2022年5月1日 伊藤銀次&杉真理 トライアングル・ソングス

(当日のメモ)
伊藤銀次さんと杉真理さんによる「トライアングル・ソングス」終了。1st、2ndともセットリストは同じでした。シークレット(?)ゲストに佐野元春さん。竹内まりやさんへの提供曲コーナーもありました。この素晴らしい東京の夜!

1st Setの「A面」で「シリアスな気持ち」の歌い出しを間違えてしまった元春、曲中に地団駄を踏み、アウトロでは自らのこめかみにピストルを当てるポーズ…と悔しさを表わしていましたが、2ndは完璧でしたね。HKBとのビルボードシリーズを彷彿とさせるエレピにアンコールは代名詞の赤いストラト!

「マンハッタンブリッヂ…」では1982年のツアーを思い出したと語るThe Heartland初代ギタリスト銀次さん。更にその8年前、コンテストでの出会いとその時に聴いた曲への衝撃を語る杉さんを受け「ノアの方舟をテーマに書いたんだ」と話して演奏されたのが「Bye Bye C-Boy」

ライブ中盤には銀次さんと杉さんが共に曲提供したシンガーとして竹内まりやさんの曲が並びました。Peter&Gordonをイメージしたという「Crying All Night Long」はアルバム(Portlait)ではまりやさんと銀次さんのデュエットですが、今日は銀次さんと杉さんで。

更にまりやさんの1st(Beginning)収録の「目覚め」を「300曲を超えた自分の曲提供における最初の1曲」として紹介した杉さん、「ナイアガラトライアングルvol.2」でセルフカバー(リメイク)した「ガールフレンド」を演奏。

1日だけというのが勿体ない素晴らしいライブでした。今年は「ナイアガラトライアングルVol.2」をはじめ、「BABY BLUE」「OVERLAP」「SOMEDAY」が40周年。この人たちなら懐メロにならずアップデートしたライブが出来るから、大都市だけでもツアー出来ると良いのにね。

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伊藤銀次&杉真理「Triangle Songs」
(2022年5月1日 / ビルボード東京)

SE Dr.Kaplan's Office(Go Go Niagaraのテーマ)
01 Down Town
02 夢見る渚
03 幸せにさよなら
04 Love Her
05 Crying All Night Long
06 ガールフレンド
07 オリーブの午后
08 スピーチバルーン
09 Nobody
10 マンハッタンブリッヂにたたずんで
11 Bye Bye C-Boy
12 A面で恋をして

encore
13 君は天然色
14 彼女はデリケート
SE ナイアガラムーンがまた輝けば

伊藤銀次 Vocal, Guitar
杉真理 Vocal, Guitar
渡辺格 Guitar
藤田哲也 Bass, Chorus
高橋結子 Drums
細井豊 Keyboards, Chorus

佐野元春 Vocal, Keyboards, Guitar, Tambourine (M10-12, M14)

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