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【タブー!?】応援技術を一般人に指導中。

私は今、応援団の応援技術を地元高校生、地域住民の方に指導する機会を頂いています。
具体的には発声やエールの型、テクと呼ばれる応援団の動き、学生注目や司会です。

青葉応援団として、地域住民向けの応援ワークショップを開始した当初、私はある疑問を抱いていました。

一般の人に応援団の応援技術を指導・継承するのはタブーなのではないか…?

なんとなくそう感じました。
ほとんどの大学や高校の応援団は厳格な縦社会です。
役割も明確に定められており、下級生は4年生の許可(合格)がないと人前で披露することができません。
4年生からの許可を得るため、下級生は必死になって練習を重ねます。
3年生の終わり頃にようやく許可を頂ける役割もあります。
また、その間、下級生としての雑用や様々な苦労も経験します。

そういった背景があるからこそ、身体的・精神的・時間的労力を省いて、短期で一般の方に技術を指導・継承していくことは応援団的に良いのかどうか、心の奥底でモヤモヤとしていました。

ただ、最近ようやくそのモヤモヤは解消されています。

大学や高校の応援団で許可されているのは、自校の校歌や応援曲のリーダー指揮です。
あくまでそのコミュニティ内での許可に留まり、慶應義塾大学應援指導部の活動に4年間打ち込んでも、早稲田大学校歌を指揮する許可は原則頂けません。

青葉応援団というコミュニティ内であれば、地域住民の方に応援技術を教えることはタブーではない、と解釈しました。


また、地元高校生や応援ワークショップに参加された方の感想を聞いて、嬉しいことがあります。

「さっきよりも声が出るようになった」
「姿勢がよくなった」
「大きな声を出すことが恥ずかしくなくなった」など

応援団の応援技術の体得を通じて、各人の日常生活においてプラスになっていることがとても嬉しいです。
だからこそ、私はやりがいを感じています。

応援団の応援技術が、一般社会で役立つことを多くの人に伝え、体験してもらうことで、応援団による応援文化が広まっていくと考えます。
そうして、応援団やってみたい!と思う子供が増え、大学や高校の応援団が活性化していけば、これほど嬉しいことはありません。

こういった考えに賛同し、応援ワークショップや応援教室で一緒に応援団による応援文化を広く伝えていきたいと思ってくださる応援団経験者の方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂けると嬉しいです。


#応援団 #応援 #指導 #継承 #教室 #ワークショップ

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