平塚市議会傍聴記 01

2024年5月13日 議会運営委員会

ガチャピン(記)

本日の議会運営委員会では常任委員会の委員長ポスト決めがあると聞き、会派の本音が見られて面白そうなので傍聴に出かけました。
私は10時〜12時、13:30〜15時頃まで傍聴しました。
傍聴人は午前3人、午後2人だけでした。

平塚市議の会派の内訳

清風クラブ(自民党)8人、公明ひらつか5人、湘南フォーラム(労組系)5人、しらさぎ・無所属クラブ4人。
清風、公明、湘南フォーラムは市長与党です。

議会の様子 ~マナー違反、威圧、議論の非合理性~

市長与党によるしらさぎ会派たたきが目に余りました。
しらさぎ会派の江口議員が発言している途中での片倉議員の不規則発言をカウントしたところ、午前に5回、午後に4回でした。
「おかしいよ」「遅延行為だ」「今持ってきただろう」「無効だ」などと隣で大きな声で発言し、威圧的でマナー違反だと感じました。片倉議員のこのような態度は日常茶飯事なのです。この不規則発言に対して、諸伏委員長(清風クラブ)は一度も制止しなかったことに違和感を感じました。
いじめを見て見ぬ振りをする行為もいじめへの加担です。

午後に行われた常任委員会の正副委員長決めの際に、環境厚生の委員長を希望したしらさぎ会派に対して、片倉議員は「しらさぎは4人しかいないから、委員長ポストを取ると発言しにくくなる」という奇妙な理屈で、しらさぎ会派に辞退を促していました。

環境厚生委員長のポストに、湘南フォーラムとしらさぎが手を上げているのですが、5月20日の委員会で選挙をして決めるのだと委員長が発言しました。
江口議員は「ポスト決めについて昨年から話し合いで決められなくなり、数の暴力です。断じて許されない。」と抗議しました。

湘南フォーラムとしらさぎが選挙で争えば、しらさぎが不利なのは自明です。なぜならば市長与党は湘南フォーラムに投票するからです。
一昨年までは常任委員会ポスト決めは話し合いで行っていましたが、昨年から委員会条例に基づいて選挙で決めるという流れに変わってしまったそうです。

平塚市議会 傍聴の意義 ~理不尽なことをさせない~

市民が傍聴に行くことは、外の常識的な目線が入るということです。平塚市議会の、特に傍聴者の少ない常任委員会には風通しの良さが必要だと痛感しました。

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