お金がもらえるゲーム

 ゲームをしてお金をもらえたら楽しくないか? っていう甘いお誘い。

 ディスカバリーでゴールドラッシュという金採掘の番組があるが、
ああいった感じでゲームが作れると面白いと思う。名前は使えないだろうが(笑)
 かつてディアブロ3でもオークションを現金で出来るというものがあった。が、データ改造やBOTの大活躍などで破綻した。それ以降はこういった試みにチャレンジしているゲーム会社はないと思われる。

 当然だよ。不特定多数を相手にしてるんだからぶっ壊されるのは当たり前。お金がかかってるんだから特定数の誰かわかっている人だけを対象にしてやらなければいけない。

 ということで金の採掘ゲームの案を発表します。
 普通です。現実でやっているようなことをそのまま持ってくるだけです。

◇採掘業者登録費用がかかる。
 サーバー毎に月会費や年会費を発生させます。一つのサーバーで管理可能な数を把握しましょう。広げすぎると不正が見つけにくくなります。
 サーバーやシーズン毎に新しく生成された地面の埋蔵量は最初から決まっています。

◆土地登録料がかかる。
 発掘する地域の土地を登録しなければ違法です。年単位で登録料が発生します。土地の埋蔵量リサーチ費用は別途かかるようにします。

◇重機レンタル費用がかかる。
 手掘りであれば重機の費用はかかりません。ですが効率は悪いです。
 最高効率の採金船などは水の豊富な土地でしか使えないし、凍土やそれが溶けた泥の中は大型の重機がなければ無理です。

◆機械には燃料費がかかる。
 洗浄機械を導入すれば効率よく土砂の中から金を発見できます。安くてボロい能力の低い洗浄装置は金を取りこぼします。

◇土地には当たり外れがある。
 実際には昔の川や滝壺などが大チャンスですがランダムでも面白いと思います。景品表示法の範囲内で当たり外れを設定しましょう。土地毎の金の埋蔵量はあらかじめ決まっていてこれにより埋蔵量よりも多かった場合、不正がわかります。

◆自然の猛威が襲う。
 採掘のシーズンは1年の中でどんなに長くても8ヶ月ほどだ。真冬には機械が凍って作業はできない。その際にハンティングゲームを一緒にしてやったら面白いと思います。熊や小動物の毛皮や鹿などの角を売ったりするゲームです。逆にハンティングもしないと夏や秋に熊に襲われたりするというのも良いかもしれません。
 春先は雪解けのために大洪水で仕事にならないのもありでしょう。

◇従業員の給与が発生する。
 一人でも採掘は可能。一人で複数の機械を動かすことは出来ない。優秀な従業員は高く、安い従業員は怠けがち。当然、24時間勤務などを毎日強行すればミスも連発する。

◆トラブルは常に起こる。
 新しい機械は壊れにくいが高い。中古は安いが常に見張っていないとトラブルの素。従業員のミスによる事故もその大きさ次第では政府より「採掘作業の一時停止」が言い渡される。

◇大規模な自然破壊をすると罰金や採掘の停止になる。
 川の流れを変えたり、勝手に湖を作ったりすると政府から「採掘の中止」を求められ原状復帰するまで採掘を認められないことになる。
 しかしなぜか森林の伐採は大きな環境破壊に扱われないことがある。

◆あまりアコギにやらなければ運営は儲かる。
 土地代、重機レンタル、燃料費などで運営は儲かる仕組みができている。なのでプレイヤーもあまり欲をかかずに計画的にやれば年会費以上は稼げるように設計してあげるといいでしょう。
 最終的に現金で支払いをすることが難しければ実際に金を送るというのもありだと思います。採掘量の10分の1とかかもしれませんが、そこは設定次第ということで。

 ということで今回はお金がもらえるゲームについて考えてみました。

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