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【撃ち込まれる「プシュ〜。」】

umidas耕作所のutakoです。
一昨日は、町家「本とアートとゆたかな日常」の第9回高砂古民家DIYプロジェクトに仲間入りしてきました。高砂にある古民家をみんなで解体し、ゆっくり時間をかけて新しい空間へと創造してゆくこのプロジェクトは、大工さんから直伝にDIYのいろんな技や知恵を学び、実際に自分のからだを動かし体感する中で様々な驚きや発見がうまれます。

ゆるりと解体していく中で知る建物のこと、じっくり手をかけることで感じる場所への愛着。いろんな方と同じ空間をつくる一体感。いろんな出会いがふんわりumidasされてくプロセス。

なんといっても、つくるってたのしーー、と自分の手がもっともっと色んなものをつくれるってことや、身の回りのいろんなものにつくり手の姿をおもい浮かべてしまうような私にとってはそんな気持ちがふくらむ体験です。

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以前に参加した回は床剥がし!そして今回は、
床貼り!と床つながりの体験は、毎回はじめてのことだらけ‼︎

今回もいろんな道具と初めて出会う。大工さんのことばやたちふるまいがひとつひとつ心に響く。

初めてふれる道具は重厚でカッコよさのあまり手にすると緊張して、1本床板を貼り終える時には汗が額に浮かんでいた。なかなか見たり触れたりする機会のない機械(道具)は、ちょっと危険なハラハラ感。「下手するとケガするよー」って感じがカッコいい。中でもこの「エアガン」は名前の通り空気で撃ち込む銃。なんせ、音がカッコいい!「プシュ〜。」と空気の抜ける音と共に瞬息で狙ったところに5cmにおよぶ釘が撃ち込まれるらしく。一瞬ですら釘の姿を見ることはない!扱ってる側には釘の存在は感じられないくらいすごくエアリー!

この「プシュ〜。」とした手からの体感は体験できてよかった。

床貼りは、床板を長さを図り自分たちで寸法通りに切り、組み込み式になった床板が床の寸法にきちんと合うか仮うちで木槌で打ち込むと組み木のパズルみたいにぴたりと気持ちよくおさまるところにおさまっていく。その後、一度離し、正式に専用のボンドで地と床板をくっつけ木槌で入魂。最後に釘をエアガンで数カ所打ち込んで固定する…そのくりかえし。整然とした美しさと心地よさ。


DIY体験そのものもそうだけど、体験からのインスピレーションも毎回嬉しい産物。

今回はこの「プシュ〜」体験を、いつか演説する日が来た時に、目ヂカラと言葉でこの日の体感を自分流に再現してみようと思った。

もし、ここぞって時は、「エアガン」みたいな演説を。

いいモデルができた。瞬息で心うたれる言葉ってきっとこんな感じ。かろやか かつ インパクト。モデル・エアガン☆

こうして、また妄想のたねがひとつ。

町家「本とアートとゆたかな日常」の高砂古民家DIYプロジェクトの次回はいつ?で、なにをするんだろう?  とワクワク。そして、どんな空間に変化していくのかとても楽しみです。

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町家「本とアートとゆたかな日常」の高砂古民家DIYプロジェクト  https://m.facebook.com/machiyayutakananichijou/









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