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ビジネスで役立つ英語を教えます!知って得する表現3つ

あなたはビジネスシーンでどのような英語が役立つと思いますか?それは、頻繁には使わずとも必ず起こりうる場面で必要な英語表現です。

例えばそれはなんでしょうか?

例えば、あなたの仕事の相手先に不幸があった際はどうでしょう。どういった言葉を伝えればスマートに気持ちを伝えられるでしょうか。

もしくは、相手からの提案を丁寧にお断りするにはどのような表現が良いでしょうか。

これらは日本語であっても簡単なものではありません。まして、英語での文章となれば尚更です。

今回は私のビジネス経験から学んできた役立つ英語表現をご紹介します!

はじめに

私は海外ビジネスを行う中で、返答に困る場面にいくつか遭遇してきました。例えば相手からの提案をお断りする時などです。

英語はストレートな言語だと思われるかもしれません。しかし、実際には礼節をわきまえた適切な表現が求められます。お断りするからといって、単純に"No"と言うだけでは相手の心象を害します。

スマートに相手を気遣いつつ、効果的にメッセージを伝える必要があるのです。

そのようなシーンに備え、私はネイティブの方が用いる例文を保存してあります。今回はその中から、あなたの役に立つと思われる表現をご紹介します。

お悔やみの表現

あなたは海外の仕事相手にお悔やみの言葉を送れますか?親族の不幸や自然災害など、色々なことが起こります。

その際に、相手にお悔やみの言葉を送ることで思いやりを示すのです。では、どのような表現を使えば良いのでしょうか。

まず、一番スタンダードなのは"Condolences"を使ったものです。それには、以下のような表現があります。

  • Please accept my heartfelt condolences.

  • My condolences to you and your family.

また、例えばメールでは以下のように使います。

I am sorry to hear the loss of [person] and would like to send my heartfelt condolences to you.

また、これに付け加えるものとして"My thoughts and prayers"という表現があります。「気持ちと祈り」といったところでしょうか。これを文にすると以下のようになります。

  • My thoughts and prayers are with you.

メールの例文としては以下を参考にしてください。

My thoughts and prayers are with you and your family as you navigate through this challenging period.

相手が辛い気持ちであることへの思いやりを示すようなメッセージです。

これらの決まり文句に、あなた個人のメッセージを加えてください。それによって、場面に相応しいお悔やみのメッセージを作ることができます。

相手先からの提案を丁寧に断る表現

仕事とはいえ、相手からの誘いや提案を断る際には気が重くなるものです。あなたはいかがでしょうか。

無下に断ってしまっては相手の心象を悪くする可能性があります。それが、あなたやあなたの会社のレピュテーションを損なうかもしれません。

それだけに、丁寧に相手にお断りを伝える技術は身につけておくべきです。

丁寧な断り方の事例として、以下のような文章構成をご紹介します。

なお、カッコ内の中身はあなたの状況に応じて変えてください。

Dear [Name],

Thank you for [your proposal/ update/ etc.]

We've decided we would not proceed this time primarily based on where we are with our current [plan/ situation/ etc.] Of course, we believe that [your product is useful and will help streamline our internal processes.] So let's definitely stay in touch and will look forward to the possibility that we can catch up in person later this year.

この文章ではまず、相手の提案に対して見送る旨の結論を先に伝えます。これは結論を先に伝えるというビジネスメールの基本です。そして、見送る理由も添えます。理由の説明は簡単なもので十分です。

ただ、その後に相手の立場を尊重するメッセージを加えてください。上の文例では、相手の製品が私にとって有用であることを認めてあげています。そして、引き続き連絡を取り合うことを提案しています。

このような対応によって、相手の心象が悪化することを避けているのです。

スマートにメールを締めくくる表現

英語のメールでは締めくくりに添える言葉があります。一番よく使われるのは"Best regards,"でしょう。

そして、それに加えてより丁寧に相手への敬意を示す表現があります。あなたもこれらの表現を使うことで、相手先からの印象を良くすることができます。

それでは見てみましょう。

  • You have my sincere well wishes.

  • In the meantime, let me wish you and your family continued good health, warm friendships, and prosperity.

このような表現はネイティブでなければ思いつかないものです。私も、メールで初めて見た時はとても強烈なインパクトを受けました。

そのまま使っても良いですが、あなたなりに変化を加えても良いです。

例えば:

Wishing you continued good health and prosperity.

などのように主語を省略するなどして少しカジュアルにすることも考えられます。

ここは場面に応じて工夫してみてください。

結論

ビジネスのやり取りでは、幅広い場面に対応することが求められます。

お悔やみの言葉を送る際には"Condolences"を思い出してください。"Thoughts and prayers"も常套句です。

相手の提案を断る際は、思いやりを示す文章構成を考えます。ストレートに断るだけではなく、その後のフォローを添えてください。

また、メールをスマートに締めくくる表現は多くあります。今回は私が受け取った中で印象的だったものをご紹介しました。

過去のブログも参考に、ぜひあなたのビジネスにも活かしてください。

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