2024.01.03 Day2.A4の紙とB5のノートで自分を知る

 いしかわゆきさんの「1ヶ月書くチャレンジ」の2日目になった。今朝は早くも「めんどくさいなぁ」なんて思考にとらわれたが、今日サボったら三日坊主にすらならない。いっそのことさっさと習慣として身についてほしいものである。さておき、今日のテーマは「今やっている仕事、学んでいること」だ。


「仕事」の概念

 Day1.で書いたように、私は今働いていない。だから今やっている仕事はない、と書くのは簡単だ。しかし、それでは面白みもなにもありゃしない。
 そこで、仕事をもっと拡大解釈してみよう。たとえば、そう、家事とか。家事でいうと、私の担当は風呂上がりに風呂場の床と壁を洗うことだ。浴槽や排水溝周りは母のこだわりがあるので、触らない。その分担でもかなり助かっていると、母から感謝されたことがある。

子供は育つのが仕事、私は

 よく「子供はよく遊んで育つのが仕事」なんて言われることがある。無職療養中の私の仕事は、もしかしたらしっかり休むことなのかもしれない。あるいは、よく食べてよく寝て、よく運動してよく笑って、幸せに暮らすことかも。
 そうして溜めに溜めた気力を、いわゆる「仕事」に使える日がくれば、万々歳というわけだ。

「学び」いろいろ

 しかし私もただのんびりしてばかりいるわけでもない。ここ1年くらい、のんびりペースではあるが英語を少しずつ勉強している。それから、中退してしまった大学の単位を少しでも活かすため、今年は危険物取扱者甲種の試験を受けようと思っている。今度書店にテキストを見に行く予定だ。
 はて。「学び」とは、こういう「お勉強」のことだけだっただろうか?

自己理解の奥深さ

 近頃の私は同じ境遇の人たちと話し合う場に時々出かけている。その場は、生活のスキルを身に着けたり、対人関係について学んだり、それから、自己理解を深めたり、することを目的としている。
 自己理解。これがなかなか奥が深いと感じたテーマが、私の生活の中にあった。

A4のルーズリーフとB5のノート

 紙の規格にはA版とB版がある。私は大学生の頃からA4の無地のルーズリーフに統一して書き物をしていたのだが、最近どうもそれがしっくりこない自分に気付いた。
 そもそもなぜ大学生の私がA4の無地のルーズリーフを使い始めたのかというと、「大学生にもなってB5のノートなんてダサい」というとある教授の言葉を真に受けたから……しかし結論から言うと、少なくとも私には、その理屈は合っていなかった。
 勉強にはB5のノート、クリエイティブな書き物にはA4のルーズリーフ、タスクやメモなどの書き留めはA5のノート、スケジュール帳はA6サイズ。これがどうやら私の体感で使いやすい形状らしいのだ。
 私がA4のルーズリーフを講義で使い始め、そのままあらゆる書き物をA4のルーズリーフで書くようになってかなりの年月が経っている。しかし、ついこの間まで、自分に最適な紙の形どころか、A4のルーズリーフが時々自分にしっくりきていないことにすら、気付いていなかった。
 些細なことかもしれないが、私はこの一件で、自分のことは自分が一番よくわかっているという思い込みは、幻想にすぎないと痛感したのだった。

自分を学ぶ

 話がだいぶ逸れたが、そんなわけで、私は今なにを学んでいるか? ときかれたら、「自分について学んでいます」と答えるだろう。
 幻想ではなく、本当に、自分のことを一番よく知る自分になるために、今日も私はこうして自分語りをするのである。

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