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ここが変だよギルティクラウンPart3


 ちっす。今日も前回の続きを書いていこうと思う。

 前回の記事↓

 今回は少々長くなってしまったが、話の区切りが良いので第8話から第12話までを一気に語る。ギルティクラウンの前半戦はどうだったのか振り返っていきたい。相変わらずネタバレMAXなのでギルクラ未視聴の人は気を付けておくんなまし。

第8話 夏日:courtship behavior


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 やって来ました水着回。これを見るために生まれてきた。


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 今回の作戦に颯太のヴォイドが必要らしい。だが集は颯太を苦手としている。確かにちょっと絡みにくいノリだよね。悪い奴ではないけど。


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 集の父の墓。彼はアポカリプスウィルスの研究の第一人者だったらしい。そして春夏は教え子だった。これも後に重要になりそうな情報だ。


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入浴シーン。ありがとう、そしてありがとう。


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 一方その頃ダリルは誕生日パーティを父にすっぽかされたようだ。どうやら彼の父は息子に愛情がないらしい。親の愛を受けられず、それでダリルはあんなに歪んでしまったのだろうか。


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 いのりに告白することに決めた颯太。さすがに無理だろう。その隙にヴォイドを引き出すことを狙う。


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 言わせねーよ? 告白の途中でヴォイド強奪。さすがにひどい。


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 颯太の開くヴォイドで基地に潜入。非常に便利。


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 GHQのトップ、茎道局長が何故か集の父のセキュリティカードを使って同じ基地に。謎が深まる。


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 目的の物は茎道局長に一足先に回収されていた。果たしてその正体は?


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 初めて己の思いを吐露する集。雨降って地固まる。これはもう親友と言っても過言ではないかも知れない。(過言か?)このシーンで流れる曲がまたいいのよね。


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 「今更だけどヴォイドってなんだろう?」

 そう問う集。いや本当に今更過ぎる。まあ涯は教えてくれなそうだし、仕方なかったか?

 それとヴォイドは心次第で変化する。これはけっこう大切な情報かもしれない。


 8話時点の評価。面白い。シリアスばかりだと息が詰まるのでAパートに水着回を入れ、Bパートでは情報を小出しにしつつ、集が新たな人間関係を構築。颯太との友情はきっと今後大切なものになるだろう。そのはずである。


第9話 捕食:prey


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 谷尋とその弟。病気が悪化している?どうやらGHQに追われているようだが……


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 ラブコメ開始の図。花音は谷尋を、祭は集を好きなのだが、この恋の行方はどうなる?


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 一方の茎道局長。前回集の父のIDカードを使って石を盗んだことがバレていた。そりゃそうか。


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 集は祭とお買い物。制服デートとか全て遠き理想郷。


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 そんなところにスーパー駆け込み乗車の谷尋登場。せっかくのデートが台無しに。


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 施設で処分されそうになった弟のジュンを抱えて逃亡していたらしい。そして集に逃走のための金をせびる。集はそんな谷尋を助けることに。甘すぎるけど主人公はそれでいい。


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 嘘界&ダリルの襲撃。戦闘中にジュンのアポカリプスウィルスのキャンサー(体から出てるクリスタルのような物)がダリルのエンドスレイブに移動。一体どうなってるんじゃろ?


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 謎空間でジュンと接触。これ以上兄を、そして世界を嫌いになる前に自分を殺すように頼まれる。


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 谷尋のヴォイドでジュンの命を断つ。つらすぎる決断だがこれも王の力を持つ者の宿命か。


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 提供の絵が好きすぎてテンション上がりました、はい。


 9話時点の評価。非常に重い話だったがこれも必要だろう。今後の集と谷尋との関係に注目していきたい。8,9話と集の学校での友人周りの話だったわけだが、どちらもいいエピソードだった。この調子で行って欲しい。


第10話 縮退:retraction


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 前回の件を引きずり、ヴォイドを出せずミッション中に逃げ出す集。さすがに致し方なしか?


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 回想にて写真の謎の少女登場(声はかやのんだった)過去に一体何があったのだろうか。


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 祭だけが癒やし。


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 涯は「あの男」の息子らしい。一体誰のことなのだろうか。そして涯の目的はある女をその手で抱くこと。さらにはキーアイテムとなる「石」があるとのこと(前々回茎道局長が基地から持ち出したもの)情報量ちょっと多め。


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 石は現在茎道局長からGHQ司令官(ダリルの父)の手に。茎道局長は捕らえられている模様。


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 前回のトラウマで殻にこもる集に発破をかける綾瀬。ヒロインムーブである。


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 銃突きつけて協力しろとか最低の悪手では?もうちょっと上手くやれないのか涯は。それとも集に思うところがあるから敢えてこうしている?


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 集を意気地なしと罵る綾瀬。これはいけない。綾瀬、マイナス100億ポイント。誰か集のメンタルケアをしてやってくれ。


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 いのりとのお別れ。もう葬儀社のことなんて忘れて祭とのイチャイチャ学園生活に戻ろう。


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 父親が愛人とイチャついてるシーンを見てしまうダリル。こちらもしんどい。


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 集への愛情(?)の芽生えを感じるいのり。


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 「お前もあいつを選ぶのか」

 やはり集に対して私情を持ち込んでいたようだ。それでパワハラしていたのかも知れない。納得はできないが理解はできた。


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 集抜きで作戦開始。目的は「はじまりの石」の奪取。


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 楽しそうな嘘界少佐。何やらとんでもない罠を仕掛けてそう。



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 大天使、祭にすらビンタされる集。まあこれは集が完全に悪い。


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 茎道局長の狙い通り「はじまりの石」の力が発動。歌を電波に乗せ、大量の人々がキャンサー化。ロストクリスマスの続きを始めることが狙いらしいが……


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 いつも意味深なこと言ってる少年。そろそろ自己紹介して欲しい。


 10話時点の評価。これはギルクラ崩壊の1つ目のシンギュラリティポイントかもしれない。トラウマを抱えた集へのアフターケアがひどすぎる。葬儀社、とんでもないブラック疑惑がここに浮上。そしてその中心にいるのが恙神涯。彼のキャラクター造形に問題があった可能性も。

 ただしストーリー自体は大きく動き、盛り上がってきていることも事実。まだあわてるような時間じゃないかもしれない。おそらく。メイビー。


第11話 共鳴:resonance


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 そこら中で人がキャンサー化。涯もなかなかやばそう。


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 ダリル、混乱の最中、父親を愛人もろとも抹殺。親殺しという一線を超えてしまう。今後どんどん暴走していきそうで恐ろしい。


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 アンチボディズは今回の件を葬儀社によるバイオテロと発表。ツグミまでも集を責める。どいつもこいつも集への当たりが強い。


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 涯や茎道局長の口から出るマナという名前。今後のキーパーソンになりそうだ。


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 涯とは違うやり方で皆に協力を頼むことに決めた集。ヴォイドのことを打ち明ける。祭のヴォイドもここで初登場。


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 葬儀社の皆を助けるため皆に頭を下げる集。なぜテロリストを助けるのかという問いへの答え。

「僕にもなにか出来るって信じてくれたから。葬儀社の皆がいなかったら今でも僕はいなくていい人間だった」

 仲間を助ける理由としては完璧……と言いたいところだが、集って葬儀社にそんなに思い入れ強かったのか?割とひどい扱い受けていたような。少々引っ掛かる。(集のヴォイドがないと困るから頼りにされていたと言えばその通りだが)集は根っからのお人好しということかもしれない。


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 たまたま遭遇した春夏、いのり、涯の三人でウイルスを止めるべく動く。


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 チーム集も動く。美しきかな、友情。この関係が続いてくれたらいいな。


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 いのりの歌の力でウイルスの暴走を抑え込む。原理はよく分からないが、これぞメインヒロインパワー。バックで流れるいのりの歌(EDの曲)が良い演出。


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 皆のヴォイドを使っての強行突破。これは素直に熱い展開。非常に好み。


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 ヒロインを救うべく颯爽と登場。これでこそ主人公。


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 と思いきやいつもの謎の少年の横槍が入る。お前はマジで誰なんだ。


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 何とこいつもヴォイドを引き出せるらしい。ひょっとするとラスボス?


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 謎の少年の攻撃から集を庇って涯が倒れる……


 第11話までの評価。前半の山場。やや引っ掛かりはあったものの、いのりの歌補正と友情ヴォイド炸裂の二重奏によりかなり好印象の回。

 これで全22話の折返し11話まで来たわけだが、今のところかなり面白い作品と言える。(集の周囲のキャラに少々不快要素はあるが、そこまで気になるレベルではない)。リアタイ当時の印象よりもかなり良い。ここからどうなっていくのか、最後まで見届けたいと思う。


第12話 再誕:temptation


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 茎道局長の口から語られる衝撃の事実。六本木フォート自体が1人の少女の心から作られたヴォイドらしい。そしてその少女が桜満真名。おそらくあの写真の少女だろう。


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集と涯はかつて出会っていた?


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 この少年はダートの墓守と言うらしい。いのりを生贄に真名を生き返らせようとしているとか。一体どういうこと?


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 封印されていた過去の記憶が蘇る。写真の左に涯がいたとは。真名は集の実の姉ということだろうか。真名は涯のことを海から来たのでトリトンと呼んだ。


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 いのりは真名と意思疎通を図るために作られた存在らしい。


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 茎道局長が懇切丁寧に説明してくれる。真名は人類で最初に「はじまりの石」に触れたアポカリプスウィルスの第一感染者。いのりの体に真名の魂を入れることが目的。そしてロストクリスマスの続き=ウイルスの感染爆発が狙い。しかし何でそんなことをしたいんだろうね? ウイルスを介しての人類の支配?


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 真名は弟の集に異常な愛情を持っていた?なかなか歪んだキャラクターなのかもしれない。


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  生きていた涯。綾瀬のエンドスレイブと共に助太刀に入る。


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 蘇るロストクリスマスの日の記憶。トリトン(涯)を抹殺しようとする真名。こいつが諸悪の根源説が濃厚に。(ウイルスに冒されていたせい?)


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 集に拒絶されたことがきっかけでウイルスが暴走。


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 涯のヴォイドを取り出し、二人で真名を救う。非常に熱い展開。


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 涯もろとも真名を貫き、彼女の心を救う。最後の集と涯の会話には心打たれた。


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 綺麗に終わったし、これで最終回でいいんじゃないだろうか。いや冗談抜きで。

 

 12話時点の評価。掛け値なしのいい最終回だった。これで次回エピローグをやれば完璧では?本当にそう思う。

 それとこれまで涯にあまりいい印象は持っていなかったが、こういう経緯があったのなら納得。ただ、それでももうちょっと上手く立ち回れたのでは?と言う気もする。とは言えこれまで反目していた二人が組む展開はかなり熱かったので、このエピソードも非常に良かったと思う。


 今回はここまで。お付き合いいただきありがとう。感謝のあまり僕の体もキャンサー化しそう。

 今のところ満足の出来だったギルティクラウン。次回以降どうなっていくのか非常に楽しみである。

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