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忍殺TRPGソロシナリオ【ニンジャの岡山県出張】

アイサツ

ドーモ、海中劣と申します。こちらの記事は私がニンジャスレイヤー本編を元に二次創作したニンジャスレイヤーTRPGの非公式ソロアドベンチャーシナリオ(お一人で遊べるシナリオ)となります。ニンジャスレイヤーTRPGについては下記の記事をご覧ください。

サイコロ、そしてメモと筆記用具があれば遊ぶことができます。サイコロは複数必要になることもありますが1個のサイコロを何度も振れば問題ありません。

なお本記事はニンジャスレイヤーの話を元に作成した二次創作物であり、ニンジャスレイヤー本編、実在の人物・団体とは関係ございません。

ニンジャのメイキング

今回のシナリオでは【万札:10】を手に入れられない場合があるのでサイバネの導入はお勧めしません。

また、今回のシナリオなのですが「成長の壁(1)」を超える目前、あるいはすでに超えているニンジャが挑戦することを想定してします。そのため全体的な難易度が高めです。始めて作ったニンジャで挑戦する場合は出目にかなり恵まれていないと厳しいかもしれません。

あなただけのニンジャが準備できましたか?それでは本編へどうぞ。

プロローグ

ネオサイタマから遠く離れた岡山県、キョートの更に西に存在するこの地はテクノピューリタンたちの活動によりIRCと隔絶され、文化水準の停滞と引き換えにネオサイタマのような都市ではとうに失われた神秘的なアトモスフィアが保持されていた。
その秘境に大型バスでやってきた君は山間にある大型オンセンハウス「マサシの悟り」の大型駐車場に降り立ち、後ろを振り返って同行者たちを見る。車椅子に乗った男とその車椅子を押す女だ。
「ようやっと到着したか!いや長旅だった!さっそく目的地へ行きたいところだが今日はここで宿を取ろう!何、心配せずとも財宝は逃げたりせんよ!安心したまえ!」車椅子の男が高揚した口調で君に捲し立てる。男は異常に肥大化した髪の無い頭部を持つ中年の男だ。彼の名はクレイドル。
「…」車椅子を押す女性は黒いセーターに白衣を纏い、白マスクで口元を隠した無愛想な女性だ。名をスパルガヌム。彼女のバストは豊満だった。彼らは二人ともニンジャであった。君が彼らと出会ったのは数日前のことだ。
ネオサイタマの酒場で食事をしていた君にスパルガヌムが儲け話があると声を掛けてきたのだ。詳しい話を聞こうとすると君は別のテーブルにいたクレイドルのもとへ案内され、今回の岡山県への探索の話を聞いたのだ。
ここ岡山県には人の手の入らない洞窟都市などの遺跡が数多く存在し、そこには古代のニンジャ文明の遺産が残されているという。その遺跡探索の護衛として君を雇いたいとのことだった。更に報酬としてその宝をくれるという。
君がモータルならばとんだブルシットだと笑い飛ばしたであろう。だがニンジャである君はロマンか、カネか、別の何かを求めてこの話に応じたのだ。
「まずはゆっくりオンセンだ!明日に備えて英気を養ってくれよ!」宿でチェックインを済ませるとクレイドルはスパルガヌムに車椅子を押されて自分の部屋へ向かった。言われた通り君もゆっくり休むことにした。

下記の選択肢から選んでください。選択肢2と3は重複して選べます。選択肢2と3の効果はこのシナリオ中続きます。

選択肢1:普通に休む
選択肢2:高級スシを頼む(【万札:5】、【体力】+1)
選択肢3:オイラン・マッサージを頼む(【万札:5】、【精神力】+1)
◆◆◆


本編

翌日、ホテルから出た君たち三人はラマ屋で人数分のラマを購入し、目的の遺跡への道を進み始めた。クレイドルもラマに乗っており、折り畳み車椅子をスパルガヌムが背負っている。ネオサイタマではありえないサンスイめいた景観と澄み切ったな空気に君はゼンめいた感情を抱く。
…その時!「ウオオー!」君たちの前に立ちはだかったのは白と黒の体毛を持つ巨獣、バイオパンダだ!「ウオオー!」ナムサン!後ろからも!この二体のパンダを倒さねば先には進めない!「早速君の出番だ!ちゃっちゃと済ませてくれたまえよ!」クレイドルはスパルガヌムに抱えられて避難!

【回避判定】を行ってください。難易度は【Normal(目標出目4以上)】です。

回避判定は最も高いステータスで行います。ダイスをあえて0にして受けるという選択をしても構いません。

また、成功する自信が無い場合は難易度【Hard(目標出目5以上)】以下の難易度に限り【精神力】を-1することで判定を自動成功させることが出来ます。これは今後の判定においても有効ですので覚えておいてください。

ただし、あなたのニンジャの現在の【精神力】が0の時は【精神力】での自動成功は使用することが出来ません。また、難易度【ULTRA-HARD(目標出目6)】の判定に関しては【精神力】を使用しての自動成功は出来ません。また【精神力】を使用できるのは1ターンに1つだけです。

回避判定に失敗すると2体のバイオパンダの攻撃で2ダメージです。【体力】が0になったら爆発四散してキャラロストとなります。

回避判定に成功したら反撃の時間です。【カラテ】【ワザマエ】【ニューロン+ジツ(【精神力】1消費)】のいずれかで判定してください。(ジツを使用する場合はダメージを与えることが可能なジツに限ります)。難易度は【Normal(目標出目4以上)】です。

攻撃判定に成功したらバイオパンダを1体倒せます。その後、残ったバイオパンダ1体がもう一度攻撃してきますので今度はダイスを分割せずに回避判定を行ってください。この場合のダメージは1です。攻撃判定に失敗していたら2体からの攻撃を回避する必要があります。

もしもあなたのニンジャが【連続攻撃】【連射+マルチターゲット】などを持っているなら1ターンで2体のバイオパンダを倒せます。

バイオパンダ2体を倒したら次の判定に向かってください。


バイオパンダを倒した君は再びクレイドルたちと共に山間を進む。崖を越え、谷を越え、川を越え…君たちはついに目的の洞窟の前にたどり着いた。半ば朽ち果てているが立派だったのであろう石像が入口の左右に飾ってあり、見間違いでないのならばその石像は…ニンジャを模したものであった。
ラマを置いて洞窟の中を進むと石畳の廊下に入った。クレイドルは再び車椅子に乗っている。左右の壁には様々な意匠の仮面…否、メンポが飾ってある。壁には貌が彫られておりその貌にメンポが被せてあるのだ。…その時壁の貌の目が光り、強力なレーザー光線が左右から君に向けて発射された!回避では間に合わぬ!連続側転だ!

【連続側転】の判定を3回連続で成功させてください。1度でも失敗するとあなたのニンジャにレーザーが次々と命中し、3ダメージを受けます。【精神力】を使用しての成功は1回だけ有効です。

判定に成功したか失敗しても生き残った場合は次の判定に向かってください。

君はレーザー光線地帯を連続側転で切り抜けた。「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」スパルガヌムもクレイドルの車椅子を抱えたままの連続側転で君の横に立った。君は一つの疑問を感じる。これほどのワザマエを持つニンジャがいるのに何故護衛を自分に頼んだのか…?
「さあ!グズグズするな!先へ進むのだ!」だがクレイドルに急かされた君は先へ進むことを優先した。背後の貌たちの目が冷たく感じたのは気のせいであろうか。
やがて君たちは大きな金属製の扉の前に到着した。どうもこの扉は今までの通路で見られた意匠と造りが違うように思える。扉の中央を見ると蜷局を巻いたドラゴンのように見えるバルブめいた装置があった。「あれだ!あの装置が問題!あれをこじ開けるのだ!」クレイドルに言われ君は装置をその手に握る。

【カラテ】による判定を行ってください。難易度は【ULTRA-HARD(目標出目6)】で累計成功数が3以上になれば扉の中へと侵入できます。

一回の判定で成功数が3以上にならなかった場合はトラップの毒矢があなたのニンジャめがけて飛んできます!

君が装置をこじ開けるのに手間取っていると毒矢が君めがけて飛んできた!アブナイ!

【回避判定】を行ってください。以下の中から回避方法を選んでください。

選択肢1:装置から手を離して回避(難易度【NORMAL】
     ※【カラテ】判定の累計成功数がリセット
選択肢2:装置から手を離さず回避(難易度【HARD】)

初回で出目6が出なければ装置から手を離してしまいましょう。

【回避判定】に失敗すると【体力】と【精神力】に1ダメージです。【精神力】が-1になると爆発四散です。

累計成功数が3以上になったら次の判定に進んでください。

君は大きな鉄扉をこじ開けた。すると中はタタミが敷かれた非常に広い奥行のある部屋であった。奥には見事なドラゴンの石像彫刻があり、その右手には白いマキモノ、そして左手には見事な宝石!宝石は【万札:40】ほどにもなろうか!君が石像に近づこうとした…その時!
ガシャンガシャン!「ARRRRRRRRGGG…」背後から現れたのは身長8フィートはあろうかというサムライアーマー!遺跡の守護者であるケンドー・オートマトンだ!遺跡を徘徊していて今しがた君たちに追いついたのだ!「ARRRRRRRRGGG…」ケンドー・オートマトンは紫色に発光するバスタード・カタナブレードツルギを構えた!
◆ケンドー・オートマトン(損傷あり) (種別:戦闘兵器)
カラテ		6	体力         3
ニューロン    	1	精神力		ー
ワザマエ		1	脚力		3
ジツ		ー	万札		4
			
◇装備やスキル
 『●連続攻撃2』
 **バスタード・カタナブレードツルギ**:『近接武器』、『ダメージ2』、『攻撃基本難易度:HARD』
 戦闘兵器:このルールを持つキャラに「カナシバリ・ジツ」などの精神攻撃は作用しない。
      また機械部品が使用されていないため、『電磁ショック』のダメージ倍加を受けない。

損傷ありのケンドー・オートマトンとの戦闘です。ニューロンが高い順に行動します。ケンドー・オートマトンは6個のカラテダイスを2分割してダメージ2の2回連続攻撃をしてきます。ただし、ケンドー・オートマトンの攻撃難易度はHARD(出目5以上必要)です。(ケンドー・オートマトンのダイスもあなたが振ってください)

あなたのニンジャやケンドー・オートマトンのカラテダイスに6の目が2つ以上あった場合、それは「サツバツ!」となりダメージが1増加します。あなたのニンジャの体力が0になったら爆発四散です。

ケンドー・オートマトンの体力を0にしたら【万札:4】を手に入れて先へ進んでください。

激しい戦闘の末、君はケンドー・オートマトンを打ち破ることに成功した。だが今のケンドー・オートマトンには何故か損傷が見られた。おかげで楽が出来たが…いったい誰が?訝しみながらも君は石像へと近づく。白いマキモノ、宝石。君が最初に手にしたのは…

下記の選択肢から選んでください。

選択肢1:白いマキモノを取る
選択肢2:【万札:40】相当の宝石を取る。

選択肢1を選んだ場合

君は神秘的な啓示に導かれ、マキモノを手に取った。このマキモノこそはグレーター・マキモノ・オブ・カラテ・アーツ。ニンジャのカラテをより高みへ導くための極意書である。
*グレーター・マキモノ・オブ・カラテ・アーツ*
このマキモノは余暇中にしか使用できず、また使用には余暇スロット1個を必要とする。
このマキモノを使用すると【カラテ】/【ニューロン】/【ワザマエ】のいずれかを1上昇させられる。その能力値が6だった場合、『成長の壁(1)』を取り除き7となる。このアイテムは装備ではないため、使用するたびに失われる(これはあくまでゲーム的な意味においてであり、そのマキモノが突然燃え落ちたりするわけではない)。

選択肢2を選んだ場合

君は宝石をその手に取った。高値で売れるだろう。君は手に入る万札の使い道に思いを馳せて笑みを零した。


「さて、ここまで来たということは君も私も用済みということだな!」クレイドルが相変わらずの高揚した口調で言った。「ここに彼女を安全に連れてくることが私の役目だった!実は以前にも我々はここに訪れていたのだよ!だがドラゴンの忌々しい封印は彼女には破れなかったのだ!」クレイドルは何を言っているのか?君は訝しんだ。
「ハトリ者の手を借りなければならないことは彼女には屈辱だったが…それも必要経費と言うものだ!君には気の毒であったが諦めてくれたまえ!」不穏なアトモスフィアを感じた君はカラテを構える。スパルガヌムは跪いていた。クレイドルに対してではない、彼女はクレイドルなどを見ていない。
「この偽りの高揚も消えるだろう!彼女が私に入ってからというもの、発狂しそうなほどの恐怖だけがあった!彼女はその気になれば私の恐怖を消せたのに、そうしなかった!狂いたくても狂えない私を見て…退屈を癒していたのだ!」クレイドルが勢いよく立ち上がった。…そして。
「アババババババババーーーッ!!アババーーーッ!!」クレイドルの肥大した頭部が内側から爆ぜた。クレイドルは死んだ。そしてクレイドルの血に塗れたタタミの上に産まれたものがあった。スパルガヌムは跪いている。産まれたものに対して。
それは赤子のように見えた。赤子は立ち上がった。それは少女のように見えた。少女は歩き始めた。それは女のように見えた。女はアイサツした。「ドーモ、キセイ・ニンジャです」それは…透き通るニンジャ装束を纏ったニンジャであった。

現在の【精神力】の値で判定を行ってください。難易度は【Hard(目標出目5以上)】です。失敗したら【精神力】の値を-1してください。【精神力】が-1になるとあなたのニンジャは発狂して死亡します。成功したら、あるいは失敗しても生き残っていたら次に進んでください。

「こうしてこの部屋に入るのはいつ振りか」キセイ・ニンジャは部屋の中を見渡した。「父祖に反逆した愚かな龍め」ドラゴンの石像の前に立つとその首を一撫でした。ドラゴンの首が静かに落ちてタタミに転がった。「この者はいかがいたしましょう」スパルガヌムが声を出した。
キセイ・ニンジャはドラゴンの首に座り物憂げに言った。「久方振りに…カラテが見たい。ニンジャのイクサが」「御意」スパルガヌムが立ち上がり、君に対してカラテを構えた。そしてマスクを剥ぐと…おお、ナムアミダブツ!彼女の口から巨大な寄生虫めいた器官が吐き出された!
◆スパルガヌム (種別:ニンジャ)
カラテ       7	体力   7
ニューロン     6	精神力  8
ワザマエ      6	脚力   4
ジツ        5	万札   0
			
◇装備やスキル
 『●連続攻撃2』

◇ジツ:『ヘンゲヨーカイ・ジツ』:手番開始時に【精神力】を1消費して、使用を試みられる。
                 成功すると【X】ターンの間に【カラテ】が+3、【脚力】が+2される。
                 【X】はジツの値に等しい。
★肉体破壊     :『近接攻撃』時の『サツバツ!』が出目6ではなく出目5以上で発生する。
★ヘンゲ・マスタリー:あらゆるヘンゲ系のジツを使用するための難易度が1減少する。
           また【精神力】による効果自動延長が+1ターンされる。
◇スキル 開祖の導き:キセイ・ニンジャと同じマップにいる間、【精神力】+2
これぞスパルガヌムのジツ、ヘンゲヨーカイ・ジツ!彼女は自分の舌をヘンゲさせているのだ!コワイ!君は素早く状況判断し、行動した!

以下の選択肢から1つ選んでください。

選択肢1:ドゲザする
選択肢2:逃走する
選択肢3:戦ってスパルガヌムを倒す


選択肢1を選んだ場合

君は迷うことなく先ほど手に入れた宝を放り投げてドゲザした。スパルガヌムの動きが止まりキセイ・ニンジャの方を見る。どうすべきか指示を仰いでいるのだろうか。やがてキセイ・ニンジャが動いた。

現在の【精神力】の値で判定を行ってください。難易度は【HARD(目標出目5以上)】です。

成功した場合

キセイ・ニンジャが君に手をかざす。君の意識はブラックアウトした。
……君は気が付くとネオサイタマの酒場に居た。何をしていたのだったか。そう、確か食事を取っていた筈だ。君は食事を済ませて店の外に出る。立ち並ぶビル群や雑多なネオン看板。汚染された空気に重金属酸性雨。いつも通りのネオサイタマがそこにあった。君はそのまま家路に着いた。

お疲れさまでした。エンディングとなります。


失敗した場合

キセイ・ニンジャが君に手をかざす。君の意識はブラックアウトした。
「どうされるのですか?」スパルガヌムが質問する。「どう、とは?」キセイ・ニンジャは首を傾げる。「どうもせぬよ。ただ、耳障りだった故にな」「左様で」君は倒れたまま動かない。…そして君が動くことはもう二度とない。少なくとも、君自身の意志では。

ゲームオーバーでキャラロストとなります。お疲れさまでした。


選択肢2を選んだ場合

君は逃走を選んだ。君には勝算がある。先ほどのクレイドルの言葉が正しいなら彼女たちは入口の扉の封印に触れられない筈だ。君は入口へ向けて全力でスプリントを行う!「SHHHHH!」後ろからスパルガヌムが追いかけてくる!

【脚力】による判定を行ってください。難易度は【ULTRA-HARD(目標出目6)】で累計成功数が2以上になれば脱出できます。

一回の判定で成功数が2以上にならなかった場合はスパルガヌムが【連続攻撃】を仕掛けてきます。

まず、スパルガヌムの【攻撃判定】を行ってください。スパルガヌムはヘンゲヨーカイ・ジツを使い、10個のカラテダイスを2分割して振ります。難易度は【NORMAL(目標出目4)】です。
更にスパルガヌムは「肉体破壊」の効果により、「サツバツ!」が出目5以上で発動します。「サツバツ!」はダメージ2です。

例:【1,3,3,5,6】【3,3,4,5,5】でも「サツバツ!」が発動する。

スパルガヌムの攻撃判定ダイスを振ったら【回避判定】を行ってください。ダイスを2分割する必要があります。

あなたのニンジャの体力が0になったら爆発四散です。【脚力】判定の累計成功数が2以上になったら脱出でエンディングです。

君は全力で入口まで走り鉄扉を思い切り閉めた!そして更に走る!洞窟を抜け、川を越え、谷を越え、崖を越え、「マサシの悟り」で急いでバスに乗り…君は激しく息切れして座り込んだ。あれは何だったのか。もしかして自分はとんでもないことをしてしまったのか。
だが君はそれ以上考えるのをやめた。ニューロンにダメージが残る気がしたからだ。手に持った宝が今回のことは夢ではないと教えてくる。君はネオサイタマへと帰る。今回のことは早く忘れよう、そう思いながら。


選択肢3を選んだ場合

君はカラテを構えた!スパルガヌムが迫る!「SHHHHH!」

スパルガヌムとの戦闘です。ニューロンが高い順に行動します。スパルガヌムはヘンゲヨーカイ・ジツを使い、10個のカラテダイスを2分割して振ります。難易度は【NORMAL(目標出目4以上)】です。
更にスパルガヌムは「肉体破壊」の効果により、「サツバツ!」が出目5以上で発動します。「サツバツ!」はダメージ2です。(スパルガヌムのダイスもあなたが振ってください)

スパルガヌムはヘンゲヨーカイ・ジツの効果が切れそうになると【精神力】を使用してヘンゲを6ターン延長してきます。

お互いにダメージを与えられない展開が2ターン続いたらアトモスフィアをハードモードにしてください。ハードモードでは近接攻撃の【回避判定】の難易度が【HARD(目標出目5以上)】になります。
それでもお互いにダメージを与えられなかったら次のターンからアトモスフィアをウルトラハードモードにしてください。ウルトラハードモードでは近接攻撃の【回避判定】の難易度が【ULTRA-HARD(目標出目6)】になります。

あなたのニンジャの体力が0になれば爆発四散です。

スパルガヌムの体力を0にしたら次へ進んでください。

君のカラテはスパルガヌムを打ち破った。「サヨナラ!」スパルガヌムが爆発四散する。キセイ・ニンジャは立ち上がると首を失ったドラゴンの石像へと振り返り、腕を振るった。石像が吹き飛び、新たな入口が現れた。キセイ・ニンジャはその奥へ入っていく。
君は彼女の後を追おうなど考えず、残されたもう一つの宝を手に取って全力で入口まで走り鉄扉を思い切り閉めた!そして更に走る!洞窟を抜け、川を越え、谷を越え、崖を越え、「マサシの悟り」で急いでバスに乗り…君は激しく息切れして座り込んだ。あれは何だったのか。もしかして自分はとんでもないことをしてしまったのか。
だが君はそれ以上考えるのをやめた。ニューロンにダメージが残る気がしたからだ。両手に持った宝が今回のことは夢ではないと教えてくる。君はネオサイタマへと帰る。今回のことは早く忘れよう、そう思いながら。

お疲れさまでした。エンディングとなります。


エンディング(リザルト)

最後の選択肢でドゲザして生還した:【余暇:1日】をゲット

最後の選択肢で逃げ切って生還した:選んだ宝1つと【余暇:3日】をゲット

最後の選択肢でスパルガヌムを倒し、生還した:宝2つと【余暇:5日】をゲット

以上でシナリオは終了となります。お疲れさまでした。


ここまで読んでくださってありがとうございました!