見出し画像

clusterに狭いという感覚を持ち込んだら体験が向上した

メタバースなのに狭い場所。
それはご法度なのでは?と思う時もあります。
初心者がワールド作りの感覚がわからない故に持ち込んだ感覚は結果的によい距離感となり1人でもみんなと楽しんでいる、よりリアルな感覚を生み出したかもしれません。

お硬い話やなんとか理論のようなことは出てきません。哲学もさっぱりでてきませんし、スマートなまとめもありません。ただ箱の大きさで来てくれる方に居心地のいい場所を提供できたというざっくりな感覚のお話です。

狭いは良い距離感を生んだ

主催するイベントmXizmにて

デスクトップ、VRどちらを使ってもイベント時には他の方との距離は近くなります。最初はトラブルが起きるかと心配したのですがアバターの近さに起因するトラブルは起きていません。

みんなが自然とフロアで最適な距離を保ってくれるようになったため心地よい空間となっているようです。

ときどき見たことある誰か

新イベント Night Laundry

リアルの小箱でもある「ときどき見かけてました」なんて話がclusterでも起きていました。店内が狭いのでちょっと歩きまわると誰が居るのか把握できたりします。後にTwitterで友達になっているの見かけると嬉しくなりました。

箱のサイズと距離感が新しい繋がりを生み出すきっかけになるのかもしれません。

1人でもみんなで楽しんでいる感覚

良い距離感とどこかで見たことある誰か。不思議と心地よい雰囲気が生まれ、1人で遊びに行ったのにフロアの大勢と盛り上がって帰ってきた!と言う感覚になるそうです。

ちょうどいいからチョット引く

このサイスが解ではなく、必要に応じて変わってくると思います。むしろ変えるべきと思っています。規模や会場の照明やエフェクト、もちろんコンセプトにおいても。

サイズという感覚においては「ちょうどいいだろうか」からチョットだけ引いた小さいサイズが、結果的にいい体験のプラスを生み出している気がします。

あとがき

偉そうに書きましたが最初は自虐的なサイズでした。当時DJイベントとなると大規模なものが多く、それに演者として参加するため降り立ちました。無名の自分が個人でイベントやってスカスカになるのが怖くて小さい箱を選んだ感じもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?