6月24日　雨の日曜日（25）

なんだかんだ言いながら、日曜日の予定は？と言われて、何にもないよ、やっぱり会おう、となった。素直じゃないといつも思う。笑笑

2人だけの楽しい密室の時間。
お菓子や飲み物まで持ち込んで。

彼が突然、家を出たやつは、２度と入れないから、と２度くりかえした。
ん？なんのこと？と深く考えずに、うんと答えた。よく考えたらいっしょに住んでた人のこと？もう出ていった人のことを言ってるのかなと。
彼は勘がいいのか、なんだか。笑笑
なんかあったのかもしれないね。笑笑

彼が結婚したくないとは前から聞いている。
わたしも結婚はいいけど、一緒にはいたい。
2年くらい前までいっしょに住んでいたとしたら、そりゃすぐに部屋に上がらせるのは遊び人とご近所にとらえられる。嫌だよね。
事情を説明してくれたらいいんだけど、察するしかない。会ってすぐの人にあれもこれもあったと言われたら、ひくよね、たしかに。
それでも毎日だったらいいな、なんて言ってたりする。彼も迷っているんだろうな。
わたしたちもあと10年くらいは元気でいられるかな。そのあとは持ちつ持たれつの老々介護生活だと思ってる。
そんなに考える時間は無いよ。
ひとりなら、1人の生活を構築しないといけないものね。

彼にゆっくりじっくりと心と体を解放されるようになって、わたしは深いところで感じるようになって来た。小さな波が何度も押し寄せてくる。
今まで一度も感じた事ない世界。
彼にぎゅっとつかまらないと。
彼に聞いた、イクーという人や、イッちゃったという人たちとは違う反応なんだろうな。
言われないとわからなかったと言ってた言葉を信じて。
小さな波が来るたびにわたしの中で起こる変化に彼も気づいた。
いつか大きな波が来るかもしれない。
タイミングさえ合えば。
わたしはどちらかというと、イクよりもクルと思う感じかな。
人によって表現は違うんだろうけど。

遠い昔、早く終わってくれないかな、と思いながら気持ち良いフリをしていた時もあった。遠い昔ね。長いの面倒だなとも思っていた。

今はね、彼とするのはとても気持ち良くて、ずっと中にいて欲しいと思う。
目を開けてって言われて、お互い見つめながら動かされるとほんとに気持ちがいい。すぐ目を閉じちゃうけど。

でもたまには普通のデートもしたいな❤️笑笑