承をば。