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「Imagine:妄想の雲海」
umidas耕作所のutakoです。
"妄想の雲海"があるとしたら色は朝焼けの雲の色、これはumidas耕作所のある日の集会であるメンバーの方とおしゃべりする中で浮かんだ共通のイメージの世界。
なにかがumidasされる時、違うを起点に話す時、時々ふわーっと話が浮遊した感じになり、私は人ととりとめなくはなすことがわりとすきです。
時々起こるこの幸運の浮遊感。そんな時ためしてみるのが、次にその中でなんだか自分が直感的に惹かれることに焦点をあて相手のことばに耳を傾けてみることです。そうしたら、時々、きらっと自分のイメージに光がともる、そんな気持ちになることが時々おこります。
つかみどころのない雑談の霧の中にぽっと光が灯ると蜃気楼みたいな幻想的な景色が浮きあがる、それを私は"妄想の雲海"のように感じていました。
それは、日常の中で出会える幻想的な景色のひとつ。自分のイメージの世界なんですけど。不思議なことに、その感覚をその日私は自分のことばにして声に出して相手に話してみようかという気になったのです。そうしたら、その景色がよりリアリティをおびる瞬間にたちあえました。
自分の中でちょっと感動的な瞬間。
"妄想の雲海"のイメージ、あの時は、自分のイメージに色のグラデーションが瞬間的にくわわり、なんだか雲に動きがくわわった感じで、どこか目の前の現実にも別のかたちのひらめきとして投影されてくようなワクワクとした高揚感がうまれました。
自分から一度はなれて、自分ではない誰かの発想で世界をみてみる。誰かの妄想にふれる時、自分のなかに広がるまだ知らない妄想にはっと気づかされ、自分の中でなにかが変わりなにかが進化してゆくような…そんな気持ちになるのです。
その行為もまた、Imagine 。
妄想を語らう。
私はそこにアートを感じます。
妄想の雲海をみるような。
妄想の雲海をたゆたうような。
肩の力をぬいての雑談よりうまれる宙をつかむようなその浮遊感がけっこう、インスピレーションの源だったりするかもしれないなぁと、最近、umidasな仲間たちと雑談する中で思う今日この頃です。
それで、偶然、今日思い出したその景色に近いものを、これまで子どもたちと遊ぶ軌跡の中でうまれた絵の中に偶然発見できました。(写真はその絵の一部、色と遊んだ痕跡です。)
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