忍殺TRPGソロシナリオ【ニンジャの護衛任務】
アイサツ
ドーモ、海中劣と申します。こちらの記事は私がニンジャスレイヤー本編を元に二次創作したニンジャスレイヤーTRPGの非公式ソロアドベンチャーシナリオ(お一人で遊べるシナリオ)となります。ニンジャスレイヤーTRPGについては下記の記事をご覧ください。
サイコロ、そしてメモと筆記用具があれば遊ぶことができます。サイコロは複数必要になることもありますが1個のサイコロを何度も振れば問題ありません。
なお本記事はニンジャスレイヤーの話を元に作成した二次創作物であり、ニンジャスレイヤー本編、実在の人物・団体とは関係ございません。
サイバネを導入する場合は『ふわふわローン』で借金を行い、シナリオ終了後に返済することを選択してもOKです。サイバネ費用は【万札:10】です。
今回のシナリオはソウカイヤ所属のニンジャを想定しています。ですが場合によってはフリーランスでもいいでしょう。
ニンジャ一人~三人のニンジャの挑戦を想定しています。
もちろんシナリオは自由に改変していただいて構いません。
また、リザルトで最高の結果を得るには成長の壁を越えたニンジャでなくては難しいと思います。(壁越え以前ならB評価くらいだと思います)
あなただけのニンジャが用意出来ましたか?では本編へどうぞ!
料亭での商談
君はネオサイタマの闇社会を支配するソウカイヤに所属するちょっとは名の知れたニンジャである。君は今、上司であるソウカイ・シックスゲイツの一人、ビホルダーの護衛としてネオサイタマの高級料亭「美辞樽」に訪れていた。
今回ビホルダーは海外マフィアの重鎮であるヂオハイと商談を行う。もし彼らのビジネスを邪魔するネズミどもが出たらそれに対応するのが君たちの役目だ。「何も無ければいいがなァ」君と共に護衛任務についているソウカイニンジャのブレードブレイカーが呟いた。
君たちは「美辞樽」の中でも一番上等な座敷でヂオハイが来るのを待ち続ける。やがて「ドーゾドスエ」オイランがフスマを開くと、ブランド物のTシャツとズボンを着用した恰幅の良いナマズめいた顔をした中年男性が入ってきた。「ドーモ、ヂオハイ=サン。私はビホルダーです。ウエルカム!」ビホルダーがアイサツをした。彼がヂオハイのようだ。
「おお、ドーモドーモ!お世話になっております!ヂオハイです!」ヂオハイがビホルダーに駆け寄り握手を交わす。ふと、君はヂオハイの後ろにいる二人の男女が気になった。一人はオフショルダーのミニ丈ワンピースにサングラスをかけた女。もう一人はラメ入りのスーツを着ており、サイバネを入れているのか髪と目と爪が薄っすら光る男。
「ああ、二人は護衛でしてな。アイサツなさい」ヂオハイが促すと二人の男女はアイサツした。「ドーモォ、プリンセスビーですゥ」女が間延びした声で言った。「ドーモ!ロイコクロリディウムです!ヨロシクネ!」男は君の手を取って握手してきた。そして…君は彼らがニンジャであることに気が付いた。恐らく向こうも君とブレードブレイカーがニンジャであることに気付いただろう。
……その後、アイサツを終えたヂオハイとビホルダーは食事を兼ねた商談を始めた。「この国のサイバネティクスは素晴らしい!私の国で大量生産…」「ヨロシサンの海外進出について…」「是非ラオモトセンセイに仲介を…」君も出された料理に舌鼓を打つ。…その時。
【ニューロン】で判定してください。難易度は【Normal(目標出目4以上)】です。
もし成功する自信が無い場合は難易度【Hard(目標出目5以上)】以下の難易度に限り【精神力】を-1することで判定を自動成功させることが出来ます。これは今後の判定においても有効ですので覚えておいてください。
ただし、あなたのニンジャの現在の【精神力】が0の時は【精神力】での自動成功は使用することが出来ません。また、難易度【ULTRA-HARD(目標出目6)】の判定に関しては【精神力】を使用しての自動成功は出来ません。
判定に成功した場合、あなたのニンジャは不穏な空気を感じ取り中座しました。ブレードブレイカーにロイコクロリディウム、プリンセスビーも一緒です。
君のニンジャ第六感は不穏な兆候を捉えた。席を立ってしめやかに部屋を出る。他のニンジャ達も同様のものを感じたのか部屋を出てきた。
あなたのニンジャが判定に失敗した場合、ビホルダーに呆れられあなたのニンジャは深く恥じ入り、【精神力】を1減少させます。
君の隣で食事をしていたブレードブレイカーが立ち上がる。彼はそのまま部屋の外に出ていった。トイレにでも行ったのだろうか?君は食事を続ける。「……少し、あなたも席を外しなさい」ビホルダーに言われて君も部屋を出る。…遅ればせながら君も襲撃の気配に気が付いた。
次の判定に進んでください。
戦力の分散
「どうやら招かれざる客が来たようだ!残念ながらお引き取り頂かなくてはならないね!」ロイコクロリディウムが大袈裟な身振りを交えて言った。今や君は「美辞樽」に迫るいくつもの敵意の存在を明確に感じ取っている。目的はビホルダーたちの商談の邪魔…もっと言えば暗殺だろう。「だったらどうする?」ブレードブレイカーが尋ねると「別れてェ、対応しましょっかァ」プリンセスビーが答えた。
敵は一人ではあるまい。どこから来てもいいように戦力を割り振る必要がある。「では僕は入口に向かおう!何、心配は無用さ!」ロイコクロリディウムが正面玄関に向けて歩いていく。「…俺は上に行く。上から見れば状況判断しやすいからなァ」ブレードブレイカーは屋根上に上るようだ。「じゃァ、私は廊下にいよっかなァ」プリンセスビーは廊下を見て回る。君は…
以下の中から一つ選んでください。あなたの操作するニンジャが複数いる場合は別々の場所へ向かわせたりしても良いでしょう!
選択肢1:ロイコクロリディウムと正面玄関へ行く
選択肢2:ブレードブレイカーと屋根上へ向かう
選択肢3:プリンセスビーと廊下の見回りをする
選択肢1を選んだ場合
君は正面玄関へ向かった。「おや、手伝いに来てくれたのかい?嬉しいよ!君とは仲良くなれそうな気がしてたんだ!」ロイコクロリディウムが君の手を取ってぶんぶん振った。やがて、KRAAASH!「アイエエエ!?」「アーレエエ!」破砕音と悲鳴!そして「ザッケンナコラー!」クローンヤクザ!それも一体や二体ではない!
「ザッケンナコラー!」「ザッケンナコラー!」「ザッケンナコラ「ザッケンナコラ「ザッケンナ「ザッケンナ「「「ザッケンナコラー!」」」ナムサン!クローンヤクザの大群!非人間的統一感で一斉に銃を向けてきた!「ワオ!こいつはピンチだ!だがピンチをクールに乗り越えてこそ一流のニンジャってものさ!そうだろう?」ロイコクロリディウムは軽薄な態度を崩さない。君は…
更に下の選択肢から選んでください。
選択肢①:ロイコクロリディウムと協力して戦う
選択肢②:ロイコクロリディウムを別の場所へ向かわせ、一人で戦う
以下はロイコクロリディウムのステータスです。
◆ロイコクロリディウム(種別:ニンジャ)
カラテ 4 体力 4
ニューロン 5 精神力 6
ワザマエ 7 脚力 5
ジツ 2 万札 20
◇ジツ(ヒカリ・ジツLV2)
◇装備や特記事項
【装備品】:パーソナルメンポ(精神力+1)
:*高級ブランドスーツ(高級ヤクザスーツ読み替え)
【スキル】:『連射2』『疾駆』
◉特殊近接ステップ
◉スリケン受け流し
○言いくるめ
選択肢①を選んだ場合
「では手早く済ませようか!君は華麗なダンスを見せてくれたまえ!僕のジツが舞台照明だ!」言うが早いかロイコクロリディウムの髪や爪や目がグラデーション発光し、彼の身振りに合わせて虚空に光の軌跡が生まれ、光刃がクローンヤクザに向けて放たれた!「「「グワーッ!?」」」ロイコクロリディウムのヒカリ・ジツだ!
【回避判定】を5回連続で行ってください。ダイスを分割する必要はありません。難易度は【Nomal(目標出目4以上)】です。【精神力】による自動成功は1回だけ使用可能です。回避判定はあなたのニンジャの【カラテ】【ニューロン】【ワザマエ】の中で最も数値の高いステータスと同じ数のサイコロを振ります。もしもあなたがサイバネの「ヒキャク」などを装備している場合は回避の時に触れるサイコロの数が1つ増えます。
この回避判定に失敗した場合はあなたのニンジャはクローンヤクザの銃撃の嵐を食らってしまい、あなたのニンジャは【体力】を(判定に失敗した数×1D4減少させます。)ダメージダイスもあなたが振ってください。【体力】が0以下になってしまった場合、あなたのニンジャは爆発四散でキャラロストです。
もしもあなたのニンジャがジツで「ムテキ・アティチュード」などを使える場合は【ニューロン+ジツ(【精神力】1消費)】の難易度【Nomal(目標出目4以上)】の判定に成功すると受けるダメージを0にすることが出来ます!(失敗した回数だけジツ判定をしてくださいね)
回避判定に成功した、あるいは回避に失敗しても生き残った場合、ロイコクロリディウムのヒカリ・ジツによってクローンヤクザの大群は一掃されます。
「「「ザッケンナグワーッ!?」」」ロイコクロリディウムが踊るように動くたびに光刃が放たれ、次々とクローンヤクザが絶命!やがて全滅した!「フウ!素晴らしい動きだったよ!さ、こうしてはいられない!ヂオハイ=サンたちが心配だ!他のみんなが上手くやってくれてることを願って座敷に戻ろうか!」足早に戻っていくロイコクロリディウムに君も付いていった。
座敷での戦闘へ進んでください。
②を選んだ場合
君はクローンヤクザの大群を一人で始末して見せると豪語した。「おや、君一人で?自信がおありのようだね!そういうことならここは任せよう!ではまた後ほど!シーユー!」ロイコクロリディウムはあっさりその場を離れた。「「「スッゾコラー!」」」さあ、大掃除だ!
【回避判定】を5回連続で行ってください。ダイスを分割する必要はありません。難易度は【Hard(目標出目5以上)】です。【精神力】による自動成功は1回だけ使用可能です。
この回避判定に失敗した場合はあなたのニンジャはクローンヤクザの銃撃の嵐を食らってしまい、あなたのニンジャは【体力】を(判定に失敗した数×1D6減少させます。)ダメージダイスもあなたが振ってください。【体力】が0以下になってしまった場合、あなたのニンジャは爆発四散でキャラロストです。
回避判定に成功した、あるいは回避に失敗しても生き残った場合、あなたが大暴れしたことによってクローンヤクザの大群は一掃されます。
「「「ザッケンナグワーッ!?」」」君がカラテを、あるいはスリケンを、あるいはジツを振るうたびに、次々とクローンヤクザが絶命!やがて全滅した!君はザンシンし、一息つくとビホルダーのいる座敷に戻ることにした。他の場所へ行った皆は上手くやっているだろうか。
座敷での戦闘へ進んでください。
選択肢2を選んだ場合
君が「美辞樽」の屋根上へ上ると「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」既に戦闘が発生している!「チョコマカと…!ケチな傭兵風情がァ…!」「フン、ソウカイヤってのは傭兵風情に苦戦する程度の組織なのか?」ブレードブレイカー相手に戦闘を行っているのは流線形の緑色のサイバネスーツに身を包んだ重サイバネニンジャだ!
「おや、増援か。それとも選手交代かね?ドーモ、ネバーランドです」君はネバーランドと名乗ったニンジャにアイサツを返す。脚部は過剰なまでに改造したサイバネに置換されており、瓦屋根の動きにくさを物ともしていない。「で?二人同時に遊んでやろうか?この後も予定がつかえているんで手早く決めてくれ」ネバーランドの挑発的な言葉を受けて君は決断を下した。
以下はネバーランドのステータスとなります。
◆ネバーランド (種別:ニンジャ/重サイバネ)
カラテ 7 体力 8
ニューロン 5 精神力 2
ワザマエ 5 脚力 7
ジツ 0 万札 15
◇装備や特記事項
装備:▶︎生体LAN端子:【ニューロン】判定時にダイス+1個、ハッキング時にさらに+2
▶︎▶︎▶︎ヒキャク++:装備前提「▶︎生体LAN端子」以上:【脚力】+2、回避ダイス+2個、連続側転難易度−1
▷▷ブースターカラテ・ユニット+:近接攻撃ダイス+2個
▷ローラーブレード:【脚力】+1、『●ダッシュ移動』自動取得((移動後に難易度+1で行動可能))
スキル:●『連続攻撃2』
●『ダッシュ移動』
◉『ツジギリ』
◉『タクティカル移動射撃』
狂気:残存記憶のゴースト:アトモスフィアがハード化した場合、回避ダイスが−1個され、
以降戦闘終了まで1ターンごとに−1個ずつ増えてゆく。
サイバネティクスへの狂信:【体力】-1、【精神力】-1
以下はブレードブレイカーのステータスです。
◆ブレードブレイカー(種別:ニンジャ) カラテ 6 体力 9 ニューロン 6 精神力 6 ワザマエ 6 脚力 4 ジツ 3 万札 10 ◇ジツ(近接武器系のソウル) 近接攻撃ダイス+3、回避ダイス+1 ◇装備や特記事項 【アイテム】:*ブラッドカタナ* 近接攻撃ダイス+1 【サイバネ】:ヒキャク【脚力】+1、回避ダイス+1個 【装備品】:フルヘルムメンポ【体力】+1 :*高級ヤクザスーツ 【スキル】:●滅多切り ●タツジン(イアイドー) ●頑強なる肉体
更に下の選択肢から選んでください。
選択肢①:ブレードブレイカーと協力して戦う
選択肢②:ブレードブレイカーを別の場所へ向かわせ、一人で戦う
選択肢①を選んだ場合
君はブレードブレイカーに加勢を申し出た。「…気ィつけろよ。すばしこいぞ」君とブレードブレイカーはネバーランドを挟むように動く。「ヂオハイの首を取れたら特別ボーナスだったが…ま、ニンジャ二人引きつければ上等か。かかってきな」「イヤーッ!」ブレードブレイカーと合わせて君もネバーランドにカラテを仕掛けた!
ブレードブレイカーと協力してネバーランドとの戦闘です。ニューロンが高い順に行動します。ネバーランドはサイバネによって9個のカラテダイスを2分割して振ります。また、回避ダイスも9個です。攻撃難易度は【NORMAL(目標出目4以上)】です。(ネバーランドのダイスもあなたが振ってください)
攻撃は【カラテ】や【スリケン】、【ジツ】(ダメージを与えることが出来るもの)で判定して行ってください。あなたたちは二人いるので二回攻撃が出来ますね。ブレードブレイカーの「タツジン(イアイドー)」で「強攻撃」「フェイント斬撃」などを使ってもいいですよ。
あなたのニンジャやブレードブレイカー、ネバーランドの近接攻撃ダイスに6の目が2つ以上あった場合、それは「サツバツ!」となります。今シナリオではダメージが1増加する扱いとします。
回避判定の際はあなたが回避することになります。ブレードブレイカーはいざとなったらあなたを盾にしようと動いているためです。あなたのニンジャの体力が0になったら爆発四散でゲームオーバーです。
5ターン経過するかネバーランドの体力が4以下になったらネバーランドは撤退します。
「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」君たちは激しく戦闘を繰り広げ続けた!「チィ、旗色が悪いか。イヤーッ!」その時、不意にネバーランドが背中を見せて大ジャンプで屋根の下へ!するとそこにはいつの間に呼びだしていたのか流線形のモーターサイクルが!
「オタッシャデー!」ネバーランドがサイクルに跨るとシームレスにトップスピードに乗ったサイクルはあっという間に「美辞樽」から離れていった。「チッ!逃がしたかよ!」ブレードブレイカーが悔しそうな声を上げる。「まァいい。オイ、ビホルダー=サンのところに行くぞ」そう言って彼は屋根を下りる。君も気持ちを切り替えてブレードブレイカーの後に続いて屋根を下りた。
座敷での戦闘へ進んでください。
選択肢②を選んだ場合
君はここは自分に任せて別の場所に向かうようブレードブレイカーに言った。「アア!?何抜かして…」ブレードブレイカーは一瞬反抗しかけたが、「…チッ!俺はビホルダー=サンの護衛に行く!」すぐに屋根を下りた。
「おやおや、見くびられたもんだ」ネバーランドが溜息交じりに言った。「ま、楽が出来そうだし構わんがな。それじゃあちょっと遊んでもらおうか」ネバーランドの脚部サイバネが唸りを上げる。君はカラテを構えた!
ネバーランドとの戦闘です。ニューロンが高い順に行動します。ネバーランドはサイバネによって9個のカラテダイスを2分割して振ります。また、回避ダイスも9個です。攻撃難易度は【NORMAL(目標出目4以上)】です。(ネバーランドのダイスもあなたが振ってください)
攻撃は【カラテ】や【スリケン】、【ジツ】(ダメージを与えることが出来るもの)で判定して行ってください。
あなたのニンジャやネバーランドの近接攻撃ダイスに6の目が2つ以上あった場合、それは「サツバツ!」となります。今シナリオではダメージが1増加する扱いとします。あなたのニンジャの体力が0になったら爆発四散でゲームオーバーです。
5ターン経過するかネバーランドの体力が4以下になったらネバーランドは撤退します。
「イヤーッ!」「イヤーッ!」君たちは激しく戦闘を繰り広げ続けた!「ヌ…ちと遊びすぎたか?」その時、不意にネバーランドが背中を見せて大ジャンプで屋根の下へ!するとそこにはいつの間に呼びだしていたのか流線形のモーターサイクルが!
「オタッシャデー!」ネバーランドがサイクルに跨るとシームレスにトップスピードに乗ったサイクルはあっという間に「美辞樽」から離れていった。あれは追いつけまい。逃げられてしまったようだ。君は気持ちを切り替えてビホルダー=の元へ向かうため屋根を下りた。
座敷での戦闘へ進んでください。
選択肢3を選んだ場合
君はプリンセスビーと廊下の見回りをすることにした。「あらァ、一緒に居てくれるのォ?ウレシイィ」プリンセスビーが間延びした甘い声を出しながら君に撓垂れ掛かってきた。彼女のバストは豊満だった。…その時である! KRAASH!廊下の壁を破壊して何者かがエントリーしてきた!
壁を破壊したのは鎖に繋がれた鉄球だ!鎖の先に居るのは…「ドーモ、トリプルファイブです」ブレザー制服に上履きを履いた女ニンジャだ!足には鋼鉄製の足枷がついており、そこから鎖が伸びた先に鉄球がある!「ねえ、アンタらもしかして護衛?ヂオハイ殺すのに邪魔なんだけど?まあいいや、アンタたちも殺すから」
鉄球をサッカーボールのように扱いながら君を睨みつけてくる!危険!彼女のバストは標準的だった。「やだァ、コワイィ」プリンセスビーがわざとらしい怯えたような声で言いながら君の後ろに隠れる。君は…
以下はトリプルファイブのステータスとなります。
◆トリプルファイブ(種別:ニンジャ)
カラテ 8 体力 8
ニューロン 3 精神力 3
ワザマエ 3 脚力 4
ジツ 1 万札 3
◇ジツ(近接武器系のソウル)
近接攻撃ダイス+1
◇装備や特記事項
【アイテム】:鎖付き鉄球:『連続攻撃−1』、『ダメージ3』、『攻撃基本難易度:HARD』、
『射撃基本難易度:HARD』、『連続側転難易度+2』『戦闘スタイル:強攻撃』、
『戦闘スタイル:強攻撃選択時、近接攻撃ダイス+1』
『近接攻撃リーチ+1』:敵も『近接攻撃リーチ+1』を持っていない限り、
敵はこの攻撃に対して『カウンターカラテ』を行えない。
【スキル】:◉邪悪なサディスト
○指名手配犯
以下はプリンセスビーのステータスです。
◆プリンセスビー(種別:ニンジャ) カラテ 3 体力 4 ニューロン 8 精神力 8 ワザマエ 2 脚力 2 ジツ 4 万札 20 ◇ジツ(ムテキ・アティチュードLV3) ◇装備や特記事項 【装備品】:タクティカルブランドワンピース: タクティカルニンジャスーツ読み替え:【体力】+1。 【スキル】:『時間差』『マルチターゲット』 ★ムテキ・メイル ◉翻弄
更に下の選択肢から選んでください。
選択肢①:プリンセスビーと協力して戦う
選択肢②:プリンセスビーを別の場所へ向かわせ、一人で戦う
選択肢①を選んだ場合
君は二人がかりでトリプルファイブを倒すためプリンセスビーに協力を要請する。「ウフ、オッケーよォ、一発くらいならァ、私のムテキで庇ってあげるわァ」プリンセスビーは君のやや後方でトリプルファイブに向けてカラテを構える。「……二人まとめてグチャグチャにぶっ潰してやるよ」トリプルファイブが襲い掛かってきた!
プリンセスビーと協力してトリプルファイブとの戦闘です。ニューロンが高い順に行動します。トリプルファイブは鎖付き鉄球で「強攻撃」を仕掛けてきます。近接攻撃ダイス5個を振って攻撃に成功すればダメージは4にもなります!攻撃難易度は【Hard(目標出目5以上)】です。(トリプルファイブのダイスもあなたが振ってください)あなたのニンジャが『近接攻撃リーチ+1』を持たないとカウンターは出来ませんので注意してください!
攻撃は【カラテ】や【スリケン】、【ジツ】(ダメージを与えることが出来るもの)で判定して行ってください。あなたたちは二人いるので二回攻撃が出来ますね。プリンセスビーはスキル『翻弄』によって精神力を1消費して『近接攻撃ダイス』を5個増加させられます!
更に、あなたのニンジャが攻撃を受けることが確定した時にプリンセスビーは『★ムテキ・メイル』で一発だけ庇ってくれます!プリンセスビーは「ダメージ軽減2」を持つので後述の「サツバツ!」を受けても体力が残りますね。
君に恐るべき攻撃が迫る!避け切れない!…その時!「ム、テ、キ」プリンセスビーが君に手足を絡ませ、君の耳元で甘い声で囁いた。ガキン!君とプリンセスビーの体は瞬時に硬化し敵の攻撃を弾き返した!ムテキ・メイルだ!「シッカリしてねェ」プリンセスビーが手足を離した。とにかく君は無傷で済んだ。反撃の時間だ!
あなたのニンジャやプリンセスビー、トリプルファイブの近接攻撃ダイスに6の目が2つ以上あった場合、それは「サツバツ!」となります。今シナリオではダメージが1増加する扱いとします。
回避判定の際はあなたが回避することになります。プリンセスビーは一歩後ろで援護しているためです。あなたのニンジャの体力が0になったら爆発四散でゲームオーバーです。
5ターン経過するかプリンセスビーの体力が4以下になったらトリプルファイブは撤退します。
「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」君たちは激しく戦闘を繰り広げ続けた!「アアアア!ウッザ!もう時間なくなっちまったじゃねえかよ!」突如トリプルファイブが激昂した!「イヤーッ!」来たときと同じく、壁を破壊してそこから出ていく!
君は追おうとするが…「待ってェ、護衛重点よォ」プリンセスビーの言葉に追跡を止めた。重要なのはビホルダーの護衛だ。「ウフ、アナタ、素敵だったわよォ」プリンセスビーが君に近づき、君の頬にくちづけした。「それじゃあ行きましょっかァ」彼女は悪戯っぽく笑って座敷に向かって歩いていく。君も彼女の後に続いた。
座敷での戦闘へ進んでください。
選択肢②を選んだ場合
君は自分一人でトリプルファイブを相手取るとプリンセスビーに言った。プリンセスビーは目を丸くしている。「…大丈夫なのォ?」君は大丈夫だと返した。「…分かったわァ。カラダニキヲツケテネェ」プリンセスビーは座敷に向かっていく。「……舐めやがって。グチャグチャにぶっ潰してやるよ」トリプルファイブが襲い掛かってきた!
トリプルファイブとの戦闘です。ニューロンが高い順に行動します。トリプルファイブは鎖付き鉄球で「強攻撃」を仕掛けてきます。近接攻撃ダイス5個を振って成功すればダメージは4にもなります!攻撃難易度は【Hard(目標出目5以上)】です。(トリプルファイブのダイスもあなたが振ってください)あなたのニンジャが『近接攻撃リーチ+1』を持たないとカウンターは出来ませんので注意してください!
攻撃は【カラテ】や【スリケン】、【ジツ】(ダメージを与えることが出来るもの)で判定して行ってください。
あなたのニンジャやトリプルファイブの近接攻撃ダイスに6の目が2つ以上あった場合、それは「サツバツ!」となります。今シナリオではダメージが1増加する扱いとします。
あなたのニンジャの体力が0になったら爆発四散でゲームオーバーです。
5ターン経過するかプリンセスビーの体力が4以下になったらトリプルファイブは撤退します。
「イヤーッ!」「イヤーッ!」君たちは激しく戦闘を繰り広げ続けた!「アアアア!ウッザ!もう時間なくなっちまったじゃねえかよ!」突如トリプルファイブが激昂した!「イヤーッ!」来たときと同じく、壁を破壊してそこから出ていく!
君は追おうとして…やはり足を止めた。重要なのはビホルダーの護衛だ。君はザンシンし、一息つくとビホルダーのいる座敷に戻ることにした。他の場所へ行った皆は上手くやっているだろうか。
座敷での戦闘へ進んでください。
座敷での戦闘
君はビホルダーとヂオハイがいる座敷に急いで戻る。君とさっきまで一緒に居たニンジャもちゃんと君の横に居る。君は座敷のフスマを開けた!スターン!そこにはビホルダーの後ろで汗を流すヂオハイ、そして部屋の中央には平型編笠を被りマントを着けたニンジャ!刺客!「フム、一体二。他の連中はしくじりおったか?」刺客ニンジャは君たちに向き直りアイサツした。「ドーモ、ソードモンガーです」
以下はソードモンガーのステータスとなります。(公式でデータが発表された際に変更することがあります。)
◆ソードモンガー(種別:ニンジャ)
カラテ 7 体力 7
ニューロン 5 精神力 5
ワザマエ 9 脚力 6
ジツ 2 万札 10
◇武器収納:ジツの数だけ「近接武器スロット」が増加する。
◇装備や特記事項
【装備品】:カタナ×2:『近接武器』、『二刀流』、『連続攻撃+1』、『ダメージ1』、
『射撃不可』、『連続側転難易度+2』、
『戦闘スタイル:強攻撃/精密攻撃/防御構え/フェイント』
:七支刀:『近接武器』、『連続攻撃-1』、『ダメージ2』、『攻撃基本難易度:HARD』、
『射撃基本難易度:HARD』、『連続側転難易度+1』、
『戦闘スタイル:強攻撃/防御構え』
『戦闘スタイル:強攻撃/防御構え選択時、近接攻撃ダイス+1』
:サイ×2:『近接武器』、『二刀流』、『連続攻撃+1』、『ダメージ1』、
『射撃不可』、『連続側転難易度+2』、
『戦闘スタイル:精密攻撃/フェイント』
『戦闘スタイル:精密攻撃/フェイント選択時、近接攻撃ダイス+1』
:ナギナタ:『近接武器』、『射撃基本難易度:HARD』、『連続側転難易度+1』
『戦闘スタイル:強攻撃/精密攻撃/防御構え/フェイント』、
『近接攻撃リーチ+1』:敵も『近接攻撃リーチ+1』を持っていない限り、
敵はこの攻撃に対して『カウンターカラテ』を行えない。
【スキル】:『連続攻撃2』
『連射2』『疾駆』
◉『ツジギリ』
◉『タツジン(イアイドー)』
仲間のニンジャと協力してソードモンガーとの戦闘です。仲間のニンジャは最初に選んだ選択肢によって変更されます!(選択肢1ならロイコクロリディウム、選択肢2ならブレードブレイカー、選択肢3ならプリンセスビー)
あなたが複数のニンジャを操作しているなら3対1とか4対1とかで囲んで棒で叩いてもいいでしょう!
ニューロンが高い順に行動します。ソードモンガーは多彩な武器を臨機応変に組み替えて攻撃してきます。(ソードモンガーはあなたが操作してください。色々武器を組み替えてもいいですし、めんどいならカタナ1本だけ使わせてもいいでしょう)
攻撃は【カラテ】や【スリケン】、【ジツ】(ダメージを与えることが出来るもの)で判定して行ってください。あなたたちは二人いるので二回攻撃が出来ますね。仲間のスキルもフル活用してください。
ただし、事前の戦闘で減ったあなたのニンジャや仲間の体力や精神力は自動で回復しません。もしあなたのニンジャがスシやトロ粉末を持っているならこのタイミングで使用してもOKですよ!
あなたのニンジャや仲間のニンジャ、ソードモンガーの近接攻撃ダイスに6の目が2つ以上あった場合、それは「サツバツ!」となります。今シナリオではダメージが1増加する扱いとします。
回避判定の際はあなたが回避することになります。仲間のニンジャはビホルダーやヂオハイへのカバーに気を取られているためです。あなたのニンジャの体力が0になったら爆発四散でゲームオーバーです。
5ターン経過するかソードモンガーの体力が4以下になったらソードモンガーは撤退します。
「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」君たちは激しく戦闘を繰り広げ続けた!その時!「ザッケンナ「ザッケンナ「「「ザッケンナコラー!」」」仲間のクローンヤクザ部隊が到着!形勢は一気にこちら有利!
「ヌゥーッ…ここは引かせてもらおう。イヤーッ!」ソードモンガーはヂオハイに向けてクナイ投擲!「イヤーッ!」ビホルダーが車椅子を巧みに操作し弾き落とす!「オタッシャデー!」その隙にソードモンガーは跳躍して天井板の外れた部分から逃走!
もしも戦闘中にどうしてもピンチになってしまった場合、あなたのニンジャの手番開始時にビホルダー=サンに助けを求めても構いません。その場合、ビホルダー=サンがフドウカナシバリ・ジツで援護してくれてソードモンガーは即撤退します。ただし、この場合リザルトで評価が下がるので注意してください。
ソードモンガーとの戦闘が終わればエンディングです。お疲れさまでした!
エンディング
「いやはや、おかげで無事に生き残れました!」ヂオハイはビホルダーの手を握って頭を何度も下げた。君はどうにか襲撃を乗り切ったのだ。「ご無事で何より。商談はまた後日、今度はトコロザワ・ピラーにて」ビホルダーがにこやかに言った。「おお!是非お願いします!」ヂオハイの態度は好感触だ。商談は中断したがコネクションは繋げたと見て良いだろう。
その後、店の前に出た君たちは防弾ベンツに乗ったヂオハイたちを見送った。「では僕たちはお暇するよ!縁があれば是非また会おう!チャオ!」ロイコクロリディウムがウインクしながら言った。「ウフ、またねェ」プリンセスビーがひらひらと手を振る。彼らはベンツに乗って去っていった。「さて、今回の護衛任務ですが」不意にビホルダーが君に声をかけた。
リザルトとなります。
S:ソードモンガーの体力を2以上減らして撤退させた。他のニンジャも自分一人で戦い、体力を2以上減らして撤退させた。ビホルダーに頼ってない。
A:ソードモンガーにダメージを与えた。なおかつ自分一人で敵ニンジャに1以上ダメージを与えるかあるいは自分一人でクローンヤクザの大群を倒した。ビホルダーには頼ってない。
B:仲間のニンジャと協力してニンジャ達を撤退させた。あるいは協力してクローンヤクザの大群を倒した。ビホルダーには頼っていない。
C:仲間のニンジャと協力してニンジャ達を撤退させた。あるいは協力してクローンヤクザの大群を倒した。ビホルダーに頼った。
S:「マーベラス。素晴らしい活躍です。ラオモト=サンに私から推薦しておきましょう」ビホルダーは称賛!
【万札:40】、【余暇:4日】【名声:ソウカイヤ+5】GET
A:「グッド。その調子で精進なさい」ビホルダーは君を気に入ってくれたようだ。
【万札:25】、【余暇:3日】【名声:ソウカイヤ+2】GET
B:「なかなかやるようですね」ビホルダーは君を認めたらしい。
【万札:15】、【余暇:2日】【名声:ソウカイヤ+1】GET
C:「護衛対象である私の手を煩わせないように。いいですね?」ビホルダーに叱られてしまった…。だが報酬は貰えるようだ。
【万札:10】、【余暇:1日】GET
自分一人でニンジャの体力を減らして撤退させたけど(評価A)ビホルダーに頼った(評価C)、というような場合などは間を取って評価Bにするなどしてください。
最後のソードモンガー戦は複数のニンジャで囲んで棒で叩いた。というような場合も評価を1ランク下げて個別に報酬が与えられるとか、評価は下げずに山分けにするとかしてください。
その後君はブレードブレイカー、ビホルダーと共にリムジンに乗り込み、トコロザワ・ピラーへと帰還した。あの襲撃ニンジャたちは何処の手の者だったのだろうか。「あいつらはフリーランスの傭兵だ。多分なァ」ブレードブレイカーが言った。どうやら経験則でそう判断したようだ。
「フム、帰ったらダイダロス=サンに調査をお願いしましょう」ビホルダーが言った。ザイバツか、イッキ・ウチコワシか、はたまた別の組織が雇ったか。いずれにせよ、まだまだソウカイヤの天下とはいかないようだ。君はリムジンの中で深い溜息を吐いた。
終
これにて本シナリオは終了となります。お疲れさまでした。
本シナリオですが、「敵ニンジャが撤退してばっかりでつまんないよ!」という方はシナリオは自由に改変して構いません!どちらかが爆発四散するまで戦闘するようにしてもOKです!
また、本シナリオに出てきたオリジナルニンジャ(ソードモンガー=サン以外ですね)は商業以外の用途でしたら自由に使っていただいて構いません!
それではここまで読んでくださってありがとうございました!