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イラスト 黒の団より バジル

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 バジルに限った話ではなく、黒の団の現団員ってほとんどまともに色塗りまでした絵を描いたことがないんですよね。実は。

 主人公周辺に比べれば登場回数が少ないのは致し方ないにしろ、主人公たちと敵対しているのだから、立場的には彼等と同じかそれより強大であってしかるべきで、魅力もまた負けないものであることが理想だと思うんですが、鉛筆でのらくがきは確かに何度か手元で量産してきたのに、なぜ色塗りされたイラストまで昇華せずにきたのか。

 その理由は色塗りした瞬間に理解しました。彼等の服装、真っ黒で、めちゃくちゃ色塗りしづらいんですよね。シンプルだからこそ濃淡での表現が主になるけれど失敗が許されない感じ。

 でもそうはいってもね。バジルなんて、ウォルタ編からいるんですよ。圭よりもよっぽど古株なんですよ。流石にごめんな、と謝りたくなりました。

 色塗りは恐かったですが、楽しかったです。水彩で黒に太刀打ちするには、黒い絵の具をそのまま使うのではなく混色による黒を使うのだという基本のきを実感。

 そういうわけでとにもかくにも黒の団はイラストが皆無なので、しばらく彼等の新規イラストを連ねていく「余白」にしたいと考えております。よろしければお付き合いください。

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