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旬の季節によもぎ茶を|女性の冷えを根本から解消

よもぎはキク科よもぎ属の多年草で、4月から6月頃がよもぎの収穫シーズンであり、この時期によもぎは最も新鮮で風味豊かに育ちます。ちょうど今月頭から道端でも見かけるようになり、大きいよもぎで1メートルほどになります。
よもぎは、古来から「ハーブの女王」と称され、その効能と効果が驚くべきものです。また、ヨモギは灸のもぐさや漢方薬の原料としても利用され、その価値が認められています。
最近では、その成分から美容や健康に良いと注目され、化粧水や乳液、美容液、オイル、ローションなど、よもぎを使った様々な美容製品が市場に広がっています。また、タブレットやサプリメントでも簡単に手に入るようになりました。
よもぎにはさまざまな使い方と効果があります。例えば、温活の「よもぎ蒸し」で利用されたり、血行促進による冷え性の改善や利尿作用による老廃物の排出、リラックス効果による安眠作用があります。また、豊富な食物繊維が含まれており、腸内環境の改善やデトックス効果、血液をキレイにする効果が期待できます。さらに、クロロフィルの殺菌作用と活性酸素を抑える効能により、シミやしわの予防、美肌や美白効果も期待できます。

よもぎの栄養価

よもぎは、さまざまな栄養素が豊富な緑黄色野菜です。βカロテン、タンパク質、クロロフィル、食物繊維などが含まれ、特にカルシウム、鉄、カリウムといったミネラルが豊富です。ビタミンにおいては、ビタミンA、ビタミンB1、B2、C、Kが多く含まれ、特にビタミンKは野菜の中でもトップクラスの含有量を誇ります。また、βカロテンの含有量はほうれん草の3倍から10倍とも言われ、体を丈夫にし、免疫力を強化し、動脈硬化を予防するなど、健康に重要な役割を果たします。さらに、ビタミンKは止血作用や丈夫な骨づくりに必要な栄養素として知られています。

よもぎの注意点

よもぎは、毒草トリカブトやブタクサに似た葉の形をしているため、自分で採取する際には注意が必要です。特に、ブタクサの葉と微妙に似ているため、間違えることがあるとされています。
日本中に野生で生えており、探せば手に入れることができますが、安全性を考えるとパウダーや乾燥したものを購入した方がより安心です。特に食用の場合は、3~5月の新芽が最適です。
妊婦の方は、過剰に摂取すると流産や早産のリスクがあるとされているため、過剰摂取は絶対に避けるようにしてください。安全性を最優先にして取り扱うことが大切です。

よもぎの乾燥方法(オーブンの場合)

庭や山に自生したよもぎの乾燥をさせる方法を紹介します。

  • ヨモギは明るい色の若葉を選んで摘み、茎などを取り除きます。

  • 水洗いして、しっかり水切りします。

  • 蒸し器で5分ほど蒸した後、冷ます。

  • オーブンで100度で30分間乾燥させ、その後は自然に冷まします。数日から1週間程度で乾燥します。


よもぎのハーブティー

よもぎ茶には、アンチエイジングやダイエット、貧血や更年期障害の改善、体内の血行を良くする効果も期待されます。
急須によもぎ茶を入れて、熱湯を注いで1〜2分に出していただきます。
よもぎ蒸しは、韓国で生まれた蒸気浴で、よもぎの葉や他の薬草をブレンドして煮立て、その蒸気を粘膜に直接当てるものです。天然由来のエキスがゆっくりと吸収され、薬草成分と温熱が女性の冷えに効果的です。これにより、女性の悩みである冷えを根本的に改善することができます。
自分に合ったよもぎの活用の仕方で、四季を感じてみてくださいね。


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